チャン・ルオユン
リー・ゴンシー
ガオ・ウェイグァン
チャン・ティエンアイ
リウ・ドゥアンドゥアン
原題 雪中悍刀行(全38話)
最初の記事はこちら↓
ネタバレな感想なのでご注意!
結末まで感想ネタバレしてます
キャラクター生死を含めネタバレOKな方のみどうぞ
2周目です。
最終回を見たのが今年の初め?
半年ほどしか経ってないので、見返すには早いペースだと思います。
でも面白かった。
人物多い作品は面白ければ見返した方がわかりやすいのでむしろ2回目とかの方が面白いです。
この作品は絶対に見返すと思って録画消してなかったのですが、今回は家族とともに見たので倍速ではなく等倍速だったのでちょっとまどろっこしかったのですけど。
それでもあっという間に見てしまいました。
先が気になる作品はずっと見ていたくなるんですよね。
数カ所はあれ?こんなシーンあったっけ?と思いましたけど、概ね見逃さず見ていたようです。
「慶余年」と同じように先が気になり、また次々と事件や場面展開があってスピード感があります。
その癖説明不足に陥ることもなく、「続き」があるということを除けば、このシリーズ内でちゃんと補完している優秀な作品だと思います。
ここまで面白く、期待させる作品はやはり数少ないと思います。
こういう作品を見てしまうから雑な作品を残念に思ってしまうのですよね。
画面の作りも大事ですが、やはり私は作品は1番が脚本に注目してしまいます。
ストーリーの展開、運び、キャラの活かし方、これが大部分の評価になります。
その次に画面の作り、キャストなどになりますけど、脚本が良ければそれらは見逃せる範囲です。
原作が読めないので、そちらとの比較は無視することになりますけど、ドラマしか見てない者として語るなら1番の注目は徐家の面々です。
優秀で善良な子どもたち↓
非常に個性的、しかも養子まで含め皆優秀。
養子の二人と食客のお姉さん
従っている侍女やら侍従やら護衛やら、そこまで含めても優秀かつ個性的。
飽きさせない理由のひとつだと思います。
これだけの一族を作るパパ、どれだけ優秀?
フー・ジュンの演技も相まって、パパへの興味が止まりません。
パパの物語が見たいと思うほどです。
さらにパパが匿っていた達人どれだけ居るの?
もーびっくりですよ。
キャラを掘り下げたらどれだけの話が出来ることやら。
『時代劇』となると、史実ものでなくともやはり『人物史』は重要だと思うのです。
黃さんなんて出番は全体からしたら少しなのに、ずっと出てたような存在感。
もちろん主役の魅力は一番大切ですが、面白いと思えるドラマはやはり脇役が秀逸です。
特に今回のようにその名前をあげろと言われても沢山居すぎる場合はどれだけ優秀なんだと思います。
複雑怪奇なのではなくて、そこに現れただけで存在感もあり、セリフや動きでまた魅力が増すキャラたち。
もちろん役者さんたちの演技や魅力が大切です。
最初に述べたように徐家とその周りの人々。
メイン以外で気になったキャラ
林家探花@チャン・ティエンヤン
敵として登場したのに、味方になって、しかも本人の意志はどーなの?と言った複雑なキャラ。
しかも物悲しいまま終わってしまって、感情的に消化不良。
趙楷@リウ・ドゥアンドゥアン
この人も同じく、物悲しいキャラで……
だけど魅力的だったから「え?死んじゃうの?今後続編で出てこないの?」とちょっとショックでした。
徐家の姉弟たちとパパは二部があっても変更しないでほしい。
弟くんが成長しすぎちゃうけどなぁ。
ちょっと惜しかったのは陳芝豹@ガオ・ウェイグァンの出番が少なかったこと。
主役の徐鳳年が外遊ばかりしてるから仕方ないのですが、彼の出番があまりなかったことは損失な気もします。
多分今後重要な位置に居ると思う。
最後の「義母上のために来た」って言うセリフがカッコよくてちょっと感動。
まだどうなるのかもわからない続編。
こちらも見たいんだが、どーして「慶余年」とダブルで待たされないといけないのかとちょっと腹が立ちます(笑)
(完)
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