チェン・ユーチー
リー・イーフォン
ジェン・イェチョン
原題 鏡・双城
〜最終話
前回までの記事↓
ネタバレな感想なのでご注意!
結末まで感想ネタバレしてます。
キャラクター生死を含めネタバレOKな方のみどうぞ
後半に来ても主役カプは自分のことばかり。
──と言うか、相手のことばかり。
相手を危険にはさらせないとか、一人で危ない目には遭わせられないとか。
そうではなくて早く解決しろよ。
互いのことより大局見て。
あんたたちが恋愛ごっこしてる間に危ない目に遭ってる仲間が居るし、時間は止まってないのよ。
一番大事なのは何?と思って見てるこちらがイライラする。
そうするとメインカプを応援する気にならないから更にイラつくという悪循環。
眠りについてる空桑の民はまだしもどんどん死んでゆく鮫人たちは可哀想すぎる。
蘇摹は優先順位がちょいちょい間違ってる。
海皇としてはどうなのだ?
蘇摹は鮫人の中で一番強いのに、肝心の時に自分が倒れていて仲間を助けられない。
海皇なのに仲間を助けに行けないなんて、その理由が女にかまけているからなんて……
白璎を助けては自分が倒れるということを何度繰り返すのだ?
もう数えることも忘れた回数やってる。
つまらなくしてる一因。
白璎も真嵐が鷹揚なのを良いことに皇后としての責務はどうなってる?
正式に皇后じゃなくたって指輪を持っているんだからその責務はあるよね。
恋愛は解決してから好きにしてくれと思ってしまう。
大勢の人の命や未来を背負ってる人に恋愛を絡めるのがそもそも間違ってる。
この通りの原作だとしたらやはり原作がダメなんだなと思う。
ラスボスは隠れてないからわかってる。
この人。
7000年前の人という設定。
ジェン・イェチョンは一人二役と言うよりも一人三役かな?
このドラマで見せ所だったのはこのジェン・イェチョンの演技力だったのかも。
3人をちゃんと演じ分けているところ。
ウザい女の子。
那笙と炎汐の方は、炎汐が恋を自覚してめでたくカップルに。
しかしこの2人もこのまま終わるはずはなくトラブルに見舞われる。
でもまぁハッピーエンド。
そして──何ならブロマンス仕立てでも構わない羽幻と飛廉の方は、羽幻がブラック化進むのと反対に飛廉の方はどんどん鮫人の心情に引きずられてその正義感から板挟みに。
正直どうでも良くて、羽幻は飛廉とセットでお願いしますとしまいには思ってた(笑)
羽幻はブラックのまま死んでしまうが、飛廉は白いままだった←生きて終わったし
そして地味に100年前に別れた恋人同士が再会してた。
実は地味だけど応援してた。
この人達見るとほっとする。
メインカプの二人が酷すぎてこちらがまともに見える。
とにかく終盤クライマックス直前にもピンチなのに何暢気にデートしてるんだよと最後の最後まで苛つかせる主役二人には呆れしかなかった。
他キャラが死にそうなピンチなのに呑気に祭り?でキスしてる二人。
私としては何考えてるんだ?としか思えなかった。
なぜこのタイミングでこのシーンなのよ。
これはどんな脚本?
最後に今更なんだけど、お題の鏡城の意味がよくわからない。
綺麗なのだけは認める。
お城はお城に見えないし、ツインと言うけどその意味もわからず。
ただ二つの塔が立ってるだけ。
いろいろとざっくりなのか、雑なのか、見当違いなのか、ドラマとしてはこれではダメダメだと思う。
原作見てないので不明だけどこのお城はどう表現されてたのか気にはなった。
これじゃない感←読んで無くても絶対にそれだろう
そして取って付けたようなラストには重ねて失望。
なんだか意味もわからなかった。
それでもいいと思い見てたけど、現実なのか幻想なのか、願望なのか。
どちらの思いなのかもわからない場面。
もうここまで来るとそれもどうでもいいですと流してたんだけど、例のごとく3年後に海の向こうから再びやってきた蘇摹がこれまたいろいろと雑すぎてがっかり。
甦った意味もわからなければ、その映像表現もCGから何から雑でこれでいいのか?と思った瞬間にブツッと終わった。
何コレ?
え?と思った瞬間に唐突に終わった。
笑うとこ?
長々書きましたけど──
もう本当に愚痴だらけというか、悪口のつもりは無いけどそうとしか思えないと思われたら本当にごめんなさい。
どう考えても役者には罪はないのに変な原作?脚本?のせいで、萌えない話に。
原作が女性に人気と聞いて、よほど脚本が悪いとしか思えない。
それでもリー・イーフォンとジェン・イェチョンのファンの方なら見て欲しいと思います。
たまにびっくりするほど雑なCGもありますけど、全体的には綺麗な作りだと思います。
ストーリーは個人で判断してください。
私がこけ下ろしたので意外とそうでもないじゃんと思われるかも……?
そうだといいけど……