あおの華流記

中国ドラマ感想記……というか"萌え"と"愚痴"を語る

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天地剣心〜剣と愛しい人〜 その3

 

 

チョン・イー(成毅)

リー・イートン(李一桐)

 

原題   天地剣心(全36話)

 

 

 

 

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張琦を探すために桃花塢に来た富貴と清瞳。

張琦というのは「淮水竹亭」に出てきた張正の後継者。

このエピソードは前半の山場であり、多分富貴の今後の人生の指針になる話だと思う。

張琦はこの地で妖族と人族が共存して暮らしてゆく世界を築いていた。

さすがあの張正の跡取りだと感心した。

張琦を演じてるのはトン・モンシー(佟夢実)

 

 

 

 

 

張琦の妻だという卿離がなんとなく怪しいと思ったら張琦を裏切っていた。

彼に愛されていたのに、疑り深いというか愛を信じるほど純粋じゃなかったということか。

卿離の計略によって、桃花塢の人たちが巻き込まれて死んでしまった。

張琦はさすがに正義の人で、自分で卿離を始末すると命に変えて桃花塢を守ろうと、自分の血肉を持って結界を張り、今後はこの地を守っていくと誓って死んでいった。

 

 

 

 

 

いい人ほど先に死んじゃうのはなんとかならないのか?と思ってしまいます。

脳裏に浮かんだのは張正@ディン・ユーシー(丁禹兮)です←「淮水竹亭」を見てね

張正は二人いて、病弱でいながらも正義の心を失わなかった本物の張正と、その彼に身代わりを頼まれながら不幸な生き方をずっとしたまま死んでいった偽の張正。

二人とも誠実で、義侠芯があり、正義の人だった。

後を託された張琦も同じような人で、過去の二人のことも頭を過り、三人の死が重なり泣いてしまいました。

 

 

 

 

父親の命で張琦を連れ戻しに来た富貴でしたが、彼の死を見送りました。

富貴はこの一連のことで、人も妖もそれぞれ善悪がある。

それは種によって決めることではなくて、個々の問題であると過去にも感じていた思いを新たに強固にしたように思える。

父から託された思いや使命を理解して尚、自分の考えを貫く決心をしたと思う。

桃花塢では清瞳の事を思いやり心配もして手放していた。

清瞳も富貴の日常を心配しながらも彼の気持ちを汲んで別れを受け入れた。


 

 

張琦や富貴の心持ちを思うとどうにも父親の弘業のことがわからない。

彼は前作では息子たちと同じ理想を固く持っていたようだったのに、妻や仲間を亡くしたからといって、彼らと誓った言葉は投げ捨てるのか?

まるで別人で同一視が出来かねる。

このドラマを単体で見た人には違和感がないと思うけれど、シリーズを愛してきた人には受け入れがたいんじゃないだろうか。

ドラマの評価として、富貴@チョン・イー以前の問題で、この父親が足を引っ張るというかマイナス要素が大きい。

月紅編でチラッと出てきた時も共存を望んでいたと思うし、この話に出てくる王権弘業のキャラがブレ過ぎていて受け入れ難く感じて違和感。

不快に思う原因で、悪役でもないのに不快に思えるのはドラマ全体の評価を下げると思う。

このキャラ設定はどこから来たのかと不思議に思う。

 

 

 

 

 

脚本家もしくは監督は「王権弘業」という人間をどんな風に捉えて今回は作ったのかと理解に苦しむ。

悲しみから偏った人間になってしまったなら、そんな男だったっけ?と過去作を侮蔑されたようにも感じるし、富貴の素晴らしさを語る前にこの父親の豹変が気になりすぎて違和感しか感じない。

シリーズとして成り立たせる気があるのか?と疑いたくなる。

 

 

 

(続)

 

 

 

 

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