リー・イートン
ビー・ウェンジュン
原題 九霄寒夜暖
24話〜最終話(全36話)
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ネタバレな感想なのでご注意!
結末まで感想ネタバレしてます。
キャラクター生死を含めネタバレOKな方のみどうぞ
ヒロイン義父が死んだ事件は当然ながら他に犯人がいました。
犯罪には二種類あるとおもいます。
利己的で自分の欲のためだけの同情する価値のない犯罪。
もうひとつは、思いがけない成り行きで偶然起こってしまったもの。
例えば殺人でも殺すつもりがなかったのに亡くなってしまったり、行き詰まった末にその選択をしてしまったり、他人が聞いても"どうしてそうなってしまったんだ"と理由に胸が詰まる場合。
今回は知能や精神に問題がある息子を抱えたシングルファーザーが息子の犯罪を隠したというもの。
息子の方は完全に善悪がわからず、恐怖から我を忘れて恐慌状態に陥り殺してしまった。
そのうちの犠牲者の一人がヒロイン義父でしたが、息子が哀れで父親がその犯罪を隠蔽したのでした。
犯罪の隠蔽が様々なことを招いてしまったし、善悪の判断が出来ないからとそれを隠していいことにはなりません。
しかし時代的にそういう人間に配慮される時代ではない時に、捕まれば息子がどういう扱いになるかと悩む父親を同情の目では見てしまいます。
そして死んだ人間やその家族にしたら犯人の事情を知ればやり切れなさは数倍ですね。
その後、大勢の祺人が拉致された事件から寒狰も拉致されて、皇后の弟である賢候爵の企みと判明。
救出劇の最中に賢候爵が何者かによって殺害される。
ここに至って、後ろには更に大物が居ると言うことになった。
合間にメインカプのイチャイチャが中盤あたりから挟まるのだけれど、全然萌えないのはどうしてなんだろう?
事件の時は気にならないのだけれど、カップルシーンになるとどうもリー・イートンの姉さん女房ぶりが気になる。
それをぶりっ子風に若い娘のように演じてるのがちょっと鼻につく。
寒狰が無邪気な表情を見せるとやはりビー・ウェンジュンの若さが目立つ。
そのせいだと思うのだけれど、彼が険しい顔ではなく、無邪気な幸せそうな顔をすると時に年相応なのか10代の少年のような表情になって、そうなるとリー・イートンの若作りとは言えやはり年相応に見えてしまう。
よって、いちゃつくとかなりの年上女に見えてしまって、セリフやら動きがなんだかなぁと思ってしまう。
彼も笑ったりすると実年齢よりも若く見えるのかも。
事件を追ってるシリアスシーンではそこまで思わないので、やはり寒狰が笑顔になると少年ぽいと言うことだと思う。
彼は笑うととても可愛い、そして無表情になるととても大人っぽい。
結論としてはそんな感じ。
リー・イートンに関しては、やはり若く見えるのは良しとして、それでもキャピキャピした役はもうやめたほうがいいと思う。
黙っていても彼女は可愛いのだし、年相応で可愛いと言う役を望む。
第二皇子は作中でだんだんと成長して、のほほんとした坊ちゃんでなくなってきたのが頼もしい。
劇中では彼が一番の成長株。
皇太子はどんどん胡散臭くなり終盤へ。
しかし、途中姿を消した穆延どーした?と気になってはいたのですけど、まさかの穆延と皇太子の関係。
実は途中何度か疑ってはいたのですけど、えー本当にそうだったんだーとネタばらしの時にちょっと驚いた。
終盤はまた誰かが死ぬの、犠牲になるののお決まりコース。
ラブコメなら←設定がどう考えてもラブコメだよね
最後までメロドラマみたいな設定は要らない。
しかもラストはそんなの関係なく幸せになってるし。
なら、途中は要らないじゃん!と思ってしまう。
最後に妙なことにビビった。
ヒロインママが美しいとずっと思っていたけど、ラストシーンで登場する彼女が美人すぎたこと。
ママ、まだヒロインでいけるんじゃないの?
是非あれこれを見て確かめてください。