あおの華流記

中国ドラマ感想記……というか"萌え"と"愚痴"を語る

星漢燦爛 その2



 

ウー・レイ

チャオ・ルースー

 

原題:星汉灿烂,月升沧海

 

11話〜24話

 

 

その1を書いてから大分間が空いてしまいました。

 

 

 

 

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ネタバレな感想なのでご注意!   

結末まで感想ネタバレしてます。

キャラクター生死を含めネタバレOKな方のみどうぞ

 

 

 

 



 

 

 

 

 

 

実家を出た(出された)少商は叔父夫婦と共に旅立つが賊に襲われてしまう。

叔父は少し前に別行動を←なんでこうなったのか謎

ほぼ女と非戦闘員ばかりの中でただ一人リーダーシップを発揮して力も無い彼女が頭脳戦で戦うサマがなんだか頼もしく勇ましい。

 

窮地に陥るけどまたまた不疑が助けてくれる。

 

そのあと叔父の任地へ行けばそこは戦の後になっていた。

 

そこで生死を学び、自分に付いてきた楼垚と結婚しようと決意。

 

 

しかしそこへ両親が来て母親が大反対。

 

少商の考えは楼垚は優しくて自分の言うことを聞いてくれるから幸せになれるというもの。

まぁそうかもね、愛される方が幸せになれるのは本当かも。

しかしこの時代はどうなのだ?

現代とは違うからなぁ。

男の方によほど生活力が無いと基本的に生きていけないという原始的な理由が要るのでは?

 

帰ってきて楼垚の家にあいさつに行ってみれば確かに難しい家だ。

現代の女ならお断りするレベル。

でもここでもけして負けてない少商が好きだなぁ。

 

そしてずっと気を揉んでいるのは不疑。

好きなのに一歩遅くて、さらわれちゃったね。

指をくわえて見てるしか無いのか?

 

しかしまたまたここで不疑にとっては大逆転、少商にとっては青天の霹靂。

結婚は破談になり、とたんに喜んで皇帝は不疑の縁談を勧めるわけだ。

 

 

 

皇帝は誰でも腹に一物ある。

きっとこの皇帝も政治面ではそうだと思う。

だけど不疑に対してはそりゃもう甘いというか、自分の子供より大事にしてる印象。

 

 

各家庭の政治も絡んだ家族関係と皇族間の血は繋がってても家庭ぽくはない関係。

ちょっと面白い。

 

 

そして大真面目な顔して、冷酷な一面はもちろんわかる不疑。

なのに少商に対してはなんだか滑稽。

アンバランスさが何より面白い。

このカップルは双方が複雑な育ちで、家庭を知らない。

そんな二人が家庭を持とうとこれからやっていくのだから多難なのは想像すればわかる。

 

 

 

 

 

 

ウー・レイ贔屓としてはもちろん立派になったね、良くやったと誉める一方なんだけど。

この話ではやはりチャオ・ルースーがすべて持っていってる気はする。

 

彼女は私が見てきた中で、ほわんとした天然チャンの時期と、長歌行で見せた凜として大人しいけれど実は芯が強い、そして我慢強い女性へと役柄が変化してきてる。

もちろんこれがすべてではないだろうけれど、大まかな印象としてはこんな感じだった。

 

それが今回の、自己主張の激しい、積極的に幸せを掴みに←むしろ鷲掴み?な女

新しくて魅力的です。

 

 

 

 

キャラ的にこういうのを嫌う人も居るのかも知れないけど、私は泣いてる女よりもずっと好き。

女を嘆いてるより、掴みかかって殴りかかるような女が好きだから今回の少商はもうバッチリ好きな役。

 

ドラマなんだから尚のこと、やりすぎくらいでもいいよ。

現代物なら鼻につく女かもしれないけど、時代劇は女が自由にならない設定が多くて実際に昔の女性は大変だったんだろうから、尚のことこういう女性が居たっていいじゃない!と思う。

 

 

やられたらやり返せ!は過去のドラマでもたまに登場するけど、ことごとく好きなタイプの女性たち。

 

しかし今回は不疑が彼女の傍に現れてからと言うもの、彼が先にやり返してしまう(笑)

スパダリ感は満載だけど、それは弱々しい女にはいいけれど、少商にはどうなのかなぁ……

 

ともあれ陛下の前でプロポーズして認められました。

この一連のことだけでも騒動が。

不疑は少商が好きで皇帝も皇后も大賛成。

けれど相変わらず少商の母は不満。

この人のちょっと曲がってしまった娘への愛はわかるのだが、ちょっとやり過ぎ。

本当に母娘共にやり方を知らなく容赦が無い。

似たもの母娘なのだけど、それだけに救いが無い。

根底には娘への愛とか大きな心配があるのだけれど、それがことごとく娘を貶める方向へ行ってしまっているので救いが無い。

結婚して実家から離れるしか解決は無いと思う。

 

波乱万丈になるのは覚悟の上。

実家に居ても結婚しようとしてもことごとく困難が待ってるのは少商というキャラの宿命(設定)だからね。

 

中弛みがなくてジェットコースタードラマと言うのがかつて日本にも存在したけどこのドラマは今のところそんな感じだ。

途中で休憩入れようとしても連続して見ている身としては止める場所に困るほど。

久しぶりのハイテンションで見てます。

 

 

 

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