チャオ・ジンマイ
ジャン・リンホー
原題 度華年(全40話)
前回の記事はこちら↓
最初の記事はこちら↓
ネタバレな感想なのでご注意!
結末まで感想ネタバレしてます
キャラクター生死を含めネタバレOKな方のみどうぞ
皇帝が突然狩りに出たのだけれど、誰が誰の敵なのかわからない混戦?混乱状態。
李川と李容が刺客に狙われ、柔妃の息子第二皇子も毒に倒れる。
誰も彼もが疑心暗鬼の中、柔妃の息子はどうやら皇帝自身が殺そうとした模様。
なんでだ?
柔妃がおバカなことをして皇帝に毒を盛ってたから?
しかし皇太子を排除したかった皇帝にとって第二皇子は大事な駒だったのでは?
何しろ男子は二人しかいないんだから……よくわからん思考だ。
崖から落ちた李容と追いかけるように落ちた容卿は洞窟で二人になる。
李容に過去の話をする容卿。
李容に毒を盛ったのは李川だった。
そしてそれを黙って見逃したのは容卿と上官雅。
この話にショックを受けた李容は李川ではなく第二皇子を擁立することも考えて上官雅と意見の対立になる。
そして李容の妊娠の発覚。
第二皇子は毒のせいで死んだのだけれど、柔妃たちは替え玉を用意していた。
わかっていてそれを咎めない皇帝とかね。
なんだか今回もクズの集まりです。
そんな中、容卿は兄の容華に、
文宣は容華に過去(前回の未来)の出来事の詳細を話す。
当時、李川を取り巻く状況は全く良くなくて、いわゆるプレッシャーばかり。
結婚したくないのに上官雅を皇后に迎え、二人は周りからの圧力で媚薬まで使って子供をつくる羽目に。
しかし子供はできない。
二人の仲は益々冷えきる。
秦真真は殺され、貴族との軋轢、李川の理解者は居なくて孤立するばかり。
周りが信じられずに最後は姉のことまで疑った。
上官雅も実家からの圧力と李川との不仲に焦り、容華との間に密かに子供を設け、皇帝の子だと嘘をつく。
李川は貴族を追い詰めて全滅させる勢いで、母親も自害に追い詰める。
その後蘇家の悲劇が訪れた。
李容は翌日、李川に会いに行った。
今の李川は過去の彼とは違って穏やかだった。
李容は「悪夢を見たの」と言い、「私はあなたに殺された」と告げた。
李川は笑って「私はあなたを傷つけない」と言い、幼い頃の思い出話をした。
息子を皇太子にすることだけ考えて、厳しいだけの母親に姉弟で助け合って慰め合ってきたこと。
李容は目の前の弟は優しいだけの弟なのだと思うが「もしあなたが今後、非道な人間になったらどうすればいいの?」と問うた。
すると李川は剣を抜き、姉に差し出して「もしそうなら今すぐ自分を殺してほしい」と告げる。
李容は李川に「私はあなたが信じられないのじゃなくて人間の本質が信じられないの」と告げて、今自分達の周りにある危機を告げる。
そして自分はここを去ること、悪夢が現実にならないことを願っていると告げる。
李容は文宣に残ることを勧めたけれど、文宣は李容と一緒にいることを選ぶ。
ここで終われればいいけど、まだ偽二皇子と容卿が残ってる。
もうどちらが謀叛なのかという、朝廷真っ二つの内戦です。
再びタッグを組んだ?容卿と柔妃が説得した朝臣と組んで皇宮に乗り込んでくる。
李川が皇帝を傷つけたり、何なら殺してたりしてくれてればやりやすかったし、容卿はそんな風に展開を予想してた。
しかし李容と文宣の方が役者が上手、しかも今の李川は全く黒化してない。
父親に呼び出されても怒るよりむしろ悲しんでいた。
自分は玉座に興味があるのではなくて、家族を守りたいだけ。
どうして陛下は自分を受け入れてくれないのか──
李容は父親と似た子供だけど、皇太子は全く考えの違う子供で、この父子は相容れないなと思いました。
続きはこちら↓
いいね!の代わりに投票よろしくお願いします