ウォレス・チョン
タン・ユンソン
原題 錦心似玉
1回目の記事はこちら↓
ネタバレな感想なのでご注意!
結末まで感想ネタバレしてます。
キャラクター生死を含めネタバレOKな方のみどうぞ
やっぱり面白い。
美人骨を見る合間にちょっと見たらやめられなくなってしまった(笑)
そのまま最後までこっちを見てしまった。
登場人物が一癖ある人ばかりで面白いのよねー
今後色々ありすぎるのも既にわかってるから逆に面白い。
だから面白いドラマを見返すのが好き。
興味深かった人物を登場時から注視できるから楽しみが倍増です。
ちなみに鬱陶しかった場面はスキップできる。
何度も言うけど明蘭とかなり被る印象。
実家の二姉。
1番タチの悪い女だけど、自業自得で結婚生活破綻だし、その後もウザいことに変わりは無いけど、後半ヒロインのピンチを救うから許す。
明蘭でも二姉が中々だったよね←そしてやはり結婚生活が……
長女は早々に亡くなってしまったけど、良家の長女のプライドが凄かったんだろうなぁ。
子供が心配だったのは事実だろうけど、それ以上に色々あったと思う←腹の中
そりゃそうよね、あれだけ側室居たら気が休まらないわ。
個人的にプチ明蘭と名付けてるドラマなんですけど、そっくりな訳ではない。
今回はちょっと比較記事を書いてみる。
婚家の方の話中心だけど、婚家はまるで似てない。
ちなみにヒーローキャラも全く違う。
あちらのウィリアム・フォン演じた顧廷燁はどちらかというと女に甘いキャラ。
そして女に甘えるのも上手い。
明蘭とはかなり年の離れた夫婦だったはずなのに結婚してみればちゃっかり嫁に甘えるキャラだった。
こちらのウォレス・チョン演じる徐令宜は堅物で融通の利かない冷血漢。
奥さんのことを好きになっても上手く好きと言えずにぎくしゃくする男。
婚家の顔ぶれも似てない家族構成。
似ているのはヒロインの実家。
ヒロインは庶子。
身分制度がしっかりし過ぎてる時代、嫡子と庶子の格差は凄い。
正室と側室の身分差と争い。
女の自由度。
これらを巡った話の設定が本当によく似ている。
ヒロインの家族構成。
正室と側室。
ヒロイン母は側室でヒロインは庶子なのも同じ。
ただしこちらは母親は生きていて大人になるまで育ててくれる。
明蘭は幼いときに死にわかれ祖母に育てられた。
父親は女を囲いながらも全く制御できない駄目な男←これも一緒。
しっかりしている長女は一応公平に妹たちを可愛がる
次女は庶子なのにプライド高く変に策略家、陰謀巡らすけれどイマイチ詰めが甘くて自業自得。
すぐ上の姉は争い好まず根は素直な正直者。
平凡なダンナを好み、苦労しながらも平凡で無難な結婚生活を送る。
この辺りのキャラや設定がそっくりだ。
ヒロイン母に関してはこちらのドラマでは結婚直前に殺されてしまい、その原因と犯人探しが最後までの謎として残ってる。
どちらのドラマも結婚後の生活が描かれる。
特にこちらのドラマはむしろ結婚してからが本番の話。
結婚後は家族構成が違うので、被る話はほぼ無い。
明蘭の方のカップルは夫が「陽」妻が「陰」もしくは動と静かな。
こちらのカップルは夫が静と陰。
妻が陽と動な感じがする。
精神的に強く逞しいヒロインなのは同じかな。
踏まれても立ち上がる、明蘭が静かに怒るタイプなのに対して、十一娘はやられたらすぐにやり返す。
直接的でないのは二人とも一緒。
スピード感があり、放置せずにすぐにやり返す感のあるこのドラマは見ていて退屈しないのであっという間に見終わってしまう。
明蘭の方がちょっと重くて、名作っぽさを漂わせてるかな(笑)
お気軽に見るなら絶対にこっち。
名作と言わせるなら明蘭かなぁ。
このドラマを見ていて思うのは、側室や女たちを巡って様々な事件や生き様が描かれて、女が憐れっぽく描かれてますけど……
よく考えれば現代だって、平凡に一生何事もなく生きる人がどれだけ居ます?
生まれてから死ぬまでなんの困難も悲しみも無い人なんて居るでしょうか。
生まれはそれぞれで生き方もそれぞれで。
それぞれの人生の中で幸も不幸もあるはず。
隣の芝生の青さに憧れたところで本当にその芝生が青いかをしってるのはその本人だけ。
隣の家に入ってみたら枯れてる芝生かもしれないのに。
人を羨んだり妬んだりはその人個人の心の持ちようなのは昔だろうと現代だろうと変わらない気はします。
このドラマのヒロインみたいな心持ちならどんな境遇にあってもその中で精一杯頑張るんだろうなぁと思います。
一番好きなのは誰に対しても、上の者にも下の者にも態度が変わらない、そんなところが好きだったかなぁ。
またきっと一年後くらいには見てるかもしれないなぁ……