あおの華流記

中国ドラマ感想記……というか"萌え"と"愚痴"を語る

BL小説「魔道祖師」ドラマ「陳情令」違い その3



 

この記事はどちらかというと原作未読の方への為の説明になります。BL小説「魔道祖師原作」とドラマ「陳情令」アニメ「魔道祖師」の比較等の記事です。
BL小説としてのネタバレなどありますので、BL不可ネタバレ不可の方は閲覧しないでください。

説明は個人的に思いつくまま語っています。
ここに書かれている違いは一部であり他にも多くあります。

 

 

 

 

 


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今回は違いと言うよりも私が感じた疑問を書いてみます。
あくまで個人的に感じた疑問です。


それは魏無羨はどうやって死んだ?と言う疑問です。

 

 


陳情令はドラマチックに崖に転落、自死でした。
はっきりわかっていますね。

 



しかしここで次の疑問。


死体も見つからず、魂もなかった。
身体の方は江澄始め大勢の人が探した。
もちろん藍忘機も。
なのに見つからなかった。


藍湛は問霊も数限りなくやったのに魂からの答えはなかった。
みんなが思ってた、魏無羨はどこへ消えた?
全てが消滅していたなら、献舎されたときはどこから甦ったの?


その前に一度温晁に乱葬崗へ落とされてますよね。
その時も行方不明だった。

 

 

数ヶ月後、ふらりと現れた。


この時みんなにどこへ行ってたかと尋ねられて余りはっきり答えていません。


アニメ版では温晁が江澄と藍忘機に向かって乱葬崗へ落としてやったと宣言したので二人はその事実のみ知りました。


ドラマでも温家の人間を藍忘機が問い詰めたとき「乱葬崗に落とされたんだ、もう死んでるよ」と言われ江澄と共にショックを受けるシーンがあります。

 

そしてその後、魏無羨が夷陵老祖として甦ったときに「どこへ行ってた」と聞いても魏無羨ははっきり答えません。


落とされたことは自慢できることでは無いかもしれないけど、あの何事も気にしない魏無羨が何故はっきり言わないんだ?と言う印象ではありました。

 

ただこのシーンは見てるこちらも作中人物達も『戻ったからいいや』という心理が働いていて、それ以上追求する気持ちが失せてます。

でも戻ってきたら陽→陰になるくらいの変貌でしたよね。

江澄と藍忘機もギョッとするくらい。

 


↓アニメ版 夷陵老祖




↓ドラマ版 夷陵老祖




ドラマでは二人はすぐに気付いてた風でしたけどアニメでは最初は魏無羨だとわからなかったくらい。
何か違うものになった?と言うのがその時の私の印象。

 




つまり魏無羨と言う『陽』の気質から夷陵老祖と言う『陰』の気質へ。

 

このあまりに違うものが『同じ人間』と言えるのか大変疑問に思いました。


違うもの、というのは例えば亡霊、怨霊、鬼、悪魔、死霊──


呼び方とか分類は何でもいいんですけど、つまりは普通の人間以外です。

もし「普通」の人間ではなくなったとしたら
この時点で魏無羨そのものは死んだという考え方も出てくるかも。

 

魏無羨αでもβでも呼び方はどんなでもいいんだけど魂の本質は魏無羨でも乱葬崗で違うものに生まれ変わった。
もしくは入れ替わった
上手く言えないんですけど器が変わった感じかな。
まだ献舎で莫玄羽になったときの方が魏無羨ぽかった気がします。

 

3カ月として、陰虎符で夷陵老祖になるくらいの変化。
何食べてたの?とか、どうやって暮らしてたの?とか考えたらきりが無い。
人間は暮らせなくて、帰ったきた人間がいないのに金丹無くした只人の魏無羨は生きてた?わけだからいろいろ疑問です。


この疑問は原作でも言及されてないんだからあくまで妄想でしか無いんですけど。
この時点(乱葬崗)で死んでたなら2度目に死んだとき何も無かったのは頷ける気がする。
すでに過去に1回死んでるんだから器が乱葬崗に戻っただけ。
元の本体はとうに消えてるから、αかβに変化した魏無羨が消えただけ、などと想像しました。

 

13(16)年間長い眠りにつく直前のことはほぼ語られてない。
魏無羨は「オレを殺したのは江澄じゃない!」とこれだけは言ってる(原作)

 

本人の言い訳は八つ裂きにされた、バラバラになった。
仙門百家が攻めて死んだのでもないらしい。
さて誰に?どうして?とは詳しく言ってない。
怨霊に殺されたの?なんで?
気が暴走したから?
タイミング的にその時じゃない気がするけど。
藍忘機に気を注がれたりしたのに暴走はちょっと違う気が───

なぜ魂まで無かったのか。
それはオレにもわからない←本当に知らないのかしらばっくれてるのかわからないけどなぁ

 

基本的には私はトンデモが起きてもアニメとファンタジー小説は許します。
現実じゃないからお話が楽しければ少々「ン?」と思ったところでいいのです。

だから結論は求めてません。

具体的に作者さんが決めて無くてテキトーに想像しておいてねならそれでいい。
でもだからこそあれこれ想像しちゃうんですよね。

 

夷陵老祖ってオリジナル(人間)の魏無羨だったのかなぁって。
変異してたら面白いけど。

 

藍湛は気づいてた?かはわからないけど、
お前本物か?みたいな目で見てる感じはあった。

甦った莫玄羽のことはすぐに認めたのに夷陵老祖のことは常に胡散臭い目で見てたのは藍忘機が若かったり、魏無羨のことを好きだと認められなかった他に本能的に「何か」違うと思ってたんじゃないのかなぁと何回も見てると感じるんですよね。

 

この辺りはアニメ版が夷陵老祖の辺りを禍々しく描いているからそう感じるのかも知れませんけど。

でも藍湛は中身が魏嬰なら身体が莫玄羽でも構わない人だから、ベース(魂)が魏嬰なら何でもいいんだと思う←ホントかよ(笑)

藍湛は執着攻めで溺愛攻めだから魏嬰だと一部でも確信できれば何でもいいんです←言い切る!


最後に、
私は大分後まで単純に間違えてました。
それは献舎と捨身呪の違いです。
献舎は器が全くの別人。
だから外見は『莫玄羽』
身体も顔も違う。

 




でもドラマ版て捨身呪だから甦っても見た目が魏無羨なんですね。
仮面は付けてたけど。

これってどこまで魏無羨のままって設定だったのかな。
始めから魏無羨の顔形のままだったとしたら仮面付けててもわかるだろう?て思っちゃうけど、肖戦がどっちもやるんだから追求するなって事ですかね。
スタッフの話でそこんところは肖戦がやるために工夫したとは言ってた気がするけど。

役者問題除いたとしても、

 

私は最初『捨身術』と早とちりしてしまったために訳わからなくなり、後に『捨身呪』なんだぁと気がつきました。

原作は献舎なんだから深く考えずに
魏無羨=莫玄羽と言うことで素直に認識しておきます。

 

また何か思いついたら書くかも知れませんが今回はここまで。

リピートする度に愛着がわく魔道祖師と陳情令を皆さんも何度でも楽しんでくださいね。