グアン・シャオトン
ソン・ウェイロン
ある意味訳のわからないドラマだった。
ネタバレな感想なのでご注意!
結末まで感想ネタバレしてます。
キャラクター生死を含めネタバレOKな方のみどうぞ
見てる誰もが思ったはず、
これ最初の16話まで要るの?
序章?前置き?別の話?二部構成?
何でもいいけど、要するに本題は17話からなんです。
序章は突っ込みどころ満載でぐちぐち書きたくないから短くまとめると──
前半要らない!しかも前半の話は最初に朱雀が仕事こなしてりゃそれで終わりだったのに仏心出して話を混乱させただけ。
最初に素直に殺してれば弟だとか、皇族だとか知らなかったし、殺人鬼皇帝に殺された人も助かった。
その次の皇帝もろくでなしだから良い方に転がったかはわからん!←身も蓋もないけど要約するとこんな感じです。
グアン・シャオトン出てるので見始めた。
このドラマは2018年ごろのものらしい。
制作はもっと前になる。
役者さんたちが若い!
しかも今では主役級の俳優さんたちが何人も出てる。
バイ・ルーが脇役。
女将軍がカッコよくて見惚れる。
こういう役が本当に似合うと思う。
イケメン要らず、バイ・ルー見てればそれでいい(笑)
チャオ・ルースーが悪役です。
この作品がデビューなのか?
悪役が珍しくてこの作品でしか見られないんじゃないのか?
しかもキモい女なんだなこれが(笑)
余りにキモい行動に男主に吐かれる始末。
中々エグくて、演技上手いわと感心した次第。
シュー・カイは男主の配下役。
今では考えられない下位番手です。
中々新鮮。
どこを見ても美男美女が勢揃いしててとても良い!
特に女優陣が美人ばかりなのが嬉しい。
イケメンも嬉しいけど、美人が揃った方が嬉しい私。
宮廷の中が美人だらけ。
皇后、妃だけじゃなく侍女まで美人だらけ。
グアン・シャオトンの顔立ちが本当に好きだ。
そしてそれに負けないほどの美女揃い。
私は青が好きなのでずっとその色の衣装着てたのが嬉しかった。
肝心なストーリーはというと、序章はまず要らん。
けれど第二部?は中々面白くてトントン進む。
どうして初めからこっちをやらなかったんだ?
不思議で仕方ない。
脚本二つ出来たから両方作ったとか?
何でこんな構成になったのか知りたいわ〜
しかも序盤と本編?に繋がりあるかというと、登場キャラは同じもののどうやら別物っぽいんだよね。
何度も言うけど本当に意図がわからない。
序盤16話が終わるときに講談師みたいな人がそれまでの物語を告げると聞いてた人々からつまんなーい、なにそれ〜みたいな声が飛ぶ。
すると、じゃあこんな話ならどうだ?と言い始めて次が始まるんだよね。
つまりは、この人の創作話の、その1、その2って感じかな?
序盤の訳わからん話が無かったら私としては高評価のドラマだよ……と思っていたら、終わり10話ほど残して一旦悪役達が退場したのよ。
そこで終わってたらよかったのに、あるあるが来た。
またそこからおまけのつまんない話が続いた。
なんでよ!
そして取って付けたようなラストが来た。
これ必要なの?第二弾でした。
真ん中だけあればいいドラマ。
ヒーロー役ソン・ウェイロン。
私はあまり馴染みが無かったのだけれどこの当時10代?
すごい落ちつきなんだけど。
吹き替えの声優さんのせいかもしれない。
私は時代劇の男性の下ろした髪が好きなんだけど、彼に関してはアップの方が良かった。
気になったのは上衣を脱ぐと体が薄っいの。
華奢も通り越してる。
レオ・ロー以来の衝撃だわ。
上衣一枚羽織れば気にならなくなる。
そして最後にもう一度言うけど、バイ・ルーが格好よくて惚れる。
招揺以来の男前。
このお話のキモは──
男どもが女をあれこれ道具扱いする中で、女は不幸になりながらも抗う。
何で女は自由になれないの!
何で好きに生きられないの!
世の中を動かすのは男だけじゃないんだよ!
──と言う叫びがヒロイン以外の女たちからもあちこちで聞こえてくる感じでした。
女は虐げられるだけじゃない。
黙って良いなりになんてならないわよ!と言う女たちの、
今にみてろ!的なお話でありました。
女たちの策謀合戦的な部分もあった。
全体的には面白くてあっという間に終わった。
変わってるから是非見て欲しい!