あおの華流記

中国ドラマ感想記……というか"萌え"と"愚痴"を語る

六扇門 その1



 

レイモンド・ラム

デイリラバ

 

 

 

原題 同じ

 

 

 

1〜20話

 

 

 

 

 

ネタバレな感想なのでご注意!   

結末まで感想ネタバレしてます。

キャラクター生死を含めネタバレOKな方のみどうぞ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

画面を一目見て、随分古い印象。

2016年ごろの作品と知ってて見ましたけど、それにしても古くさい画面。

「琅邪榜」とかが同じ頃ってことだよね。

 

こちらのほうが古くさい感じがするのは制作のセンスなんだろうか?

琅邪榜はその雰囲気が重厚さと感じたのに、このドラマはただただ古い感じがする。

たった10年前なのに、そこに中国ドラマの発展があるような気がする。

 

内容よりもそんなことばっかり考えちゃうんだよね。

 

 

あくまで個人的な意見だけど、というよりも印象なんだけど……

 

「琅邪榜」やこのドラマなどのように、初期の中国ドラマみ見始めたときのちょっと古い時代劇と言うイメージの2015〜6年ごろまでの昔のドラマ。

私が見た中では他に「蘭陵王」「賢后 衛子夫」「風中の縁」「ハンシュク」のあたり。

 

その後、2017年以降かな?

あのワイヤーアクションたくさん取り入れたイメージ一新して、新しい中国ドラマです!っ感じがその後の作品。

しかもお金掛け放題、ドラマ期のバブルかな。

歴史物ではなくファンタジーも多く作られた。

「陳情令」とか「山河令」「永遠の桃花」宮廷ものなら「瓔珞」などなど、日本で火付け役になったドラマたちのころ。

 

そして近年、コロナ以降って言ったらいいかな、なんかちょっと安っぽくなった気がするここ数年……2020年以降に作られた作品たち。

 

私の印象ではこの三つに分かれる。

 

 

ディリラバ出てるけど、明らかに彼女がすごく若いはずなのに老けて見えるし、化粧とか前時代的(笑)

 

仕方ないよね、まさに古いわけだし。

 

 

 

 

しかし中身は!?と言うと、恋愛ものが好きな人にはそれほど勧められないけど、武侠ものが好きな人にはまぁまぁいいのではないのでしょうか。

 

ただし、先ほど書いたようにワイヤーアクション全盛の前の作品なのでアクションは地味です。

 

 

 

 

 

前半に出てくる申力行の許嫁が苦手です。

 

 

 

ブログ主は"私は可哀想な子"と泣いてアピする女が一番嫌い。

 

どうしてドラマにはこういう女が多いのだろう。

私は好きな人には嫌われたくないので、好かれていないと思ったらその人の視界に入らないようにするタイプなのですけど、思われてないのに無理やり振り向かせようとする心理が嫌いと言うよりも理解不能なので見るのが辛い。

なので、大半の恋愛ものが好きじゃない。

ほぼこの手の女が登場するから。

小説のように文字ならまだしも、画面一杯にアップになり、ヒステリックに叫ばれると画面消したくなるほど……

 

なんでドラマにはこういうステレオタイプが多いのかなぁといつも思う。

 

しかも最終的に彼女が死ぬのだが、そのためにヒーローがウジウジするのがまた嫌だ。

散々邪魔にしておいて、悲しむのはいいけどそのシーンが長すぎる。

これ必要なのか?

妹同然だったし、しかも身代わりで死んだから悲しむのは当然。

でも長々と邪険にしたこと後悔するとか、意味ある?

ごめんね、犯人捕まえるから許してね……で良いと思うのだが。

シラけてみてたわ。

 

 

この話、どうにも真っ白の人が居ないのよねぇ。

斎王はもとより、主役力行の父親もなんだかおかしい。

 

 

息子を都から遠ざけようと、ちょっと行き過ぎの感がある。

つまりは父親も何か隠してると思うんだよなぁ。

 

その後成り行きなど有り、仕方なく息子の希望を認めた。

許嫁も亡くなったし、このままメインカプの話なのか?と思った中盤、なぜか二人があまり出なくなる。

 

地方へ事件解決に向かった父親の話は長すぎるけどまだ関係あるから我慢しよう。

もうちょっと簡潔にやって貰いたいけど。

 

しかし、関係ない他の女の話はだらだらと要らない。

ちょっと不幸ではあるけど、世間知らずでプライドが高い高慢な女の転落話をなんでこんなに長々とやるのか。

この女が恨みを募らせて後に何かやらかすのは予想が出来るけど、ウンザリです。

もうちょっと頭がいいのかと思ったけど、違ったし。

 

なんだかんだとテンポも悪くないと前半思っていたのに、メインの話からズレすぎてつまらない。

 

 

 

不満を抱いて後半へ続く……

 

 

 

 

 

 


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