あおの華流記

中国ドラマ感想記……というか"萌え"と"愚痴"を語る

折腰(せつよう) その7

 

 

ラレイナ・ソン

リウ・ユーニン

 

原題  折腰 (全36話)

 

 

 

 

 

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ネタバレな感想なのでご注意!

結末まで感想ネタバレしてます

キャラクター生死を含めネタバレOKな方のみどうぞ

 

 

 

 

 

 

逃がされた弟が魏府に辿り付き事の次第を知る。

同時に攻められた知らせが届く。

魏梁の死を悲しむ暇もなく戦いに向かう。

妊婦の小喬は見送るだけ。

魏劭も苦戦を強いられる戦いだけれど、留守を狙って蘇娥皇が攻めてくる。

残された戦力は僅か。

出産を終えたばかりの小喬も祖母と指揮をとる。

それでも苦戦してもうダメかと思った時に現れるのは魏延です。

彼は実家で苦労しながらも実力で彼を慕う配下を得て、父親に頼らずとも自分の勢力を持つまでになりました。

大事な魏家のために彼は頑張ります。

 

 

 

 

一方魏劭を待ち受けていたのは、妻を人質に取られて脅されている比彘。

こちらも魏劭が彼に押されてピンチになりますが、それを見ていられなかったのは大喬。

夫を侮辱されて自分を駒に使われて、実家や小喬夫婦も危険に晒されている。

自分の夫が小喬の夫を殺すような事になったら、彼女は耐えられたでしょうか?

そう思うと彼女の取るべき道もそれしかなかったような気がします。

愛した夫に意志に反した行いをさせるくらいならと身を投げてしまいます。

 

 

 

 

卑怯な劉琰はもちろん魏劭と比彘に討ち取られます。

その前に伯父は殺されてましたから、あっさり死にすぎだよと逆に不満でしたけど。

他にも死ななくていい人が何人か死んでます。

小喬の父親も毒を飲まされて失明してたんですけど良くなったのか?

 

戦さを無くし、豊かな生活をするために必要な「治水」そのことに心を砕き苦心したおかげで各地に水が行き渡り、田畑が豊かになりました──というのが結末だと思います。



魏廷はあの実父か死に、後を継いだようです。

家中の者は既に彼に付いていたしね。

祖母は立派になった彼の姿に感無量。

丁寧に出迎え、互いへの感謝で折腰。

 

 

 

 

ドラマは敵同士が婚姻し、歩み寄りながら信じあうまでの絆が描かれていました。

以前書いたように戦闘シーンは序盤と終盤のみで、少なかったとは思いますけど、夫婦間の関係がずっと緊張していたのでスリリングでした。

退屈することなく最後まで見られた数少ない作品だと思います。

良作でしたね。

主演の二人がそれぞれのキャラにとても良く合っていて好演していたと思います。

すぐにでも見返したい思いにさせてくれました。

まさしく「折腰」

この言葉の意味を改めて考えさせられたドラマでした。

心からの折腰が感じられました。

 

 

 

ラレイナ・ソンは過去一良かったですね。

 

 

 

 

リウ・ユーニンも見るたびにこれが一番と今のところ思っているので、今後も楽しみです。

今年上半期に「一念関山」とこのドラマが見られたのは本当に良かった。

どちらも好きです。

彼に似合ってるキャラクターだと思いました。

公式日本語できたら必ず見返したいです。

 

 

 

(完)

 

 

 

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