あおの華流記

中国ドラマ感想記……というか"萌え"と"愚痴"を語る

幕間番外などで記事にしていた新作情報などは現在

『雑記ブログ』にて記事にしています

大唐狄公案(だいとうてきこうあん) 神探、王朝の謎を斬る その3

 

 

ジョウ・イーウェイ(周一囲)

ワン・リークン(王麗坤)

 

原題  大唐狄公案 (全32話)

 

 

 

 

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ネタバレな感想なのでご注意!

結末まで感想ネタバレしてます

キャラクター生死を含めネタバレOKな方のみどうぞ

 

 

 

 

 

 

「紅亭子」

 

 

 


砂漠で砂嵐に出会う。

懐英が喬泰と馬栄に出会ったのはこの砂漠らしい。

喬泰は先日の事件で脱走兵だったと判明。

リンチを受けたけど無事回復。

馬栄は曹安に嫉妬丸出しで意地の悪いことをわざわざ言いに行ってた。

なぜこの馬栄を女にしたんだろう?

恋のライバルにしたかったのか?

いらん設定なのだけど。

原作本をチラ見した時に、原作ではこの二人は山賊の一味で懐英が最初の任地(今回は蓬莱)に向かう途中で襲ったのが縁のようだった。

もちろん馬栄は男。

こちらのドラマでは二人組でお腹を空かせて懐英を砂漠で襲って子分になった。

似て非なる設定──

 

 

 

 

今回の事件は任地"蘭坊"で善人の李陶が死んだ事件。

一見、自殺だったのだけれど、首に針の穴程のキズがあったところから他殺?ということに。

この地は無法地帯で力で町を支配する者たちで争われていた。

李陶の恋人と思われた秋月@チェン・ドゥリン(陳都霊)

犯人探しでまたあれこれとふりまわされるんですけど、一番怖いと思ったのが「砂蚤」

実際にいる虫みたいですね。

体長1mmくらいで、アフリカとかに生息してるみたいです。

李陶父の愛でていた花から感染したみたいなんですけど、怖すぎる。

大丈夫な人は検索してみてください。

李陶の身体から這い出てくる大量の虫描写(もちろんCG)に恐怖を感じた(恐)

結論としては本当に惜しい人を亡くしてしまいましたということです。

 

 

 

 

「砂漠追凶」

 

 

 


この話はドラマオリジナル?

でもこれが今回の「ウリ」ですよね。

何しろゲストがチャン・ルオユン(張若昀)なんだから。

この刁小官という「刁」と言う字「ちょう」と読むらしいのてますが、調べたらずるがしこいとか悪賢いって意味だった。

事の起こりは韓詠南という男が少女に暴行した事件。

当然訴えられたらのだけれど、彼はその母親を騙して証文を取っており、少女は自分のものという言い逃れをする。

巧妙に証拠を握らせないようにしてるので、有罪にすることができなかった。

少年が韓詠南を刺そうとして捕まる。

彼は乱暴された少女の兄だった。

現行犯で捕まる少年。

非道なことをした男は無罪放免。

この理不尽さに民は怒る。

懐英も自分に腹を立てているが法のもとにどうにも出来ない。

韓詠南の屋敷でまたもや殺人事件、そして逃げた彼を追って懐英は砂漠へ。

 

 

 

 

そこへ現れるのが刁小官。

彼の誘導で次々とぶつかる事件。

それらは皆、理不尽に虐げられた者が報復した現場。

刁小官は「それでも法を建て前にするのか」と問う。

しかし懐英の答えは変わらない。

どんな理由があろうとも法は守らなくてはならず、処罰は法のもとで──

多分この話は狄仁傑の基本を問う話なのでしょう。

彼がどんな事件の前でも自分の信念はまげない。

感情に流されて法を曲げることはないと言いたいのだと思う。

その趣旨はわかるし、当然だとは思う。

だけどこれは脚本が悪い。

この話の流れでは見てるこちらも懐英よくやった!とは思えない事件と結果になってる。

同じ結末としても、こちらを納得させる事件とか結果でなくてはダメだと思う。

 

 

 

 

そしてチャン・ルオユンの刁小官はさすが魅力的なキャラで、演技も抜群に良かったと思う。

しかしこちらも消化不良。

なぜ、この男が懐英を振り回したのか、なぜ最後あんな死に方をしたのかはイマイチ不明な点が多すぎる。

消化不良とか中途半端とか、そういう言葉が頭をよぎった。

なんだろうな、このドラマは毎回こんな感じが残ってしまう。

 

 

 

 

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