リウ・イーフェイ
チェン・シャオ
リウ・イエン
リン・ユン
ネタバレな感想なのでご注意!
結末まで感想ネタバレしてます。
キャラクター生死を含めネタバレOKな方のみどうぞ
最初から面白い展開に。
威勢のいいヒロインとその親友。
こういう女性は好みです。
ヒーローとの出会いは最初からですが、出会いが最悪でしばらくは犬猿の仲。
しかし向かう方向が一緒のことから災難を二人でくぐり抜け、その間に二人は信頼し会う中に。
二人とも落ち着いた感じで、同じく二人ともとても賢い設定です。
ストーリーなどほぼ知らずに見始めたのですが、出だしから好調。
面白く見始めました。
謎な事件から始まりミステリー要素もある。
ちょっと風起洛陽の雰囲気に似てると思いました。
好みな女性三人ですが、
三人組のこの女性陣、何でこんなに男運が無いのか。
と言うか、男たち酷すぎ。
これを男を見る目が無いからと言うべきなのか迷うところだけど。
時代もあるし、身分のこともある。
一言では言い表せない関係や環境ではあるけれど──
最初から最後までついて回るのが身分と女性という立場。
このところ見てるものに大宋の劉皇后の話も続いてます。
この話も主題の「女が」という話を絡めてると思う。
見てるこちら側がほぼ女性だろうと考えると、頑張れ!女たち!となるのは当然のこと。
キャラがそれぞれとてもいい感じで、しかも恋愛よりも女たちの自立していく様がとにかく見ていて面白い。
三人が寄り添って、喧嘩したときも宥めあい、励ましあい、前に進んでいく様子が見ていて元気を貰える。
途中から4人になりみんなで力を合わせて世の波に逆らい生きていきます。
恋愛も良いけど、それ以外のことが良くてとにかく先が見たくなった。
仕事を通じて強くたくましくなっていく女たちを見てるのが楽しいです。
そしてそして、「将夜」好きな自分には楽しいキャストたちも良かったです。
皮皮師兄が良い味出してます。
ヒーローの義弟はあの人で今回も似たキャラだと思ったら終盤いい仕事してた。
ヒロインが最初の男に裏切られる……その男がですね、最後まで絡むんですけど、こいつがキモい。
このところキモい男が登場するドラマを続けて見ちゃって、何だかなぁ。
この男、科挙に落ちて気落ちして流れ着いた場所でヒロインに出会います。
3年も生活の面倒看て貰い、再試験で都に向かい、受かったら嫁にするよーと出掛けたのに、受かったら良いとこの娘と婚約した。
地方で帰りを待つヒロインは捨てられた。
ここがこのドラマのスタートです。
まぁ良いよ、いくはないけどよくある話だ。
ヒロインも都に確認しに来てその間にヒーローと出会い仲良くなるから。
しかしこのヒモ男はやがて色々失敗する。
そしてだんだんとヒロインに逆恨みして最後までこいつが真っ黒なんだな。
3年も面倒看て貰いながら恩を感じるどころか、逆恨み、最後は殺そうとまでする。
ことごとく色々失敗するからだんだん暗黒に呑まれていく感じ。
この他にもキモい男が登場して、女たちが幸せになろうとするのを阻むわけだ。
メインの恋愛よりも、キモい男をぎゃふんと言わせないと気が済まないよーと見てるこちらは思います。
後半はお決まりの宮廷絡み。
劉皇后の権力争いも絡んで危うくもなるけど、その辺はどうでも良いですと言う感じ。
最初に想像していたのと大分違うドラマで、書いてきたように恋愛も主軸にありながら本題は女の自立だと思います。
見て良かったなと思うし、このところ見てるドラマがみんな当たりで嬉しい。
40話と短いので、無駄も少なく凝縮されてます。
飽きることなく最後まで見られた!
リウ・イーフェイとチェン・シャオがとてもお似合いで、チェン・シャオの過去の出演見たら神雕侠侶がそうだった。
この間射鵰英雄伝見た後、神雕侠侶は見直さなかったんだよね。
もう忘れてるからもう一回見ようかなと思った次第。
登場人物の内面描写がメインで、派手派手しさもなく、とても良かったです。
是非ともご覧あれ!
2周目の視聴感想記事はこちら↓