あおの華流記

中国ドラマ感想記……というか"萌え"と"愚痴"を語る

折腰(せつよう) その5

 

 

ラレイナ・ソン

リウ・ユーニン

 

原題  折腰 (全36話)

 

 

 

 

 

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ネタバレな感想なのでご注意!

結末まで感想ネタバレしてます

キャラクター生死を含めネタバレOKな方のみどうぞ

 

 

 

 

 

 

二人が出会って一年が過ぎたようです。

今やラブラブだけど、一年前は嵐の中二日も城門外で取り残されて死ぬところだったのよ。

一年で素晴らしい進歩です。

殺すか殺されるかと言うような殺伐とした関係だったのに。

 

このドラマ戦闘シーンは序盤と終盤しか無いのですが、それに匹敵する空気感はずっと漂ってるので緊張感がずっとあるんですよ。

二人の関係が常に戦闘態勢(笑)

しかし小喬の人間性が魏劭だけでなく、魏家すべての人に知れ渡り受け入れられたのは凄いことです。

 

逆に小喬の祖父の一周忌を機に、位牌と祭壇を作ってあげるなんて信じられない進歩ですよ。

喬家など皆殺しだと息巻いていたのに、その憎い相手の供養をしてあげるなんて、どれだけ奥さんが可愛いのか(笑)

 

 

 

 

 

喪が明けたと言うことでベッドインです。

そしたらあの二人が邪魔してきた。

劉琰と蘇娥皇です。

一旦引っ込むこともなく、折り返してすかさず攻めてきました。

しかも──

馬鹿に早いと思ったら、以前実家が万が一攻められた時を心配して小喬が非難路的に掘らせた抜け道からやってきたのです。

今となっては不必要なものだったのですが、その事を魏劭には告げていなかった事は裏切りに等しい行為でした。

過去の事を考えて魏劭も一定の理解はしています。

ただ胸中は複雑だったと思います。

すべては自分に非があると思った小喬は必ず貴方を助けるからと言います。

 

 

 

 

 

魏劭が戦さに出発。

小喬も大喬が暮らす博崖へ援軍を頼みに行く。

大喬の夫になった、駆け落ち相手の比彘は高い戦闘力を持っていて、流民たちをまとめて、今や勢力を持っていました。

それで小喬は大喬に助けてほしいとお願いに来たのですが……

断られてしまいます。

ただ見ていて大喬の言うこともなんとなくわかりました。

魏劭は一国の王だし小喬は王妃です。

大喬にはその勤めが重荷だと思ったから代わりに小喬が嫁いだのです。

つまり大喬は平凡な女。

ましてや今は妊娠中。

苦労を知らない生活を捨てて駆け落ちまでした旦那を、いま平和に暮らしてる生活を捨てて危険な場所に行かせることはできないのは当たり前だと思います。

しかも比彘は武力も素晴らしいですけど、彼一人が向かったところでどれだけの助けに?

彼の引きいる集団は何人居て武器はどれだけあるのか?と見ている私でも思いました。

彼らは元はプロの兵士ではなさそうだし。

数万人に匹敵する働きができる人たちだとは思えなかったです。

彼らは他者を攻めるために武装してるわけではなく、自分達の生活を守るためにやっていることなのです。

 

 

 

 

大喬が──

「私は平凡な女であなたのように世界の平和を助けるような真似はできない、自分の幸せを守るだけで精一杯」という趣旨のセリフ。

その後言った、

「私は妹の貴方が大事だからあなたのためなら死んでもいい、けれどあなたのために私の愛する人を死なせるわけにはいかない」

この言葉になるほどなぁと思ってしまいました。

自分は妹のために死ねるけど、それと自分の旦那を死なせに行くのはまた違う話……というわけです。

 

 

 

 

小喬の切羽詰まった事情もわかりますし、大喬の自分の小さな幸せと平和をささやかに守ってひっそりと生きていきたいと言うのもわかります。

そのために命懸けで駆け落ちしたんだし。

そもそも贅沢な暮らしを捨てて、山奥でひっそりと暮らして、怯えながら毎日を生きていくだけで精一杯の暮らしをしてきた人です。

悪意はなくても、これ以上は無理ですという気持ちが伝わってきました。

ハー・ホンシャンが今回闇落ちするのかそわそわして見てたんですけど、今回はどこまでいっても"小さな幸せを守る女"のようです。

 

 

 

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