チャン・ヤーチン
グオ・ジアナン
原題 古相思曲
4話〜最終話(全14話)
前回の記事はこちら↓
ネタバレな感想なのでご注意!
結末まで感想ネタバレしてます。
キャラクター生死を含めネタバレOKな方のみどうぞ
二回目の時には陸鳶の弟の戦死を何とか止めたいとあれこれ画策したのですが、戦死はしなかったものの敵に襲われ死亡。
この時、愛する人(陸鳶の侍女)との別れを扉を挟んで感じていた二人には涙します。
陸時は愛する人を守るために亡くなったとも言えました。
この事実を曲げたいというタイムスリップの典型的な目的というか願いは、どのお話でもほぼむりですよね。
過去は変えられないという鉄則があるとされてるのか……もちろん変わってしまえば未来が尽く変わり大変なことになるからでしょう。
前回見た「開端」でも思ったのですが、違う展開になったときのいわゆるパラレルワールドの人間たちは消失するのか、それとも異次元でそのまま暮らしているのか?ドラえもんの時代からの永遠の謎だと思いませんか(笑)
まぁそんなわけで不言があれこれ思っても策を練っても駄目なわけです。
三回目の時は陸鳶を皇帝の傍から離そうともしたのですが、やはり周りの事情を含め流れがそれを許さない。
あとは彼女の傍で守るしか無いと決心した途端に、現代の自分が心停止を起こし強制送還。
必死で過去に戻ろうと命の危険も顧みず玉佩を探して握りしめたのですが、目覚めたらそこは更に過去の世界。
彼をのぞき込んだ陸鳶は少女の姿でした。
この時不言はもう何をやっても未来は変えられないんだと悟っていました。
ならば彼女の未来に役立つことを──
陸鳶に色々なことを授けたのは不言でした。
この時のことが後に、自分が将来何をするべきか……と陸鳶は知るのです。
現代に戻った不言はおばあさんと再会。
不言も現代(いま)の自分が陸鳶のために出来ることをするべきと思うのです。
時の隔たりの中で二人は出会い、愛し合うには短すぎた時間の流れとハードル。
逆行した時の流れの中で、陸鳶は彼女の信じるべき道を進み、不言は未来で今の自分が何をすべきなのかを知る。
二人の愛は果てしなく遠く離れてて、まさにファンタジーな愛だと思います。
他の誰にもわからない、理解できない、不思議な出来事。
お伽噺的なストーリーがとても良かったです。
WOWOWオンデマンドに番外編として、陸鳶からみた二人のストーリーがありました。
つまりは陸鳶目線で、時間の流れの通りに再編集した26分の総集編でした。
この通りに出会えてたら、短い時間でもまた違った二人になれていたのかも知れません。
「逆行」という試練をひとつ加えたことで悲恋へのハードルがひとつ高くなり過去にあまり見なかったストーリーになっています。
今回主役カプの他に大半の人が注目したと思うのがヒロイン弟の陸時ことチュエン・イールンくん。
名前の発音がカタカナ表示にしてるので違うと思った人はごめんなさいね。
"全伊倫"くんです。
ちょっとだけ検索してみたんですけど、多分初めまして。
過去に見たドラマには居なかったと思う。
今後はあちこちで見掛けそうな気がするんですけど、彼は日本人だと言っても顔立ちに違和感がない。
日本で人気出そうな感じがするんですけどね。
ブログ主は自他ともに認める顔に興味の余りない人。
友人たちがイケメンに騒ぐ中、いつも一人興味なさそうにしてる人です。
芸能人もルックスよりも役柄とかキャラに惹かれるタイプです。
それが中国ドラマにハマってからはちょいちょい崩壊してるんですよね(笑)
いつから面喰いになったんだ@自分
陳情令の二人あたりからかも。
それだけ魅力的な俳優さんが多いのかも。
ドラマ以外の写真を探して見に行ってしまうというのは普段の自分からは余り無い行動なんですよ。
中国の俳優さんには過去に数人居ました(笑)
で、この子はそんな予定外の行動しちゃった一人。
しかし余り情報は無かったなぁ。
次のお目見えを期待してます。
特別編の公式はWOWOWオンデマンドでしか今のところは無いみたいなのですが、youtubeにあったものを以下に↓
こちらは日本語ではありません。