アニメ日本語版が完結したので改めて感想を──
ネタバレな感想なのでご注意!
結末まで感想ネタバレしてます。
キャラクター生死を含めネタバレOKな方のみどうぞ
BL注意!
原作がBLです。 そのような表現がOKな人のみ閲覧してください
残りの話をこの話数で描くのは想像しても無理!の一言。
そのせいか、なんだか端折りすぎでこれしか見てない人には意味不明の部分も多い気がする。
しかしそれらを除いても相変わらず絵が綺麗──
私個人はこの完結編はOP、ED共に歌がなぁと言う感想。
Aimerの歌がお気に入りで見ることになった魔道祖師。
OPのCIVILIANの歌も良かったし。
個人の好みで言わせて貰えればなんで完結編だけ違うのかと言う不満。
前塵編と羨雲編もそうだったけど、アニメは時間の関係なのか原作をバラしてまた組み立て直しました風で、原作知らないと意味がわからない、知っていても何でこうなったの?と言う展開が多々あってストーリー展開についてはちょっと疑問。
けれど先にも書いたようにとにかく絵が綺麗だから見てしまうと言うのが私の感想。
中国語編も見たけれど、やはり声優好きでもある私は日本語がいい。
アニメの完結編は義城から。
陳情令も後半に組み込まれてたけど、原作は一巻に描かれている。
この長い話の中でも名作と言われている番外編とも言える話。
ここだけ切り取って独立させても十分見応えあると思う話だけれど、やはりアニメは駆け足になってる。
仕方ないけれど。
これは原作読まなくても、ぜひともまだの方は陳情令を見て欲しい。
時間が無くとも仙子とりんごちゃんは登場するんだと笑わせて貰った。
この義城編は子供たちがいるのが楽しい部分でもある。
私はちびっ子達が出てくると癒されて凄く好き。
思追や景儀、金凌、歐陽子真はいい子達で大好きだ。
金凌は我が侭放題だった登場のときからいろいろあってどんどん成長していく様が良かったし。
ドラマもアニメもどちらも良かった。
義城編で好きなもののひとつに魏嬰の作る辛い粥エピソードがあります。
本人は全然普通と思ってるけど全然普通じゃない激辛の粥です。
これを子供たちが食べてヒーヒー言うのが可愛くて好きです。
アニメではなんと!藍湛も一緒に作ってるではないか!
もち米片手に現れる藍湛がなんともいえず格好いい(可愛い)
そして竈で魏嬰と藍湛が仲良く調理(もちろん激辛)
楽しそうに料理する二人にどん引く子供たち。
出来上がった激辛の粥をアニメならではの描写で金凌に拷問のように流し込む藍湛と魏嬰。
魏嬰、金凌、どちらも可愛い!
それを横目に藍氏の弟子たちは藍湛の「食べろ!」の一言で「はい」というしかない(笑)
藍湛が鬼(笑)
思追はこの味でなんとなく過去を思い出しかけるんだけどね。
このシーンは藍湛が加わったことで面白さ倍増。
萌えも加わりアニメに軍配!←別に競争はしてないんですけど、私個人の評価爆上がり。
アニメにはアニメならではの表現があると思います。
絵に描くことによって得られる表現の自由さ。
綺麗さも相まってドラマとは違った美麗な表現も多いです。
ストーリーに関しては時間を掛けて表現しているドラマには勝てないし、分厚い原作4巻を表現し切れていません。
ぶっちゃけ何言ってるのかわからないシーンも多くて原作やドラマを見ていなかったら意味不明な部分もあちこちに。
前塵編まではそこまでとは思っていなくて──
私はアニメ前塵編→原作→陳情令の順でスタートしました。
その時はアニメが最初でも全然オーケーと思っていたのですが、アニメが進むに従ってアニメオンリーでは補完できないなと思い始めました。
アニメしか見ていない人で満足していれば問題ないですが、よくわからなかったと思われる人は原作かドラマを見ることをお勧めします。
BL好きな方ならぜひとも原作を……
苦手な方ならドラマをお勧めします。
もちろんベストはすべてをコンプリートすることです。
アニメとドラマは日本語、中国語、すべてを見ることをお勧めします。
それぞれに良さが有り、全てを見ることで他を補ってくれます。
原作を何度も読み返して、ドラマとアニメをもう回数わからないくらい見返しています。
同じところで何度でも感動して涙します。
是非是非この作品を多くの人に楽しんでほしいと思っています。