チェン・ユーチー
リー・イーフォン
ジェン・イェチョン
原題 鏡・双城
〜35話
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ネタバレな感想なのでご注意!
結末まで感想ネタバレしてます。
キャラクター生死を含めネタバレOKな方のみどうぞ
共通の敵は滄流。
なので空桑(人間)と泉先(鮫人)は協力することに。
滄流がとにかく悪なので好きとか嫌いとか、恋愛はひとまず置いて、そっちを何とかしてほしいと思う。
要するにどのキャラに肩入れするかでイラつく相手が変わるね。
男主1が好きなら、何この女!はっきりしなさいよ!
男主2は邪魔!とか思うんだろうし。
男主2に肩入れするならその逆。
私みたいにラブはどうでも良いと思うなら、そんな場合じゃないだろ3人ともいい加減にしろや!となるんだと思う(笑)
進まなくてイラッとしてた前回ですが、やっと本格的に動き出す。
協力して敵を倒そうじゃないか──
それでも仲間内で反対意見とかもめ事とかありつつも話は進む。
お宝も盗み出して、いや取り戻して?
うんうん、上手くいってるねと思ったところで、
重大案件発生。
なんと!
みんなを解放したら封印した6人の王は灰になって、代わりに死んじゃうよと言うことが判明。
6人の中にはヒロインも含まれてるってことで──
男主1と男主2は唖然とする。
そうは言ってもねぇ、この流れなら10万の民を救う方を選ぶよね。
逆だったらドン引き!
いやそんなことになるわけないから見守るだけなんですけどね。
とにかく主要キャラが多過ぎなのよ。
しかしそのキャラ達が印象悪い感じでも無い。
主役キャラのチームに居る、ちとやさぐれた将軍西京(リウ・チャン)
序盤で奥さんを自分の手で殺すしかなかった悲劇の人でやさぐれてしまってるけど格好いい。
このキャラとかをメインでドラマ見たいんだけどなぁ。
ドラマがイマイチな感じに思える原因のひとつに主役キャラに萌えられないと言う大きな理由がある(個人の見解です)
だいたいこれが起きるとそのドラマを見るのが苦痛になる。
このドラマに限ったことではなくて大体がそう。
ではなんでこのドラマ見てるかというと脇キャラが中々良いと思うから。
先ほどの将軍しかり、
一部の人には嫌われてると思う陽キャラ、ウザキャラになってるかも知れないこの子とか。
そしてその相手役とのカップリング。
男の子は鮫人(炎汐)
役者さんはイエ・ションジア。
彼はシャオ・ジャンの"玉骨遥"にも出てるらしい。
そしてリウ・ハイクアンが演じてる羽幻。
これがまたなんだかよくわからないキャラ。
わからないから注目はしてるんだけど、なんだかスッキリしないんだよなぁ。
魅力的に映らないと言えばいいのか?
この辺、作り手が原作を生かし切れてないんじゃ無いかと思う。
原作もこんなだったらあれですけど(何しろ読んでないからわからない)
もしも原作がとっちらかってるなら、それをちゃんと整理して表現するのが制作スタッフの役目だと思うのだが?
悪なら悪でいい、善人としてのグレーがあるならそれでもいい。
なんだかサイボーグみたいに、彼の感情がこちらに伝わってこない。
羽幻が親友と思ってる飛廉(シェン・チー)の方が出番少なくても魅力的だ。
背負ってるものが羽幻の方が多いはずでいくらでも生かせるのに、なんだかこのキャラが中盤になってもよくわからない。
謎とかがわからないのでは無くて、この人の背負ってるものが伝わってこない。
演技力とかではなくて、演出とか脚本とか、キャラクターの設定が曖昧すぎるのでは無いかと思う。
それは主要キャラ3人にも言える。
もうちょっと性格とかをはっきり表現できないのか?
特にメインカプの二人は言動がはっきりせず、いい加減な人に思えてしまうから応援できない。
多分それは出だしからすぐに100年後の話になり、作中でも100年前と変わったねとか変わらないねとか、キャラ達が話すとおり行ったり来たりの話が及ぼしてる悪影響だと思う。
しかもこれに7000年前の話も加わってきて、全部が同じ役者、見た目も同じ設定。
構わないのだけれど、それが全部悪い方向へ行ってしまってる気がする。
単純にごちゃごちゃしすぎて、ピントがブレてる感じかなぁ……
やっぱり、もっと整理してわかりやすくした方がストリーに没入しやすい。
話があちこち行く、キャラクター像がはっきりしない。
見てるこっちもピントがずれたまま見せられてる感じ。
オマケに人が多い。
これってまさしく聴雪楼……あー勘弁してほしい……(怒)
そんな愚痴ばかり言いながらもう半分以上見ましたよ。
これだけ人が居るんだからまだ死ぬんだろうなぁと思いつつ残りを見ます!