ラレイナ・ソン
リウ・ユーニン
原題 折腰 (全36話)
ネタバレな感想なのでご注意!
結末まで感想ネタバレしてます
キャラクター生死を含めネタバレOKな方のみどうぞ
良崖国の劉琰が父親を殺しました。
この男は序盤で小喬を強引に娶ろうとして、小喬が嫌がり魏劭の味方をした因縁がある。
その存在を忘れていたけど、また出てきたと言うことは?
蘇娥皇の陰謀で喬家の事を悪く思わされた小喬の巻き返し待ちかな。
弟を巻き込んだ事件は、小喬の偽弟を使った作戦で荒立てることなく勝利。
ここで出てくるピーター・ホー演じる文人@高愃
え?笑うところ?
ピーター・ホーが文人ですよ。
武術は全くできないんです〜とか言う彼はふざけてるとしか思えないけど。
体デカくて、筋肉凄い、どう見ても将軍でしょ(笑)
素晴らしい詩を書いて小喬を感心させるから、面白くない魏劭の高愃追い出し作戦が笑いを誘います。
戻ってきた彼の体見ちゃって、武術苦手とか嘘ですよね……とか突っ込む魏劭が可愛いい。
自分の体と比べて筋トレ始めるとか、そして高愃に見られて逆にアドバイスを食らっちゃうシーンがお笑いでしかない。
魏劭が本当に可愛い。
ずっと準備されてきた巍国の鹿驪大会がいよいよ催される。
ここに来た劉琰と蘇娥皇が互いを意識してる思わせぶりで「えー似た者同士の悪役がくっつくのか!」と正直びっくり。
安易すぎる展開。
何しろお似合いすぎるから。
その後、弟は魏家の人たちにも好かれて無事に去る。
蘇娥皇も早く立ち去ればいいのに魏劭にいい寄ってるわけ。
蘇娥皇が一体誰の許嫁?だったのか最初ちょっとわからなかったのです。
だって玉佩は彼女と魏劭が半分ずつ持ってるし、どーなってるの?とわからないまま見てたんですけど──
要するに彼女と魏劭の兄の魏保が恋人だったらしい。
兄は死んだわけですが、死ぬ時に形見に自分の玉佩を半分にして片方を弟に渡し、残りの半分は彼女に渡してほしいと言ったみたいです。
揃いになってしまってややこしいじゃないの。
死の瀬戸際の遺言だから仕方ないけど、このややこしい遺言のおかげで蘇娥皇と魏劭が形見が半分こになってまるでペアじゃないの!
そして彼女を頼むと言われたから、魏劭は彼女の事を保護したいと思ってる──と、ただそれだけなんですけど女が割り込もうとしてるもので更にややこしいことに。
蘇娥皇は魏劭と小喬が上手くいってないんじゃないの?と勝手に想像して自分が割り込もうとするけど二人の仲は裂けないわけ。
袖にされた彼女は腹を立てたけど、その時偶然に"魏延の気持ち"に気がついちゃった。
そしてあらぬ噂を立てて波風立てようと画策。
魏延はちゃんと自分の気持ちを抑制してたのに魏劭にバレちゃった。
二人は殴り合いの喧嘩に。
でも絆は壊れないのよ。
苦しむことにはなるけどね。
魏劭と小喬の名声を守るために自分がこの地を去るしかないと決意する魏延。
この時の彼がとても切ないです。
人を好きになるのは悪いことじゃないし、彼はこっそりとその思いを胸に秘めていた。
苦しくてもギリギリこらえてたのに悪女に利用されちゃって関係を壊された。
引き止めた魏劭ですけど、魏延はけじめとして去るしかないと言います。
ここで去る魏延ですけど、ちゃんといい男になって帰ってきますからご安心を──
蘇娥皇のことはさすがの魏劭もこれ以上は我慢できない、薄々おかしいと思ってはいたけど多少は目を瞑るつもりだった。
兄に頼まれたから彼女を無下に出来なかったけど、小喬との仲を掻き回されて貶められた。
大事な従兄弟を追い出す羽目になった。
死人も出てる。
我慢の限界で爆発した。
蘇娥皇の弟を拷問にかけて、全てしゃべらせて白状させた。
命は取らないけど、軍罰と同じように鼻削ぎの刑。
鼻を切られちゃった。
これって「顔心記」でもこの刑を受けたキャラが悩むエピソードがありましたけど、耳削ぎは聞いたことあったけど鼻削ぎは中国ドラマで知ったわ。
しかも女性にって凄い。
額の牡丹の模様についても、自分も兄も偽物だととっくに知ってたぞ!と言われてがっくり来てた。
何もそんなものに頼らなくても魏兄弟は関係ないと思ってたのにね。
本当に人の気持ちがわからない人だ。
どうも実家の家族が酷かったみたいね。
彼女を物のように扱ってた。
だからといって人を陥れていいことにはならないからね。
これをきっかけに蘇娥皇は劉琰の元へ本格的に擦り寄る事に。
似た者同士でくっつくのは構わないけど、陰険で姑息なキャラが二倍になるのはなぁ。
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