
ジン・ティエン(景甜)
ジャン・ワンイー(張晚意)
原題 似錦(全40話)
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ネタバレな感想なのでご注意!
結末まで感想ネタバレしてます
キャラクター生死を含めネタバレOKな方のみどうぞ
義叔母の肖氏が毎回とんでもない罠を仕掛けてくるけどことごとく最終的に失敗してる。

祖母はこの人自体が悪人ではないんだけど、家の名誉は受け入れるけど、少しでもデメリットあると責め立てるというわかりやすい人物(笑)
肖氏やヒロインの揉め事も都合のいい方を褒めて、都合が悪いと責めるという……
この義叔母の方は二男の嫁ということで、言わば分家。
そのせいかとにかく名誉と金を横取りして優位に立とうとしてる。
名家にありがちな競争心なのかもしれないけど、やることが少しあくどい。
ヒロインもちょっと無鉄砲で強引。
それは前世の記憶があって、色々と回避したいからだとはわかるけど、姜似が無茶をする→余七が陰で助けるの繰り返し。
まだ二人はカップルになってないけど、彼の助けがなかったらどーするんだという余七頼みの行動になってる。
余七はまだ姜似のことを疑っているけど、何かと助けるのは既に好きだからとしか思えない。
前世と同じく兄が狙われて殺されそうになる。
長公主も面倒くさいなら、その娘は母親の権威でわがまま放題、他人の命は蟻ほども感じていない。

蟻の命さえこんなに簡単には奪わないですけどね。
中の人は「星漢燦爛」でも似たような役をやっていて、悪女役しか来なくなったらどうするんだという、要らない心配してしまいました。
まだ序盤なのに大した悪女ぶりです。
兄は助かりますけど、毎度ピンチで大変。

兄と楚楚の距離が近くなったのが収穫でしょうか。
兄の姜湛は自分が弱くては家族どころか自分自身も守れないと心機一転、真面目に武芸を習い金吾衛を目指します。
お兄ちゃんが俄然強く頼もしくなってきました。
このあと、長女の事件になるのですが……向かう途中で妙な展開に。
母親と娘(実は男)が人さらいをして賽昭を攫うという事件ですが、このエピソードが挟まれた意味が不明。

無くてもいい話だと思う。
そして大姉の婚家へ。

家に着く前に姉の家族と出会うのだけれど、どう見ても姑にいじめられている図。
そして母親の言いなりな夫──

しかしどうやらそんなに単純な見かけではなさそう。
姉と賽昭の乗った馬車が暴走して危うく二人が死ぬところだった。
これってどちらが狙われたのか?
姑のいじめがすごいので彼女がやったのかと思ったら、なんと犯人は旦那だったという。
びっくりな話。
しかも、その背後に見えるのはあの長公主の娘の明月。

姉の夫を誘惑して、奥さんと別れたら結婚してあげると唆したらしい。
本当にこんな女を好きになったの?とか疑問が浮かんだけど、奥さんを不貞の罪にしようとしたり殺そうとしたり、びっくりな悪行を犯した旦那は離縁状を妻に渡すことになり、娘と妻を失った。
明月の目的は賽昭で、この旦那を好きなわけないのにまんまと騙されて全てを失ったようです。
しかも後に分かったのですが、この婚家は明月のやらかしを隠すために長公主が冤罪で家を潰し、一族流罪に、その上で皆殺しにされて、本人(元旦那)だけが生きながらえていたということがわかります。
そりゃあ賽昭の姉を苦しめた最低男だとは思うけど、一族皆殺しになるほどじゃない。
本当に人を虫ほどにも思ってない母娘に、見ていて腹が立つ所ではありません。
(続)
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