
ソン・イー(宋軼)
チョン・レイ(丞磊)
原題 与晋長安 (全38話)
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ネタバレな感想なのでご注意!
結末まで感想ネタバレしてます
キャラクター生死を含めネタバレOKな方のみどうぞ
現在日本側メディアでは公式公開されていませんので今後記事タイトルを変更する可能性があります
黎霜が国に帰ると、皇帝もちょっとは冷静になったのか?
しかし冷静じゃないのは朝廷の役人たち。
自分たちは安全なところにいて文句だけ言うのは、いつの時代もどのドラマでも同じ事。
何ならリアルな世界でも同じ事。
父将軍は和平を取り戻した英雄だけど、黎霜はそもそも敖登を逃がした犯罪人とか言い出した。
しかも実子じゃないんだから黎家から追い出して処罰しろと言い出した。
見てるみんなが「何言ってんだ!クズども!」と突っ込んだと思う。
皇帝も呆れて怒ったが、皇帝は黎霜を贔屓してるとまで言われたら黙るしかない。
なんだこの国、死んだ黎威将軍が聞いたら泣くわ。
黎霜の方はあれこれに疲れてるから責任取って死ぬつもり。
晋安とは二度と会えないと思ってるしね。
皇帝のところには、早く彼女を殺せと催促の山。
黒化から抜け出した皇帝が今考えてるのはどうやって黎霜を助け出すかだけだよね。
これはあれしかない。
時代劇あるあるの「仮死の薬」
度々登場するからあって当たり前(笑)
てっきり五霊山の墨引の手配かと思っていたら、宮廷にあるんだって(笑)
その頃何も知らない敖登は兄の皇帝に責任を取るので庶民に格下げしてほしいと願っていた。

てっきりそのまま助けに行くのかと思ったら、何も知らない彼は例のボロ屋に引き篭って隠居生活をしてたらしい。
黎霜はまだ将軍だと思っていたから、自分だけ隠居して思い出にひたっていた模様。
そこへ兄が訪ねてくる。
この二人は皇族なのに本当に仲がいいよね。
皇太后がヤキモチ焼いていたくらいだからね。
兄が知らせてきたのは黎霜が死んだこと。
皇后に奉じられたので皇陵に葬られることになったこと。
敖登は蒼白、飛び出していった。
なにこれ、最後の嫌がらせ?
真実告げずに誘き寄せかよ!と思ってしまいました。
もちろん誘き寄せられる(笑)
この一連のことは必要ですか?
柩守っていた兵士たちは死んでなくても無駄な怪我じゃないですか?
無駄な脚本だなと思ってしまいました。
その後は黎霜が生き返りみんな幸せになる場面ですけど、最後が蛇足が多いと思ってしまいました。
間延びすると嬉しさも半分です。
ハピエンにしてもらえたので評価は上がりますけど、終盤の脚本には不満ありかな。
チョン・レイの今まで見なかった一面は面白かったですけど、このキャラのコミカルな面は彼にはイマイチだった気が……
最初に言いましたけどディン・ユーシーとかが被りましたよ。
コミカルさなら「顔心記」の時のキャラの方が、たまに見せる真面目さが余って滑稽に見えてしまうという……シニカルな滑稽さの方がコミカルで似合っていた気がします。
やはり彼は笑わせにくるキャラよりも真面目な顔に垣間見える笑顔の方が似合っている気がします。
ストーリーがつまらなくなかったのに、キャラに萌えがなかったのよねぇ……
イマイチ納得できてない感じで終わりました。



(完)
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