あおの華流記

中国ドラマ感想記……というか"萌え"と"愚痴"を語る

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『雑記ブログ』にて記事にしています

九重紫(きゅうじゅうし)その4

 

 

モン・ズーイー(孟子義)
リー・ユンルイ(李昀鋭)

 

原題  九重紫 (全34話)

 

 

 

 

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ネタバレな感想なのでご注意!

結末まで感想ネタバレしてます

キャラクター生死を含めネタバレOKな方のみどうぞ

 

 

 

 

 

 

前世での夫、魏廷瑜との縁談が持ち上がるけど、彼女は当然死んでも回避したい嫌悪感があります。

そしてもう一人、腹違いの妹の存在。

 

 

 

 

 

賽明、彼女は前世ではヒロインの夫と不義密通をして、両親が賽昭の母親を殺したと明かした妹で、いわば敵の立場だった。

しかし今生では、賽昭が子供の頃に継母の王映雪の裏の顔を暴き、父親が怒って王映雪に罰を与えたこともあり、妹の性格がまるで変わってしまいまるで違う人間になっている。

今生の妹は大人しく素直で気弱。

母親が毒親の状態なので、彼女はむしろ犠牲者といったところ。

賽昭のことも離れて育っていたのに姉と慕ってくる。

最初は戸惑っていた賽昭でしたが、この妹のことは守ってもいいと段々と思います。

むしろ母親の犠牲で可哀想だと同情してくるようになる。

賽昭が魏廷瑜との結婚を逃げている間に、賽明と魏廷瑜は愛し合うようになる。

 

 

 

 

 

今回はこの二人は純愛でもあるのですが、魏廷瑜の本質が良くない。

悪い意味でお坊ちゃん。

幸せにはなれないと妹に忠告するのですが、彼女は聞きいれない。

この件にだけは頑固なところを見ると、人の縁は不思議なものだと思ってしまいます。

賽昭にも鄔善という貴公子が彼女が結婚はしないとお断りしても、彼女に尽くしてくれます。

この人はお坊ちゃんながらも気骨のある人だった。

自分なりに彼女を守ると誓ったのでしょうが、巻き込まれて処刑寸前まで行ってしまったのは、死ななかったけど巻き込まれ過ぎだろうと気の毒になってしまいました。

賽昭の方は彼に一ミリも感情が動いてないのに。

 

 

 

 

 伯父と継母の王映雪はしつこく縁談を諦めてない。

この伯父の賽世枢が思いの他、策士で無駄にやり手なのが不可解。

賽昭の子供時代はそんな風に見えなかったのに、どんどん朝廷の中枢に食い込む。

目標は宰相らしいから、目障りで金持ちの賽昭のことはとことん排除しながら利用もするつもり。

しかし肝心の本人たち、賽昭、賽明、魏廷瑜の気持ちがはっきりしているために、親達の思い通りにはならない。

最後は王映雪も娘の命を賭けた願いに負けてしまい、身代わり結婚を見逃す。

かくして結婚式が終わってみれば、魏廷瑜と賽明のカップルがゴールインしたのでした。

でもこの二人は幸せになれたと思った時から地獄がはじまっていたのです。

 

 

 

 

一方、宋墨の方も大切な伯父の死の真相を追いながら、実父との確執は深まるばかり。

なぜこんなにこの父親は長男を毛嫌いするのかよくわからない。

虐待と言っていい仕打ちなんだけど。

自分が留守の間に母親までもが死んでしまった宋墨はここで父親との関係も決定的になる。

今までは父親なんだからとそれを理由に僅かな期待を持っていたけど、ここできっぱりと"情"は捨てることにする。

何故か父親は息子を殺しにかかってるし、息子は大事な配下を父親に殺されてしまった。

父親に拷問までされて死にそうになった宋墨の髪に白いものが混じっていることに気がついた賽昭は、前世で宋墨の髪が真っ白だったことを思い出し、その理由が家族との確執にあり、宋墨はそのために家族への殺意を持ったことを思い出す。

 

 

 

 

 

結果、宋墨の人生は闇落ちして不幸になり、その最後に賽昭も立ち会い共に死んだのです。

当然彼女はそれを回避したい。

宋墨の父親殺しだけは阻止したいと賽昭は思い、宋墨との仲はその分接近します。

宋墨もまた賽昭を守るために、彼女の身辺から目を離さずに陰から見守ります。

 

 

 

(続)

 

 

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