あおの華流記

中国ドラマ感想記……というか"萌え"と"愚痴"を語る

幕間番外 鎮魂 ドラマ&原作 感想・考察 その3

 

 



バイ・ユー

チュー・イーロン

 

 

 

 

 

 

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ネタバレな感想なのでご注意!

結末まで感想ネタバレしてます

キャラクター生死を含めネタバレOKな方のみどうぞ

原作についても触れていますのでそちらもご了承ください

……というかどちらかというと原作メインの記事です

すべてのネタバレOKな人のみどうぞ

BL注意!

原作がBLです。 そのような表現がOKな人のみ閲覧してください

 

 

 

 

 

 

一同が汪徵の故郷へ向かいます。

この一件は基本の流れは大筋では変わりません。

趙雲瀾と沈巍のグループが一緒になり目的地へ向かいます。

細かな部分は比べるときりがないのですけど、大きく違うのは原作の天気が雪とか吹雪とか非常に寒そうなことですね。

あとは肝心の汪徵がドラマではエネルギー体みたいになってますけど原作では"鬼"と書いてあります。

でも中国と日本の鬼は違うんですよね。

中国の鬼は日本の幽霊らしいので、大差はないということかな。

 

原作ではこの一連の事が更に詳細に書かれていて結構なページ数です。

汪徵の家族はドラマよりももっと非道な感じで、ドラマは原作を簡単にした感じです。

なのでその件りがが原作は長いです。

汪徵が殺されたことも同じでもうちょっと色々と説明されている感じです。

 

ドラマの印象も数々の事件の中で汪徵の流れが印象に残っていたんですよね。

だから原作はもっと詳細でもうちょっとエグい話だったので更に印象深くなってしまいました。

最初のおばあちゃんと孫の話も悲しかったですけど、汪徵の話も人間の本質というか、奥底の欲望とか、恨みとか、なんか"化けて出る"って表現がわかるような気がしてしまいます。

人間て業が深いというか、底がしれないというか、この世で一番怖いものですよ。

つまりは死んでる幽霊よりも生きてる人間の方が怖いってことです。

 

 

 

 

さてドラマでは一件落着のあと、趙雲瀾が先に帰るねとメモを残して消えましたけど……

原作は違います!

大事件です(笑)

無理な酒盛りがありまして、沈巍を部屋に送り届けた趙雲瀾が送り狼になるところがなんと沈巍も更に積極的、喜ぶ趙雲瀾だったのですが、急に動かなくなった沈巍に驚いて脈を確かめると反応無し。

パニックになった趙雲瀾だったのですが、ちょっと冷静になった。

いくらなんでも糸が切れた人形みたいだった。

急病とか発作とかでも不自然すぎた。

札を取り出し、沈巍の髪を1本抜いて術をかけた。

結果が文字として現れる。

"極邪、無魂の者"

いったいどこから来たんだ……呟くと、

"黄泉よりも千尺下、口にしてはならぬ場所"と出る。

 

慌てて最初に呼んでいた救急車に乗せて病院へ運んだのですが、意識が戻らず医者たちは焦る。

でも趙雲瀾にはこの頃にはわかっていました。

沈巍は泥酔したために"魂魄"が離れてしまったのです。

 

だから酒は飲まないようにしていたのね(笑)

 

 

 

 

趙雲瀾は隠した手の中で霊符を三度燃やしてみたのですが意識が戻らない。

四枚目を燃やしながら呪文を唱えたら、心拍が戻りました。

その後の検査でも異常無し。

 

ドラマではこの大騒動が点滴シーンのみでしたね(笑)

 

趙雲瀾は救急車を焦って呼んだことを後悔しながら付き添いました。

意識が戻った沈巍は

「私、飲みすぎだんですか」と訊き

「心肺停止だぞ」と趙雲瀾は答えて

「俺が騒いでしまったから病院で検査しないとダメだと思う」と言い、

「……斬魂使大人」と続けた。

 

ここで気まずくなったのが実は趙雲瀾で、原作の彼は沈巍に対して今まで押しまくっていたので、恥ずかしくなったようです。

斬魂使を口説いてたのかよ……ということですね。

でも気恥ずかしくなったのはどちらだって一緒だと思います。

正体隠して趙雲瀾の側にいた沈巍も相当気まずいし、そんな沈巍の前でいつもカッコつけていた趙雲瀾も同じ。

「どうして……」と突っ込む趙雲瀾に

「話したら気まずくなりますよ」と沈巍。

「俺だけ気まずくなって面白いですか」と趙雲瀾

しかも沈巍は

「他にも酔って失礼なことしましたか」と

「しましたよ」と、等々……痴話喧嘩レベル。

まぁ気になる人は是非とも原作読んでください。

この一連のやりとりは1巻の終わりの方です(笑)

これがドラマにないなんてね、残念。

でもドラマを見た人はバイ・ユーとチュー・イーロンの姿で脳内再生されるはずですからそれで補完を。

 

 

 

 

 

↓ドラマでの寝ている趙雲瀾を見守る沈巍

 

見れば見るほどこの二人は美しいのですよ。

最初のぱっと見の印象からはどんどん変わっていくのが不思議。

ドラマを見始めた時はそれほどでもなかったのに見ているうちにこの二人でなくては!と思い始めるのです。

原作の方が更に切ないので是非とも読んでいただきたいです。

 

 

 

2巻の表紙↓

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