
チャン・ルオユン
リー・ゴンシー
ガオ・ウェイグァン
チャン・ティエンアイ
リウ・ドゥアンドゥアン
原題 雪中悍刀行(全38話)
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ネタバレな感想なのでご注意!
結末まで感想ネタバレしてます。
キャラクター生死を含めネタバレOKな方のみどうぞ
徐鳳年は彼の母親を殺した犯人の一人が韓大監と見抜いていた。
そこへやってきたのは他の姉弟たち。

徐家の四人姉弟が揃い敵討ちの舞台が整う。
長姉が見守る中、戦いが始まる
他にも、もう出番はないと思った白衣のおねーさんも登場。

そしてイマイチ出番の少なかった陳芝豹もやってきた。

有り余る戦力が勢揃いなんですけど……
彼は徐鳳年と敵対してると思われていたけれど、今回は共通の敵ということらしい。
「義母上の敵討ちのために来た」と言っていた。
ママの善行はどこまでも──
実子と変わらず養子たちも可愛がったのだろうね。
袁庭山に至っては寝返っていたという展開。
裏切られちゃった趙楷。

都に彼の師匠はいます。
彼からの支持。
ここで韓大監と趙楷は死ぬのですが、趙楷がもう2期から出ないと思うとちょっと残念。

こんなに出番のあるキャラだとは思ってなかったのですが、本当に陰キャラで、表裏、陰と陽な感じでしたね。
キャラとしては魅力的だと思います。
彼が演じるキャラは他ドラマでも出番の量に関わらず魅力的です。
四姉弟がはじめて勢揃い。

しかし事が終わればまた別れが……
なんだか悲しかったです。
ヒロインとの別れよりも悲しかった。
心配そうな姉二人と寂しそうな弟。
そして岸から見送る徐鳳年も寂しさと悔しさでしょうか。

仲の良い姉弟なのに分かれなければならない。
なぜならそれは徐鳳年のためだから。
彼が成すべきことをしなければ姉弟は一緒に暮らせない。
彼らの幸せも守れない。
序盤までは父の跡を継ぎたくない、武術も要らないと言い切っていた徐鳳年。
気概だけでは何も守れないとだんだんと悟ります。
知恵も大事、しかしやはり力はもっと大事。
力がなければ何も守れない。
家族も大事な人も世の民も。
父のやり方を厭いながら、自分が何かをすればそれはすべてが父の手のひらの上だった。
パパが本当にすごくて、似た者親子のせいもあるのでしょうが、徐鳳年の考えは裏の裏まで読まれていた。
けれど後半はそのパパの考えも読み切った上で、自分は違う道を行くと困難な道を切り開く。
長い原作らしいのでまだまだ先は長そうですね。
最後までやれるかは疑問だなぁ(笑)
チャン・ルオユンは今回も魅力的な役でした。
シリーズ的に「慶余年」とこれをやるとしたら、いい役(ドラマ)を交互にやれるということで、高視聴率も間違いないだろうし。
ただちょっと文句を言うとしたら、このふたつの役があまりにスーパーではないですか?
見ていてストレスないから面白いのは確かです。
でも何もないところからどんどんラッキーに手に入れていくところが似すぎている。
本人も区別するのに苦労したとどこかにありましたけど、おそらく問題なのは彼ではなくて、似たような役を彼にやらせたスタッフですよね。
共通のスタッフなのでわからなくもないですが、他の役者さんでも良かったのではないでしょうか。
ちなみに「贅婿」も同じスタッフですけど、全く違うテイストになってるのは演者が全く違うタイプだからですよね。
今回も違う演者ならまた違う雰囲気になったのではないかと思ってしまいました。
チャン・ルオユンに不満があるわけではないのですが、彼は上手い役者さんだと思うし、違うタイプも上手くこなせる人だと思うのです。
「天地に問う」とか良かったですよね。
似たような役ばかりやるのは役者さんにとってあまりプラスにならないのでは?と思ってしまいました。
イメージ固定と言う意味でも。
しかも長くなりそうなシリーズ二作抱えるとか、マイナスになりかねないと思います。
これを制作した当時は「慶余年2」もまだ未定でしたよね。
この続きはもちろん見たいです。
そしてほかの役も……
暇がなさそうで心配です。
とにかく今は「慶余年」と「雪中悍刀行」を完結させてください←そのせいで他のドラマに出られないのも彼にとっては逆に損失な気がするのですが……
「慶余年2」の次に何が来るのかわかりませんが、彼の新作に期待して──
最後になってしまいましたけど、ものすごく面白かったですよ。
見ないと損すると言っておきましょう。
既に頭から見直したくなってます。
機会が出来たらぜひ見ていただきたい作品です。

2周目の視聴感想記事はこちら↓
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