ルオ・ジン
リー・イートン
ジェン・イェチョン
原題 鶴唳華亭
47話〜最終話(全57話)
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ネタバレな感想なのでご注意!
結末まで感想ネタバレしてます。
キャラクター生死を含めネタバレOKな方のみどうぞ
顧将軍、皇太子も可愛いだろうけど、自分の息子はもっと可愛いだろうし、顧家も大事だろうし、その他腹黒い朝廷の方々は言わずもがな。
その気持ちを正直に述べればこのドラマは実にわかりやすいんだけど、みんなあれこれ建前で語って本心を言わないから難しそうなドラマになってる。
ある意味人間の醜さも全開なドラマで、その点でも興味深いです。
主役も含めていろいろとみんな腹黒いんだよ〜
顧将軍の息子で皇太子の兄弟同然の顧逢恩。
普通は皇太子を補佐するキャラは頭が良くて謀を巡らせるか、腕が立つかどちらかなのに今回はちょっと違う。
あまり役に立ってない気がするのよ。
何このキャラの立ち位置。
最後まで皇太子の足を引っ張ることしかしなかった。
ジェン・イェチョンのムダ遣いではないのか?
このキャラには期待してたのに中盤はほぼ出番はないし、戦地でもロクなことしてないし。
ちょっとがっかりした。
ただのお坊っちゃんじゃん。
皇太子と並んで甘ちゃんのボンボンだなと。
終盤に来て皇帝の過去が……
この事実だけ並べれば可哀想な人かもしれない。
しかしオレ可哀想……と自分を憐れむのは子供時代だけにしておけと思う。
皇帝なんだから。
「星漢燦爛」の皇帝もかなり複雑な立場で可哀想だったよ。
立場的には似てると思う。
でもあっちの皇帝や女たちは大人だったね。
あっちの皇帝は自分を皇帝にしてくれた義兄のことも敬ってたよ。
彼の死後も感謝と尊敬の念を忘れてなかった。
それに比べてこちらの皇帝ときたら。
大人と子供ほども違う。
それに気がついたら、こちらの皇帝と皇太子はお子ちゃますぎると思いました。
そしてこのカップルは交代で何度打ち据えられて血だらけになるの?
なんだかしまいには滑稽になってきて、死なないのはわかってるし、血だらけが好きなのかと思ってしまう。
二人併せて何回なのか数えてもいないけど……
普通死ぬよね。
そして皇太子が何度も打ち据えられるドラマは他に無いと思うんだけど。
いろいろと斬新ではある。
感心と呆れが交互にやってくる珍しいドラマでもある。
更にアホな皇太子は自分の好きな女がずっと傍に居たことを知らないという、最大のお笑いどころ←スミマセン
──それが最後の最後に種明かしされて、しかも今更遅いよ!と言うこれまた斬新な設定。
恋愛に関しては最低で最悪な男なんですけど、それでいいのか。
もともとカットされてる部分が多いのか?
私がBSで見ててカットされてるからなのか、ちょっとわからないと言う部分が多過ぎる。
そこ、説明無いまま次の場面に行くの? みたいな箇所が多過ぎる。
人の思惑とか策略が中心の話なので、思わせぶりなのか、心の葛藤なのか、語らない部分が多くてちょっとわからないなぁという場面が多かった。
秘密にしてることが多いということも関係してそうだけど。
番外編も見るので、補完されてることを祈ります。
今後最も印象に残ったドラマは?とか聞かれたらベスト3くらいには入りそう。
良くも悪くも印象には残ります。
長々と読んでくださりありがとう。
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