あおの華流記

中国ドラマ感想記……というか"萌え"と"愚痴"を語る

度華年 The Princess Royal その8

 

 

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チャオ・ジンマイ

ジャン・リンホー

 

原題  度華年 (全40話)

 

 

 

 

 

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ネタバレな感想なのでご注意!

結末まで感想ネタバレしてます

キャラクター生死を含めネタバレOKな方のみどうぞ

 

 

 

 

 

李川は父親と対面したあと李容に一旦都から出るように言われます。

容卿たちの思惑に乗らないためにウラをかくのです。

皇宮には李容が残りました。

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皇帝も息子よりは娘の方が理解できるようです。

多分、李容が男だったならばもう少し上手くいったのかもしれないし、それでもこの皇帝ではダメだったかもしれない。

皇帝は娘に摂政になる詔を与えます。

 

乗り込んできた容卿は李川が皇帝を殺したか人質に取っていると思ったのに、李川は居ないしそこに居たのは李容だしでアテが外れます。

付いてきた朝臣たちも「あれ?」って感じ。

この時点で取り囲んでいる兵士は容卿の方が多くて、力では負けているのですが……

そこへ乗り込んできたのは文宣。

彼は裏切った朝臣たちの家族を人質にとって考え直すように言います。

乱戦になりますが、秦真真が李川と合流し兵士を連れてやってきます。

 

 

 

 

 

大方の決着は付いてるんですが、容卿が偽の詔を作って逃げます。

文宣と容卿の一騎討ちで、最後の見せ場ですね。

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結局、致命傷を受けた容卿は火を放って自害します。

 

 

 

 

 

最後に容と話すんですけど、この会話が空回りにしか聞こえなかった。

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三人ともやり直したわけですよ。

容と文宣も過去の過ちを認めて喧嘩しながらも最善策を探った。

自分達の関係も修復しようと努力した。

容卿も同じ事が出来たはずなんです。

それなのに過去のことばかり気にして、それを変えよう、全く違う未来に変えられると信じることができなくて、前向きに考えたなら容とやり直すことも出来たし、文宣と友になることだって出来たはず。

そうすれば実家の悲劇も迎えずに済んだはずなんです。

実際今回は自分が引っかき回しただけで、実家は無事なんですから。

なぜ自分で未来を信じて掴み取りに行かなかったのか?

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結局のところはそれが出来たか出来なかったかの違いです。

今回のテーマは未来は変えられるってことですかね。

 

 

 

 

皇帝は柔妃に刺された傷が元で亡くなるのですが──

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この皇帝は何がしたかったのか?

妻の実家の権威に怯え、娘や息子にも脅威を感じる。

寒門出身の側室が産んだ息子は自らが殺めてしまう。

いったい何がしたかったのか?

この人の気持ちが一番わからない。

皇帝とはそんなに守りたい地位なのでしょうか。

家族全員が居なくなって、自分一人になったとしてもそこに立っていたいのでしょうか?

国の将来を憂いているようにも見えましたけど欺瞞だと思います。

自分が死んだあとの何十年先を考えたところでどうするのでしょう。

いろんな要素で未来は変わるし、予想してもなんの役にもたたないのに。

そんなことよりも目の前とか明日をしっかりと見据えることもしないで、家族を見てもいない。

自分の家族もまとめられないのに、国がまとめられるんですかね。

惑わされてただけのような気がします。

 

私の頭を過ぎったのはあれです。

「王の指輪」つまりロード・オブ・ザ・リングのあの指輪です。

どんなに純真な人間であろうと、あのホビットでさえ、その指輪を手にしたら魔に魅せられる。

玉座とはそういうものでしょうか?

当然ながら縁もなければ、欲しいと思ったことがないのでその良さが全然わからない(笑)

毎回出てくる皇帝の浅はかさと愚かさに、なんでだろう?と疑問しかない。

やはりそこに座った人間しかわからないものなんでしょうね。

 

 

 

 

 

3年後みんな幸せになって居るのが救いです。

皇帝になった李川は隠遁することにして、朝廷は摂政だった容に任せて旅に出ます。

 

李川の隣にはもちろん秦真真。

ふたりは多分辺境へ向かったと思われます。

国の安寧のためにそこを見守ります

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容華と上官雅も

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こちら再婚して三度目の結婚

子供の姿がなかったんですけど生まれてると思います。

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容卿以外はみんなハッピーでよかった。

とても面白いドラマだったです。

 

 

お似合いのカップルだったと思います。

今回のジャン・リンホーは過去イチ好きでした←自分比

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男主2の割にかなり活躍してたと思う容卿@チェン・ホーイー(陳鶴一)今後が楽しみ

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(完)

 

 

 

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