ウー・ジンイエン
ワン・シンユエ
原題 墨雨雲間(全40話)
前回の記事はこちら↓
ネタバレな感想なのでご注意!
結末まで感想ネタバレしてます
キャラクター生死を含めネタバレOKな方のみどうぞ
姜家の家族の力関係の把握からしていく芳菲。
自分のところに潜り込んだスパイは自由にやらせながら操るし、妹と従姉妹は良くも悪くも世間知らずの我儘なお嬢様なので敵じゃない。
面白いのはちょっと変わった従兄弟の姜景睿@ホー・フォンティエンの方です。
この子は最初、頭の悪いお邪魔キャラなのかと思ったのですけど、そうじゃなくて正義感の強い芳菲たちの味方なのでした。
ピンチの時にそれとなく手助けしてくれる、スーパーな存在ではなくても自分の力の及ぶ範囲でさりげなくサポートしてくれるとてもいい子です。
邪悪な人間が多い姜家では珍しいタイプ。
この子の両親二叔父夫婦も人柄の良い人なのでそういう人たち。
三叔父夫婦とその娘の玉娥は人心卑しいからやはり家庭の問題なのか?
そしてもう一人の人物、姜家の人間ではないのですが元々は姜梨の許嫁だった周彦邦。
彼は姜梨が貞女堂へ追いやられたあとに季淑然の娘である姜若瑶の婚約者にスライド。
仲良くやっていたようですが、芳菲が現れてからは目移りしたようで、機を見ては僕は君の婚約者に戻ってもいいよとか言い出すんです。
子供の時の許嫁だし、もちろん芳菲にとっては見知らぬ人。
しかも妹と仲良くやっていたのに急にちょっかい出してくる男なんて信用ならないのに、この男どれだけ自惚れてるんでしょうね。
そんなに自信があるのか?
一方、スーパーヒーローの肅蘅です。
演じてるワン・シンユエの年齢見てびっくりです。
まだ23歳とは思えぬ落ち着き。
ヒロインとは一回りくらい違いますかね。
そうは見えませんウー・ジンイエンも若く見えるけど、このカップル違和感なさすぎなのは度外れた彼の落ち着きぶりだと思います。
落ち着きすぎでびっくりしたのは過去に「鳳囚凰」の時のソン・ウェイロン。
あの時彼は二十歳前でびっくりした記憶。
それ以来の驚き。
「寧安如夢」の役も落ち着いてましたよね。
今回改めて「ワン・シンユエ(王星越)」恐るべしと思ったわ。
しかもソン・ウェイロンの時は配音だったけど、ワン・シンユエは原音ですよね。
この声がまた落ち着いているんで驚く。
今後が楽しみ。
その肅蘅ですけど、彼は薛芳菲を前から知っていたようで、当然同じ顔で現れた姜梨を警戒してます。
肅睿は皇帝が唯一信頼している部下なので、色々なことを探っている。
元から薛一家の事件はマークされてたのかも。
現在の肅蘅としては芳菲を警戒しつつ、上手く駒として使えるかどうかお試し中といったところ。
芳菲は姜家の中で、祖母と距離を短くし、父親から憐憫を誘い、継母を牽制しているところ。
頭の良さでは家中で叶うものは居ないので敵無しと言いたいのですが、継母は海千山千なので人生経験が足りないのが今ひとつ。
季淑然は芳菲の排除が中々上手く行かないので、この際縁談で追い出そうとします。
これも芳菲は躱しますが、この時縁談相手として現れたのがこの人@グアン・ユンポン
「夢華録」の陳廉と「贅婿李佑」の印象が強すぎて、人のいい顔が思いうかぶけど、今回はどうも胡散臭い役だった(笑)
でも出番はこれきりかと思ったら、後半もちょいちょい出てきて面白かったキャラです。
話はちょっと戻りますけど、芳菲の元夫が芳菲を殺そうとした理由──
元々は仲のいい夫婦でした。
まだ名もない書生だった玉容との結婚を反対されましたが、芳菲も協力して玉容は科挙を合格官吏になります。
これが運の尽きだったようで、どうやら長公主の婉寧に目をつけられてしまったようです。
既に人のものなのに、婉寧は玉容に付き纏い、まぁ端的に言えば「あなたの奥さん邪魔!」って感じでしょうか?
権力持ってるから力尽くなんでしょうね。
断れなかった玉容を見て最初はこいつも奥さん邪魔だったんだなと思ったんですけど、間男を入れた母親と妹に怒り心頭だったし、泣いて後悔してると思えば、奥さんの思い出を回想ばかりしてるところを見てると、愛してたの?と思います。
それならなんで長公主の言いなり?とかも思うし、玉容の気持ちが今ひとつわかりません。
成王→長公主→李家が謀反人のラインみたいなので、多分玉容もこっちに巻き込まれる予感。
当然こちら側が皇帝と肅蘅→そして芳菲たちのラインになるんだと思われます。
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