チェン・シャオ
リウ・イーフェイ
リウ・イエン
リン・ユン
原題 夢華録(全40話) 二回目視聴
初回の視聴感想記事はこちら↓
ネタバレな感想なのでご注意!
結末まで感想ネタバレしてます。
キャラクター生死を含めネタバレOKな方のみどうぞ
一回目に見たときも思いましたけど、面白いと途中でやめられなくて困ります。
でもどんどん先へ観るのがやめられなくなるほどの作品は年に何本もありません。
今回2回目なのにやはり夢中です。
ストーリーも面白い。
思えば、それほどの大事件はドラマの中で起こってない気がします。
誰かさんのオヤジが腹黒かっただけ。
他の悪党もオヤジの腹黒さに比べたら尻つぼみの気がする。
逆にしつこくないというか、恋愛面も大人の恋と言う感じで、最初は距離を置きながらの互いを意識する想い。
カップルの二人の大げさでない静かで強い思いが好感持てます。
私はラブシーンとか全く興味がない人なんですけど、この二人のシーンは毎回本当に美しいと見入ってしまいます。
以前も書いたように、女たちがとにかく強く面白い。
そして脇キャラもとてもいい位置関係だと思います。
味方も敵方も、キャラとして相応と言うか、やり過ぎないというか、好感が持てます。
悪役にも好感が持てるという表現はおかしいのかも知れませんが、正統派と言うか、しつこさというかイヤラシさがない普通の悪役。
ウザくてうんざりだわと言うのがないのです。
欧陽旭には呆れはあるけど、運が悪かったということもある。
けれどヒロインが劇中言ってたように、彼と別れたから顧千凡と出会えたのだしね(笑)
終盤面倒くさいことにはなるけど、残り回が少なくなってからなので、さほどではありません。
最後の最後はやり返せたし言うこと無し。
終盤の問題は急に賢かった主役の二人がおバカになることです。
それまで冷静だった二人が思考停止になるあるあるはちょっとシラけます。
面白いドラマにこのパターンがよくある。
たまにこういう展開があるのですが、それは違和感しかない。
ずっと面白くテンポ良かったので目を瞑る感じかな。
面白さの大半はもちろん主役が魅力的なこともあるけど、脇キャラの活躍です。
活躍というか魅力かな。
主役を喰う勢いの脇キャラが居るドラマはやはり面白いです。
このドラマには何人も居るのでそこが面白いのだと思います。
三娘と陳廉はMVPをあげたいほどの活躍です。
他にも池蟠と仲間たち。
以前から気になってたけど、なんで「将夜」のメンバー多いのだろう?
嬉しいから良いのだけれど。
あとはロケ地というか美しい風景、美しい美術、抑えた映像、どれもが好みで、派手で無い中に落ち着きと美しさがあって映像自体が本当に好みです。
チェン・シャオは沢山見てるわけでは無いけど、とにかくこの役が私は好きです。
最初にクールで格好いい感じから、終盤はなんだか可愛い、おばかになる感じもそれほど嫌じゃない。
大人の恋だからヒロインに甘える感じもとても良いです。
彼女にだから甘えるんだなと。
リウ・イーフェイもそんな役がぴったりで、カップルとしての満足度が高いです。
何度でも見たいドラマです。
大人の恋、大人の物語が見たい人には是非お勧めしたいです。