あおの華流記

中国ドラマ感想記……というか"萌え"と"愚痴"を語る

双燕秘抄 乱世を舞う二羽の絆 その3

 

 

ジャン・ナン

ワン・ユーウェン

スン・イージョウ

ジャオ・インボー

 

 

原題  微雨燕双飛

 

25話〜最終話(全37話)

 

 

 

 

 

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ネタバレな感想なのでご注意!

結末まで感想ネタバレしてます。

キャラクター生死を含めネタバレOKな方のみどうぞ

 

 

 

 





 

 

 

 

終盤はいよいよ茉喜と陳文徳のターンになる。

二人を攫った陳文徳は周りの思惑もあって鳳瑶と結婚を企てる。

嘉桂に対しての腹いせでもある。

茉喜が黙ってるはずもなく、本来は私が嘉桂の妻なのだから私を娶れと言う。

ここで嘉桂との経緯(いきさつ)のあれこれをぶっちゃける茉喜。

驚いたのは鳳瑶。

 

「私は茉喜の大事な人を奪った女?」と動揺どころじゃなくて、その上自分の代わりに陳文徳に嫁いでしまった茉喜に取り返しが付かないと思う。

自害まで企てた。

もちろん未遂だけれど。

 

鳳瑶は最初から最後まで本当に善人だった。

酷い家族にも感謝しかしてないし、茉喜を大事にして、どんなときも蔑んだりないがしろにすることは無い。

天然過ぎてどうなの? とも思うのだけれど……

自分も嘉桂のことは好きなのに、茉喜の想い人だと知れば、大罪を犯したように申し訳なく思ってしまう。

人を疑うことを知らないけれど、反面白家の矜持は捨てることをしない。

素直で優しいが頑固者だ。

 

 

茉喜はなんだかんだ言ってこの従姉妹が居たからこそ、善人で居られたし、生きてこられたと思われる。

この二人は互いが居たから何事も乗り越えられた。

女同士で中々無償の愛を捧げられる相手は少ないと思うので、希少なドラマだとは思う。

「花の告発」も大変良かったのですが、ドロドロ恋愛ものよりも女同士のこういうものが好みです。

信頼できるのは何も恋人ばかりじゃない。

男も女も親友ものが大好きです。

 

 

陳文徳はもともと茉喜が好きなんだし、嫁にできて万々歳だろう。

この人もバカが付くくらいに実直。

実直すぎて損をしている。

茉喜にはお似合いだと思う。

嘉桂のお家は名門だし嫁げばやはり苦労する。

茉喜にはちょっとね。

やはり鳳瑶の方がお似合い。

 

 

そして陳文徳なら茉喜を大事にして、しかも自由にのびのびとさせてくれるはず。

しかし……すぐには目出度し!とはならないのがドラマ。

敵が責めてきたり、毒に襲われたり、焼き払われたり、散々な目に遭って陳文徳は瀕死。



 

 

 

 

茉喜は彼が死んだと思って、一人で策を巡らせるのはその一年後。

 

そして陳文徳も現れて、ここで目出度し。

嘉桂や鳳瑶とも過去のあれこれを精算する。

 

 

 

陳文徳と茉喜は、彼が面白がって?茉喜を揶揄うと言うよりも脅しに掛かるから中々距離が縮まらない。

茉喜は自分がずっと嘉桂を好きだと思っているけど、かなり前から陳文徳のことが好きだったと思う。

そもそも王子に憧れるような気持ちしか嘉桂には抱いてないと思うし。

何よりも茉喜自身をよくわかっているのは陳文徳だしね。

 

陳文徳が不利になって、追われるような立場になったときに茉喜は初めて自分の気持ちに気がつくけど、こんな終わり間近にラブ発動。

しかしその時はもう終わりで、彼は死んだと思ってしまうようなことに。

このタイミングであっさり死ぬわけ無いから、これは生きてるなぁとは思いましたけど、残り二話なんですけど(笑)

 

一気に見られる面白さがあります。

この長さでも、茉喜の人生は鳳瑶とともに流転して激変するし、女二人の生き方と男主二人の正反対のキャラが茉喜を巡って奪い合う。

しかもここには呉吟も加わっていて、実は茉喜は逆ハー状態なんですけど、本人全く気がついてない。

自分のことは美人だと思ってるらしいけど、男にもてるとは思ってないらしい。

 

蒸し返しますけど、万家の母親がピンピンしてたのがムカつきましたけど、鳳瑶はそこに収まるべき人だったからまぁいいかという結果論です。

 

 

 

 

 


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