あおの華流記

中国ドラマ感想記……というか"萌え"と"愚痴"を語る

幕間番外 陳情令の美術



 

 

 

 

今回は原作やアニメは関係ありません。

ドラマ版の美術に関するお話。

単純にこれが好き!あれが好みなの〜って言うまさしく個人の見解です。

 

お気に入りのセットや大道具、小道具、

ロケ、セット、CG含めた建物や風景などについて語ります。

 

 

 

好みのオンパレードで、いまだにこの美術関係で陳情令を超えるものに出会ってません。

他ドラマでたまにこれが良いなと思ってもこんなにたくさんのお気に入りを見つけることはできない。

派手でなく、安っぽくなく、素敵ですよね

キンキラに派手なものよりも渋い色合いのものが目をひきます。

日本人のわび、さびにも通じるような渋いというか、静寂を感じるものとか。

だからこそ、金氏よりも藍氏のセット、美術、風景などが心ひかれて、キャラやストーリーよりも背景や小道具に目が行ってしまい肝心なものを見逃すことがたびたび。

しかも何度見直しても、目に行くものが一緒なので、しまいには静止画で見つめるしかなかったシーンも沢山有ります。

 

まずは姑蘇藍氏の風景。

トップの写真にも使いましたがこの全体的な風景が大好きです。

姑蘇のイメージは松と滝なのだそうです。

 

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イラストや絵画にしても美しい。

もともと海も好きですが、川や滝の風景が好きです。

日本や海外の流れる水の風景動画をよく検索して見ています。

清らかな水は良いですよね。

そこで琴を弾く藍忘機最強だなと思うし、隣に魏無羨が立って笛を吹いているなら言うこと無しです。

 

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二人の持ち物。

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避塵

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美しいですよね。

剣は撮影用や携帯用、戦うときの軽量なもの。

同じものを何種類か作ったという話でしたね。

物語の世界観を壊さない、さらに深く考えられた美しいものがそれぞれの世家のイメージで丁寧に作られていて感動しました。

 

陳情

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この根付けが気に入ってしまい、当時公式から買ってしまいました。琴や笛の先にこう言うものが付いてるというのはオリジナルな発想なのでしょうか。

ちょっと気になった。

気になってまんまと引っかかってる気がする(笑)

 

 

 

小道具のお話。

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もともと磁器・陶器などは派手ではなくシンプルでそれでいて色合いの綺麗なものが好きです。

 

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特に青系のものが好き。

白と青の組み合わせは最高に好みです。

 

天子笑に関してはアニメの方は別に何の拘りも無い器だったのですが、ドラマの酒瓶のデザインが好みに合いすぎて目が離せなくて困りました。

同じく乾坤袋も色合いが好き……

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自分の好みのツボを突いてきてるとしか思えない(笑)

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魏嬰が片手でつかんで飲み干すのも良いですが、静室の雰囲気にこのデザインが合いすぎて、この組み合わせの静止画をずっと眺めていました。

藍湛との三位一体は美しさの最上級。

 

天子笑なのに魏無羨ではなくて藍忘機との組み合わせを選ぶブログ主(笑)

 

 

 

茶器達の次が灯りです。

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全体のデザインはもちろんですが、それぞれの装飾がまた細かい気配り。

ちょっとしたことで洗練さと美しさが増しています。

こればかりは金氏の美麗さも映えます。

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蓮花塢のシーンで登場するこの蓮型の蝋燭が美しいですよね。

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とにかくすべてが好きです。

 

 

玉佩

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中国ドラマを見るようになって注目するようになったのはこの玉佩です。

どの時代劇でも気になってアップになればすぐに注目してしまいます。

どのドラマでも気になるのはこの玉佩と女性の髪飾り。

手仕事好きなので自分でも散々アクセサリーを作ってきました。

友人に作ったり販売した経験もあります。

玉佩にもぜひ挑戦してみたかったけど、材料が中々手に入らないので諦めました。

公式の藍湛バージョンを買いましたけど(笑)

 

 

次のものは「和」にも通じますね。

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懐桑の持っていたこの扇はある意味重要なアイテムだったのではないでしょうか。

彼は帯剣(中国ドラマでは帯剣とは言わないのか?)

つまりは剣を持たない人で扇を持ってる。

この姿が冒頭から大きな意味を持ってる。

まだ1回しか見てない人は、最初からこの扇に注意して見返すと面白いですよ。

人物のシルエットや一部しか映らない場面でも扇を持っているかどうかに注意して見ると新しい発見がある。

 

日本風に言えば山水画の水墨画?

詳しくないので間違っていたらごめんなさい。

双方の違いは中華風だと"はっきり"書いて、日本風は"滲みとかぼかし"を大事にするみたいですね。

 

そして大事なシーンで登場の傘。

以前幕間番外の記事でも書いたシーンの傘です。

こちらも水墨画風。

とても印象に残ってます。
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静室の外観。

これが藍忘機に似合いすぎて、これ以上のものは無いイメージです。

"静謐"に通じるものがあるといつも思います。

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他の部屋のセットも派手さが一切無いことに美しさを感じます。

何もかもが好みです。
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最初にこれを見たときは驚きました。

室内に池?

日本人からすると室内に水を張るのは湿気を想像して有り得ない!

しかし中国ドラマには時々ありますよね。

「慶余年」とか、「風起洛陽」とかでも室内に水を張る様子があった。

乾燥してると言うことのようですけど、肌感覚が違うので素敵だと思う反面、馴染みにくくはあります。

それでも好きなんですよね。

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そして大好きなのは蔵書閣。

本好きの自分としては図書室としての役割も興味深いし、円形なのか多角形なのかわかりませんが、造りが非常に好みです。

 



 

姑蘇藍氏が一番の好みですが、「蓮の花」がもともと大好きなので当然蓮花塢が気になります。

蓮の花に囲まれた生活いいなぁと思いますが、蓮の花の時期は短いし、ほぼ池は泥に埋まってるし……と、とてもリアルなイメージも浮かんでしまうのです(笑)



蓮花塢の一番気になる場所は祠堂です。

日本風に言えば、「建具」になるんだろうか?

扉や周りの造形が美しくて見とれます。

ここが映るのは少ないし短いのですけど、毎回食い入るように見てしまって、もっと周りを映してほしいといつも思うのです。

ここが映る時ってストーリーも大事なときで、またまたどこを見ていいのかと迷う。

セリフも字幕読んで、キャラの顔も見て……と、どうすればいいのかわからなくなります。

陳情令ってそんなシーンばかり。

贅沢な悩みで困ります。

飾り彫り?何もかもが美しいです。

姑蘇藍氏とは全く違う美しさ。

 

 

 

そしてロケ地とセットのCGの組み合わせ。

各世家のイメージを作り出し、仕上げた技術と、ロケハンの努力でしょうか。

どれもこれも感動するし、心に残ると思います。



 

 

そして最後に動物大好きな私が最初から最後まで和むのは大活躍の犬、ロバ、ウサギ……

触ることが出来ないのが本当に残念。

助演賞もあげたいくらい。



 

 

ほんの一部を語りました。

何から何まで大好きです。

公式の動画も是非ご覧下さい。

 

 

 


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