ウォレス・チョン
タン・ユンソン
ちょっと設定が明蘭に似てる。
時代も同じようかな。
ネタバレな感想なのでご注意!
結末まで感想ネタバレしてます。
キャラクター生死を含めネタバレOKな方のみどうぞ
テーマも庶子だとか正室、側室、身分とか跡取りとか。
同じような感じです。
ミニ明蘭みたいで面白い。
でも、結婚してからが本番なのに、そこまでが長すぎる。
本文に入ったのが8話以降じゃん。
タン・ユンソンは「花様衛士」が好きだったので……
今回も逆境に立ち向かうヒロイン。
仇役は見た顔だと思ったら「鳳凰伝」のヒロインです。
この子は強気で勇ましい役が合うからこの役はいいかも。
今回は腹黒いところを見せてくれる訳ね。
話の展開としては、
危機に陥る→賢いので切り抜ける→相手に仕返しをする
このパターンの繰り返しなんだけど、だんだん罠がエスカレート、仕返しもエスカレートという細かいダンジョンを繰り返し、自分も武器が多くなる。
主に周りの人脈ですが──
前置きが長かったのはヒロインの結婚問題と母親の死。
ここも明蘭と同じです。
そして母親の仇討ちというか犯人探し。
これが嫁いだ婚家とも関係あって、最後は夫婦共同作業で倒していくわけですが、早々に結婚はしたものの、肝心の二人の愛情と信頼関係が足踏みして事がスムーズに運ばない。
あるあるのヒロイン賢くて何でも切り抜けていくのに、中盤の「はさみ」事件がですね、何でそこだけヒロインの賢さと勘の良さが生かされないのか?間抜けすぎて同じ人物とは思えない。
窮地に陥る展開だからわざとこう言う展開なのはわかるけど、賢かったのが急に馬鹿になるのはシラケる。
でもサクサク見られます。
事件というかヒロインピンチになるダンジョン多くて、しかもそのたびにちゃんと仕返しはするのでストレスが少ないです。
中々良くできてる脚本です。
ヒーローのウォレス・チョンが最初はちょっと苦手で、恋愛ならもうちょっと甘いマスクの男主の方が……と思ってたんですよ。
でもこのヒーロー役は無愛想、はじめから側室が何人も居るびっくりな奴なんですけど、無愛想な上に女に興味が無いとしか思えない冷淡さ。
そのキャラが甘めじゃないウォレス・チョンにピッタリなんだと見ていて思いました。
酷い男なんですけど、そいつがヒロインを好きになっちゃって、鈍いから反応が中学生並みなんですけど、周りの女に目もくれずヒロインだけに甘くなっていく様が、周りの女達は気の毒ですけど中々良い感じです。
その匙加減は難しいよなぁ。
見てるこっちは女ですから、ヒロインのライバルとはいえ女にあまりなことされたら萎えるかも。
でも他の女に優しくしたらヒロインが不憫過ぎる。
程よくやって貰わないとね(笑)
ヒロイン実家の二姉が酷い奴なんですよ。
ところが……終盤にいい仕事するんだよなぁ。
ずっとやなヤツだったのに、最後の最後に救世主になる。
それまでのアレとかコレとか許すわ……と思いました(笑)
脚本家、いい仕事してる。
そして私の大好物の侍女と侍従のサブカップルが今回も誕生。
スパイ活動で自爆する奴とか、根性悪くて自滅する女とかいますけど、
実家も婚家も基本善人で力を合わせて乗り越えていく家族模様もいいです。
最終回の一家団欒良いよなー
明蘭が好きだった人は是非見てください。
2回目の感想記事はこちら↓