あおの華流記

中国ドラマ感想記……というか"萌え"と"愚痴"を語る

長歌行








ネタバレな感想なのでご注意!

結末まで感想ネタバレしてます。

キャラクター生死を含めネタバレOKな方のみどうぞ









YouTubeの公式予告編を珍しく先に見た←気合入れてる

何しろWOWOWで放送始まって早数か月。
やっと終わりが見えて一気見に挑戦出来るんだからね!

で───予告編見たけどまったくわからない。
次は一話のあらすじ。

唐の時代……絡む人物名いくつか見ながら、
あ、何か知ってるよ。
なんだっけと思い始めたらお勉強しないと気が済まない。
熱心なんじゃなくて、以前のことをすぐに忘れるからです。
年のせいか記憶の抜け落ちが酷い。

この辺りの人物って何度も出てきてるよ。

独孤伽羅とか、その前なら蘭陵王からの流れでもあるし、その後の李世民とかあちこちで絡んでた気がする名前。
しかしそれ以上は思い出せず諦めてドラマを見始める。

コミックなんだね。
アニメ化にした方が良かったんじゃないのかとOPの漫画見て思いました。
嫌な予感しがない。
日本のアニメ見慣れてるせいか、なんだか漫画の場面が浮きすぎてる。
せっかくのいいドラマが←まだ見てないけど期待してるからね。

ウーレイとディリラバなら期待するでしょ!

でも作中にこの原作の画像ちょいちょい入れられるのやだなぁ。
紙芝居風というか、イラストなのかアニメなのかよくわからんし、キャスト寄せてるわけじゃないからいきなり何コレ的な印象しかない。
せっかくお金掛けてる風なドラマなのに安っぽくなってるよ。
原作読んでないからアニメに愛着無いしやめてほしかった。

気になってる歴史上の人物が李世民。
唐時代の話には名前がちょいちょい出てくるので。
大唐女法医もこの時代かな、見た中では。
大唐見聞録は脱落したんだけど。

このドラマでの李世民は長歌がお気に入りなんだね。
敵の娘で姪の長歌だけど、見ようによっては自分の娘よりも愛情注いでる。
相性があったのかも知れない。
性格が合うというか。
肉親として弟子として愛情注いでいたんだろうね。
長歌の母を愛してたか忘れられなかったのかも知れないけど。
けれど政変になり……まぁ仕方ないよ。

どこかで皇帝のことを語りましたが、皇帝とかは国を護らなくちゃいけない。
少し冷徹くらいがちょうどいいのかも。
人間としてどうよ!と言われても皇帝として立派ならそれで良いと思います。
大勢を護らなきゃいけない立場の人が家族の心配ばかりしてるようでは務まらないと思うのよね。
基本両方護って欲しいとは思ってもそんなに甘くはないよねぇ。
なので李世民はこれで良いと思います。
十分誠実な皇帝として描かれてるよね。

娘の楽嫣がいい子で、
おっとり泣いているだけの子だと思ったら災難の連続でもめげずに頑張る。
よくぞ生き延びてくれたと感動するレベル。


戦のシーンが全部紙芝居なのはいいのか?
これはどういう意図で?
コロナで無理だったの?
でも直前の勢ぞろいのシーンはやってるよね。
なのに突撃──となると紙芝居に……
予算の関係?
それとも監督の意図?
しかし見てる此方は突然アニメとも呼べない紙芝居レベルのイラストに萎えるんですけどどうしてくれるの?
そこそこ面白く見てるのに突然の訳わからんイベントに突入。
役者と似てるわけでも無い絵を見せられて。
戦意喪失なのは視聴者だわ。
その後も大事な場面と言うか、やはり面倒で金かかるところで紙芝居になってるとしか思えないのでかなりな減点。
ダメじゃんねぇ。


公孫恒のやったこと、最後の選択はやり方の是非はともかく民の命優先て事だよね。
いつの世も思うのですが、一般庶民にとって国とはなんぞや。
思想だとか国家だとか、宗教だとか。
争いの理由は様々あれど、庶民にとっては大層なことはどうでもいいのでは?
その国に生まれてしまったからそこに居るのが一番の理由であり、望むことは日々平和に幸せに暮らせればそれでいいのよね。
毎日快適に暮らせればそこは良い国なのではないでしょうか。
不幸にしか暮らせないならその国に価値はない。
それに尽きると思うのです。
一部の人にとっては理想だとか色々あるのかも知れませんが、殆どの人は毎日平穏ならさほどの不満はないはず。
それを国民に与えられるトップが居ることが良い国の基本なのでは?
庶民にとっては大層な理想や思想は要らないのよ。
昔も今もね。
そして人があっての国だと言うことをトップの人間は忘れないで欲しいわ。
国のために人が居るんじゃない。
人のために国があるのです。


魏叔玉はどうでもいい人だな←キャラのことです
こういう優しさ押しの人はけっきょく何も出来ない。
毎回のように言うけど、優しいだけの男は何も決断できず優柔不断でヒーローにはなれない。
最終的には女を不幸にするタイプ。
平和な時代でもどうかと思うのに、生死が掛かる時代では箸にも棒にもかからない。
一番要らない人間だと思う。
戦乱の時代は一瞬の決断がものを言うからね。


公孫恒夫妻が亡くなったときも何のためにと思えば切なかったが民を救うという大義はあった。
阿詩勒隼の母が亡くなった時もそれこそ何のためにと切なかった。
息子を護るためだけど、その息子が耐え忍んだのもこの養母を護るためだったとすればこの親子はどうすれば良かったのよと思ってしまう。
気持ちがどよ〜んとしてた所に現れた男の顔見たらあれ?知らなかったのでビックリだよ兄上!
こんな所で兄上に会うとは思わなかったわ。



勝手にテンションが上がったよ。
劉海寛/藍曦臣こと兄上


後半になるにつれ、皓都と阿隼の共通点みっけ。
それは普段ほとんど表情が動かないのに愛してる人にだけ笑顔向けること。
そして愛する人の姿が見えないと病的に不安に襲われること。
それを見ていてそのたびに藍忘機を思い出します。
同じ表情だなぁと。
執着攻めの共通項なのかもね(笑)

ハッピーエンドなので安心。
漫画終わってないようなのでオリジナルエンドなのだろうけど、むやみにシリーズ化するよりこういう終わりかたしてくださいね。
基本言良いドラマだったと思います。
メイン俳優豪華だったと思うし、皓都という良い俳優さんに巡り会ったし。

とにかくマイナス面は変な紙芝居だよ。
あれが良いと思う人って居るの?
不満はそこだけです。

また早くウーレイのドラマ見たい!







二度目視聴の記事はこちら


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