ヤン・チャオユエ
ディン・ユーシー
原題 七時吉祥
16話〜最終話(全38話)
ネタバレな感想なのでご注意!
結末まで感想ネタバレしてます。
キャラクター生死を含めネタバレOKな方のみどうぞ
三回目の転生。
今度は相手の心臓を貰わないと二十歳までに死んじゃうぞ!設定。
しかし言わずもがなの、貰うどころかあげちゃいます設定になる。
そりゃそうだよね。
好きな人の心臓なんて頂戴と言えないし、貰えない。
しかも途中で初空は自分の修行のために祥雲が人間界で命を落とすと、自分の元神は回復するけど、彼女の元神は反対に傷ついてそのうち彼女が死んでしまうと知った。
今後どーする?な展開……
今回の転生には"石くん"ももちろん居るけど、蒼蘭訣の黒龍くんこと錦蓮も参加。
この四人が仲良く暮らしてる図が和やかでとてもいい!
仲良く寝込んでしまう図↓
錦蓮と石くんこと紫輝の二人がブロマンスのように仲良く寄り添う相棒なのも良い。
そもそもこの二人と双子の妹はどんな関係なのだ?
このままじゃ三角関係?だよ。
修茗は相変わらずお邪魔虫なのだけれど、彼には彼の事情があって、悪役なわけではない。
この三回目の転生は、初空が祥雲を死なせるわけにはいかないと、自分が死を選ぶ。
それを知った祥雲は寿命を待たずに、死んだ彼を抱えて崖から落ちる。
これが初空の銀髪とともにとても美しいです。
今回は7回の生ということで、転生しては死ぬわけです。
つまりは7回の恋愛とその死に方というわけで、こちらもそれだけパターンがいろいろと楽しめるわけです。
四回目。
今度は転生した途端にさらに魂が入れ替わり。
つまりは男女入れ替わり。
この入れ替わりですが、入れ替わりの演技は「両不義」の役者さんの方が上手いかなぁ。
あのドラマの二人は本当にお上手でした。
前回の転生で仲良くコンビを組んでいた二人。
人間界から"素"に戻ったら険悪ムード。
衣装まで黒に……
五回目の転生は──
転生と言うよりも天帝怪しいよね……と言うことになって、三万年前の出来事の真相を調べに行こうじゃないか。
あの時何があったのか?
ここでの祥雲は"滄海"
女帝な訳ですが、相変わらず頭の上がすごくないですか。
そこばっかり気になってしまった。
そしてここで天帝の悪だくみを知る。
それを知って暴けば終わりじゃん、と思ったのですが、証拠はないし、言うだけ無駄だよみたいな流れ。
ちょっと飽きてきたよ。
しかしこの次の転生が妖魔なんだけど、ちょっと可愛い。
最初の転生の時、動物で可愛かったのを思い出した。
なんだか遙か彼方で見たような気分。
思ったよりも毎回の転生人生を丁寧にやってるから、実際の長さよりも長く感じる。
もう何本もドラマ見た気分。
これはお得と考えればいいのか、長すぎると考えればいいのか……
そんなこちらの気分がわかって貰えたのか、コスプレ気味に突っ込んできた。
猫と虎らしい。
ディン・ユーシーのネコ耳コスプレが可愛くて、ちょっと飽きてきてたけれど、前のめりになってしまった。
興奮すると耳が出てしまう。
それを必死に隠す様子が可愛いのです。
このドラマは明らかに「蒼蘭訣」とあれこれが似ているので、飽きさせないあの手この手は素晴らしいと思う。
CG風景とか、音楽とか、明らかに蒼蘭訣と似てる。
スタッフが同じらしい。
ストーリーは似てないけれど、シリアスとコメディのバランスの良さとか、かなりいいとこ取りをしてると思う。
まぁ軍配は明らかに蒼蘭訣なんだけどね。
このあとはずっとシリアスが続き、クライマックスでは一度二人はお別れになってしまう。
ヒロインのためにヒーローが犠牲に。
そして再びヒロインの元に返ってくる←これが七回目になる
この流れも蒼蘭訣と一緒だね。
ちゃんとハッピーエンドになってるのはいいと思います。
笑わせて、泣かせて、そしてちゃんとハッピーになるのはエンタメとしては優等生だと思うのです。
ディン・ユーシーは見る度に大人の余裕が出てきて、個人的には楽しみな俳優さんだなぁと思ってます。
今年は本数的にチョン・イーとディン・ユーシーがマイブームになった年かも知れません。
このあと見る予定の二人のドラマがまだあるので。