ツォン・シュンシー
チェン・ユーチー
原題 倚天屠龍記
13話〜最終話(全50話)
前回の記事はこちら↓
ネタバレな感想なのでご注意!
結末まで感想ネタバレしてます。
キャラクター生死を含めネタバレOKな方のみどうぞ
放浪し修業しながら無忌は成長。
自分の身体を治すために医療も学ぶ。
キャラクターが多くてヒロインまで次々現れては変わるんだけど、無忌と同じように少女の頃に出会って子役からまた大人の俳優に変わるので誰だか本当にわかりにくい。
中盤くらいになるとキャラもだんだんと固定になってくるので、それまでは流して良いのではないでしょうか。
無忌が少年時代から放浪してるのでそのあちこちで様々な人と出会う。
そのたびに女の子たちとも出会う。
周芷若@ジュー・シューダン
子供時代は無忌の命を救ったのに、大人になってからはそれが捻じ曲がってしまったという皮肉。
思えば一番"女"だったのかもしれない。
最初の頃に自分と父親を助けてくれた人が、どこの人なのか忘れたのか?とちょっと疑問にも思いました。
殷離@ツァオ・シーユエ
生い立ちが不幸で、そのまま不幸続きだった気がする。
邪教といわれるものに首まで使っていたのに、この子が一番純情だったのでは?
小昭@カービィ・ホイ
この子も、侍女でいいから傍に居るだけでいいと控えめだった分、彼のためならどんな犠牲でも……というわけで、最後は教主になったのも自己犠牲と思われる。
でも何も出来ずに死んだりするよりは本人には良かったのかもしれない。
- 楊不悔 @スン・アンコー
まさかの母親の義理を果たす役割になろうとは……
びっくりの展開だけれど、一番幸せな位置だったね。
趙敏チェン・ユーチー
モンゴル人と言うことで、そもそも価値観とかも全く違う?
出番は中盤から。
そしてそのまた半分は悪役で仇役。
なのに一番のヒロイン位置と言う、どんな設定(笑)
だから面白いのかもね。
とにかく引かないよね。
これだけ強ければ、反発も強いけれど自分なりの幸せも掴めるのかもしれない。
強い女は好きなんだけど、なんだかドン引いた。
個人的にチェン・ユーチーとは相性が悪いと思ってる(笑)
最終的に彼女と幸せになりましたと言うお話なんだと思います。
基本的に恋愛ドラマじゃなくて、修行ものドラマだものね。
無忌のキャラが優柔不断で……と言う解説とか感想とか目にしたんですけど、彼は優しいと言うことなんでしょうね。
争いを好まない、優しい性格。
つまりはいつもたどり着く、優しい奴は優柔不断だから女は幸せになれない!と言うブログ主の持論に行き着くわけです(笑)
でも今回は別に腹が立ちませんでした。
だってさっき書いたようにこれは修行ものであり、無忌の成長記録みたいなものです。
恋愛目線で見なかったと言うよりも、そっちは本当にどうでも良かった。
女の子たちに無忌が振り回されたというよりも、逆だと思いました。
はっきりしない無忌に女の子たちが振りまわされたんですよね。
恋愛相手としては無忌最低!(笑)
しかし、無忌は彼女たちに告白したわけでもなく何か約束したわけでもない。
どの女の子にも妹と言っていた。
怒っていいのは趙敏と芷若くらい?
趙敏は強いしあんな人だからまぁいいじゃんと投げやりに思ってしまった。
そもそも彼女は一人でも生きていけるし、無忌も振り回されたと思うし。
芷若に関してもまったく同情する気は起きないからなぁ。
結婚をドタキャンされたのは怒ってもいいと思うけど。
これは無忌の配役にツォン・シュンシー持ってきたプロデューサーか監督か分かりませんけど作戦勝ちのような気がします。
無忌のキャラを自然に上手く演じてましたよね。
憎めないキャラというか……
振り回され感もよく出てたし(笑)
ツォン・シュンシーの顔を見てるとわんこのようだといつも思うのです。
大型犬ではなくて、むしろ子犬。
黒目がまん丸の小さなわんこを思い出すのよねぇ。
優しさとか、弱気な優しさを守ってあげたくなる、それが今回は女性だけではなくて、彼を見守ってきたオジサマたちからも感じました。
ツォン・シュンシーの全方向受けのようなドラマみたいなものです。
彼のファンは是非見て貰いたいですね。
また、これを見て彼のファンになる人も増えそう。
個人的には「蓮花楼」のキャラよりもこちらのキャラが好きだなと思いました。
最後になりましたけど、今回のドラマ化で話題になっていたのはこの人、
不悔のパパこと楊逍@リン・ユーシェン(林雨申)
おじさまたちが大挙して出演する中で異彩を放っていたイケオジ。
ずっと出てるし、目を引くんですよ。
色気が半端ない、親父好きな人はご注目!