
チェン・フェイユー(陳飛宇)
ワン・インルー(王影璐)
原題 献魚 (全33話)
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ネタバレな感想なのでご注意!
結末まで感想ネタバレしてます
キャラクター生死を含めネタバレOKな方のみどうぞ
現在日本側メディアでは公式公開されていませんので今後記事タイトルを変更する可能性があります
司馬焦は自由になれるタイミングを狙って実行する。
彼は火の属性?
つまりは火を操る部類みたいなのだけれど、その熱で自分が燃えそうなほど。
しかしその熱を緩和することが廖停雁は出来るようで、司馬焦が彼女に目をつけた理由の一つでもある。
変な女→そして自分の苦しみを和らげることができる女
もうひとつ自分を繋いでる見えない鎖から解き放たれるには自分を死ぬ程弱らせる必要がある。
しかし自殺防止を施されている彼には自分に刃を向けることができない。
そこで廖停雁である。
彼女に人を殺す必要性を教える。
こんな何もしたくない現代女に殺人の手解き(笑)
案の定キョトンであるし、当日も拒否したけど司馬焦にとっては彼女が刃を握ればあとはどうにでもなる簡単なこと。
上手いこと実行して自分に埋められていた呪わしい楔を解き放つ。
廖停雁に至ってはこんなものが彼の中に存在していたことがびっくりであろう。


何から何までよくわからなくて腰を抜かすほどだったと思う。
ぐうたらな生活=幸せと思っていた廖停雁にとってはこの世界に来たこと以上にこの夜に起こったことの方が衝撃だったに違いない。

そんな彼女をどこまでも連れ回してる司馬焦はこの時既に今後も自分の一生を彼女と連れ添うことを決めてたのではないのかな?
自覚してたのかはわからないけど──
もちろん"愛"など分からなかっただろうし、ただこの女は"必要"とは思ったのではないだろうか。
"利用"と認識してたかもしれないけど、他の人間とは区別してる時点でそれは"特別"


呪わしい今まで自分が閉じ込められていた場所を焼き払い、なかったことにするけれど彼女を置き去りにしたり手放すことはしない。



彼女を抱いたまま彼はその地から飛び立つ。

彼らを乗せていたのは蛇兄こと黒廿三。


登ってきた朝日に向かって手をかざしてる司馬焦の姿が切ないのです。


本来なら自由になってよかったね……"エンド"じゃないかと思うんだけど、ここからがスタートなんですよ。
むしろここまでは状況の説明でしかないから。
廖停雁の苦難もここから始まる感じでしょうか。
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