ウー・ジンイエン
ワン・シンユエ
原題 墨雨雲間(全40話)
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ネタバレな感想なのでご注意!
結末まで感想ネタバレしてます
キャラクター生死を含めネタバレOKな方のみどうぞ
姜梨の思い残したものは陥れられた事への潔白の証明と、反対に継母に唆されて縁を切ってしまった母の実家「葉家」への謝罪ととりなし。
芳菲は明義堂へ入学し、そこで葉家側の従兄弟の葉世傑と出会い距離を縮めます。
以前利用し助けてもらった柳家の娘柳絮とも仲良くなり姜景睿と共にグループで仲良くなります。
季淑然側との陰湿な小競り合いは続き、また李家の次男は芳菲たちとの掛けに負けて退くことに。
皇宮での祝いでも嫌がらせと陰謀は続きますが、肅蘅の助けもあり全て退けます。
この時に、周彦邦の軽薄な思いつきを玉娥に逆に利用されて彼は芳菲どころか若瑶も失い玉娥と結婚する羽目に。
芳菲は婉寧の計略で玉容を的に射殺すことを強いられます。
肅蘅の登場で助けられますが、玉容を的に使う婉寧とか、死んでも構わなさそうな玉容、ヤケクソなのか殺したって構わない風の芳菲とか……みんな何考えてるの?な考えが頭の中でぐるぐるしましたよ。
なんだこの展開。
この辺りから朝廷の陰謀関連へと話は動いていきます。
婉寧は間違いなく肅蘅を殺そうとしてるし、皇帝はそれを案じてる。
李家は葉家を狙って陰謀を巡らせることに。
芳菲は出自の疑いと、命を狙われることの回避も兼ねて葉家との関係修復も目指して葉家のある洛陽へ。
また成王一派の目論見が洛陽にあると思った肅蘅も洛陽へ。
洛陽では商家である葉家を潰そうとする事件と、鉱山に関する陰謀。
これに関係して薛一家が陥れられた裏の理由などを巡ってあれこれがあります。
ここで芳菲は亡き弟の恋人だった女性と再会。
彼女は託された地図を持っていました。
彼女も亡くなり、芳菲は彼女の無念も引き受けることに。
肅蘅とはこの地で再会してから距離がぐっと近くなりました。
花売娘が目のやり場に困っていた、髪に花を差し合う二人。
ちょっとニヤつく肅蘅が可愛く見える(笑)
ここで起こる事件の数々はよくある密かに塩とか鉱山とかの密輸で儲ける。
支援物資を横流しして儲ける役人……etc
これらはもちろん裏に成王とか李家とか、悪い奴らがいるわけで、芳菲の父親も捕まって冤罪を受けていた。
葉家も陰謀で財産を巻き上げられる事に。
葉家ではみんなが芳菲を家族として暖かく迎えてくれた。
従姉妹として登場したのがハー・ホンシャン。
二作連続でお目見えしてしまった。
今回は元気で明るく正義感のある葉家の娘。
芳菲と力を合わせて実家を救います。
家を出て放蕩してると思われてた三叔父は意外にも正義感があり芳菲をあれこれ助けてくれます。
なんかこの地での悪役倒したから冤罪は解決したのかと思ったのですけど、そんなに単純な話ではなかったらしく、父親の冤罪は都で晴らすようです。
そして父親を匿った芳菲は罪人を脱走させた罪になるので、それらも皇帝の前で疑惑を晴らすことに。
色々と大仰な設定はあるんですけど、つまりは都で皇帝や朝臣の前で芳菲が父親の冤罪や自分の潔白を晴らすわけです。
そこには長公主の婉寧とかも乗り込んできて「この女は薛芳菲でしょ」とか言うのですけど、最終的に玉容が「私の妻は死んだので彼女は芳菲じゃありません」と証言する。
婉寧は大暴れするけど、皇帝はそもそも妹の味方じゃないし全て一件落着になりこの場は収まる。
長公主の怒りは収まらないから今後の反撃はあるだろうけれど……
それにしても玉容はどういうつもりなんだろうと思います。
芳菲に対してよほど複雑な思いなんだと思う。
当然認めたくないけど正体は流石にわかっていると思うし。
バラさないのは殺そうとした負い目なのか、まだ好きなのか、違う目的があるのか……
ひょっとしたら本人もよくわからないのかもしれない。
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