あおの華流記

中国ドラマ感想記……というか"萌え"と"愚痴"を語る

幕間番外 慶余年考察 その6

 

 




 

 

ネタバレな感想なのでご注意!

結末まで感想ネタバレしてます。

キャラクター生死を含めネタバレOKな方のみどうぞ

 

今回は特にシーズン1だけでなく、原作関連の話もするので作品の全体からの感想考察になります。

ドラマとしてはまだ作られていない部分にも話が飛ぶと思うので、原作のラストまでの壮大なネタバレになります。

それでも大丈夫という人だけ読んで下さい。

 

 

 

 

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慶帝は初めて見たときから喰えない人だとは感じていたけど、まさにそのままだった。

見たままラスボスって中々ないよ。

はじめからラスボスですって顔してたけど、これだけ顔出ししておきながらラスボスだなんて。

もっとも原作では、陛下はじめ皇室の面々と范閑はそうそう顔を合わせることはないそうで、ドラマのようにいつも会うような真似は無いらしい。

父とも兄弟とも疎遠な関係。

この辺りは皇室家族の対面は毎回面白かったからドラマの脚本が大成功ってことで、1シーズンが面白かった理由のひとつだと思う。

クズな陛下でも魅力的。

中の人チェン・ダオミン(陳道明)さんはまさに好演でしたね。

この人あってのこのドラマだった気がする。

他オジサマたちもキャラが光っててキャスティングがgood。

実は2シーズンは1ほど面白くないという感想をあちこちで見掛けたのだけれど……遊び心を入れる余裕がなかったのかも。

検閲とか、短く作るとかの現在の謎ルールのために。

 

 

 

 

陛下はよくある皇帝あるあるなんだね。

自分を皇帝にしてくれたのは范閑ママなのに、彼女の人望とか頭脳とか色々恐怖だし邪魔だし、居なくなれ、殺してしまえの単純思考。

息子に対しても愛情なんかほぼ無いのだろうし。

自分が残るための他は駒。

よくある皇帝の考え方なのでそんなものかと思いましたけど。

でもこの陛下はドラマでは楽しませて貰ったのでクズな人だけど魅力的だった。

クズな理由が凡庸すぎてちょっと残念だけど。

種明かしされるまでは楽しませてくれるだろうし、クズの死に様でドラマの最終的な評価が決まるかもしれない←ここがつまらないと最悪

 

 

 

 

しかしもう一つ壮大なネタバレなんだけどこの人は四大宗師の一人。

実はあのスーパー宦官のお爺ちゃんは影武者なんです。

陛下は四大宗師なのを隠してる。

──つまりはあのじいさまよりも強いってことだ……

 

 

 

陛下は范閑ママのおかげで帝位につけたのに、彼女が情報網の新聞、権力の監察院、経済を握る商工会議所や内庫など考えてみればすべての実験を握ることも可能な組織を作ったために慶帝に疎まれたのかもしれない。

それらが完成しなくとも、それらを作る知恵と実行する能力を疎まれたのかもしれない。

慶帝は彼女を愛しながら憎んだみたいだから。

そして怯えた?

最終的には十二国記の陽子と同じように、

「国民ひとりひとりが自分の王であれ」

これを石碑に刻んじゃったのが致命的だった可能性も。

 

 

 

 

でもだからといってママを別院で焼き殺すとかやり過ぎじゃないのか。

しかもママの周りの人を余所に排除して、ママが一人の時を狙ったとか。

それを隠すために邪魔な皇后一族に罪をなすりつけたとか……まぁいろいろサイコな方ですね慶帝。

 

 

 

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