前回のその3までは二人の全体的なキャラクターとか、互いの位置付けみたいなものを語ったと思いますが、今回からは私の好きなシーンごとに二人のことを語りたいと思います。
やはりこの2人のことは語っても語りきれないんですね。
多分これを読んで下さってる皆さんも同じだとは思いますが。
同じ思いだよ、私はちょっと違う……とか思いながら読んで貰えればと思います。
もしも前回までの記事を読んでなくて読みたい人は
陳情令カテゴリーからどうぞ
今回は第二話の大梵山の辺りのシーンの萌え話を。
ネタバレ&BL注意
原作がBL小説です
そのような表現もOKな方のみ閲覧してください
大いにネタバレも含みますのてご了承を
一話の莫家ではニアミスをした忘羡の二人。
実際に再会するのがこの大梵山です。
藍湛が魏嬰に気がつく前。
魏嬰が金凌と再会した直後、江澄が現れ心臓が止まる思いをした直後に今度は藍湛が現れます。
この藍湛が現れる気配を察したのか、とっさに木の陰に隠れる魏嬰が可愛いと思った。
江家と藍家と言うか、江澄と藍湛の睨みあい?を木の陰からそっと伺う魏無羨。
修羅場の気配と言いましょうか、覗いててどう思っていたんだろう?
もっとも会いたくない二人が睨み合ってる。
それを陰から隠れて盗み見てる図(笑)
緊張と緊張と緊張(笑)
恐怖もあったのかなぁ。
夷陵老祖が怖い相手はこの二人しか居ないよねぇ。
二人が去った後ほっとしてるもん。
この立ち去るときに藍湛がちらっと魏嬰を見てますよね。
私はこれが凄く気になってる。
この時の藍湛はどう思ってたんでしょうか。
何かの予感があったのか?
弟子たちから昨夜のことを聞いていて、莫玄羽として意識してたのか、それとも訳のわからん怪しい男として意識してたのか。
もしや、もしかしたらの予感が既にあったのか?
こういうシーンは小説では味わえない映像ならではの表現じゃないですか。
王一博演じる藍忘機はどういう意味であの目線を送ってたのか──
何度見ても気になるんですよねー
そのあとひとりになった魏無羨が川縁で後悔するシーン。
色々と思い巡らして落ち込んでるところにりんごちゃんが来るシーンがとても好きです。
癒やされるというか、和む。
その後の天女像騒ぎ
そして茶屋で休憩してる江澄と藍湛の間に漂う冷気……
こちらは色々知ってるから余計に思うのかもしれないけど、氷のように冷たくて。
恐怖を通り過ぎてまるでコントです。
もしくは漫画?
ヒョーって木の葉が舞うシーンでも書き足したいくらい。
緊張感通り越して見てるこちらは笑いたくなった。
さてその後は景儀から刀を奪って即席で笛を作って下手に吹いたらなんと"温寧"が来ちゃった。
その他の人々もびっくりだけど、魏無羨その人が一番びっくりしたのでは?
更にびっくりしたのは「忘羡」を聞かされた藍忘機。
そしてその原因がわかってない魏無羨も驚いた一人。
そこに居る人全員が違う理由で驚いてることにちょっと滑稽さを感じます。
みんな違うことで驚いてるけど、忘羡はどう考えても二人の世界だよね。
この再会のシーンは本当に最高だと思います。
このシーンだけ何度も見てしまう。
そしてもちろん驚いたのは江澄も同じ。
でも江澄は頭に血が上ってるけど、あっさり魏嬰にフラれちゃう。
以前も書きましたけど、あっさり冗談で躱されて江澄は怒髪天だったのでしょうけど、
反面──藍湛はどれだけ喜色満面だったのかなぁと。
再会できた喜びと江澄よりも藍湛が好き!と言われたダブルの喜び。
是非とも喜びの舞を舞ってほしかった(笑)
腕を掴んでた藍湛は心の中で思ってたはず
"ぜってー離さなねーからな!"
そして温寧が去った後その腕を掴み返す魏嬰。
見てるこちらのテンションも上がります。
監督さんよくわかってるなぁと毎回感心して同じシーンを見てる。
そのあとまぁいろんなことが1度に押し寄せてゆっくりと倒れていく魏無羨。
この映像表現も上手いなぁと思います。
ドラマでは意識手放す魏無羨とともに過去映像に切り替わるわけですが、オープニング映像の崖落ちと共にこれはドラマのオリジナルです。
以前も語りましたが、原作とアニメはこのまま引きずられるように姑蘇に連れていかれて入り口で嫌だ嫌だと駄々をこねる魏嬰を景儀がからかい、藍湛に冷たくあしらわれると言うシーンになります。
このアニメのシーンも大好きなのですが、陳情令の映像もかなり表現としては秀逸だなぁと思っています。
同じ原作で有りながら、全く違う映像で表してるのが物凄く好きです。
ドラマではこのまま16年前の過去シーンに飛びますが、二人にとっては33話にあたる姑蘇の静室のシーンになるわけです。
この藍湛が琴を弾いていて、魏嬰が目覚めるシーンは美しくてこのまま映像止めて!と毎回心の中で叫んでしまいます。
さて今回はここまでです。
また次回の萌え話に続きます。
↓可愛いメイキングもどうぞ