チョン・イー
ユエン・ビンイエン
〜最終話
ネタバレな感想なのでご注意!
結末まで感想ネタバレしてます。
キャラクター生死を含めネタバレOKな方のみどうぞ
終盤になりやっと動き出す。
本来真ん中からこの展開で良かったのではないの?
しつこい師兄こと帝君が天界に去ってから話が俄然面白くなってきた。
ちゃんと司鳳に向き合うことにした璇璣。
最初は冷たくされてたけどね。
そんな展開でも前向きな姿勢は見ていて面白い。
ただし帝君は今度は天界から邪魔をしようとしてる。
まぁね、天界に話の舞台が行くのは見てればわかってたことだけど。
これより前の20話分に比べたら格段に面白いです。
天界の方々は大事は見てるけど小事には興味ないから人間のことなんて基本どうだって良いのよね。
そもそも人間のあれこれなんてわからないでしょうし、物事の善悪も人間の考えとは違う。
中国のファンタジーになんでこんなに毎回"天人"絡ませるのか意味不明だけど、理解できない方々として悪役の役回りをさせるには都合のいい"神"ということかしらね。
思えば私は三世三生も馴染めなかったというか好きじゃなかったからそもそもこういう話には萌えられないんだと思う。
一言で言うなら"神は傲慢"
人間の生死も簡単に握るし、絶大な権力と力を持ってるんだから常にジョーカー持ってるようなもん。
そういうキャラクター絡ませるのはなんだかずるいよね。
神々の話をやるなら神々だけで済ませるべきだ。
人間と神じゃ不公平すぎる。
天帝が下々のことには無関心ですから(笑)
そもそも千年前にちゃんと今回と同じケリを付けてくれてたら……と見てる誰もが思ったはず。
しかしそしてそれをやってたらこの話は無かったことに。
つまりは天君の手抜きで成り立ってた59話です。
残り数話を残して何人新キャラ出してくるのか(笑)
戦神こと、璇璣こと、羅睺計都。
一人で何役やるんだというキャラですが、この人可哀想すぎ。
諸悪の根源"帝君"はどうなったんだろう?
あれって神から仙人に降格になって、最後はまた一から生まれ直ししたってことなの?
理解できて無くて申し訳ないですが、羅睺計都も一緒に消えたのがなんだか気になる。
事の起こりって、
つまり帝君は羅睺計都を好きなのに気がついてないから、相手は妖魔だし、男だし、変なプライドが邪魔して好きなことを認められずに自分の都合のいいように"あれこれ"しちゃったという……
誰しも気づいたBL展開ですか?
初めからBLな話ならわかりやすいのに、それが表現できないからこんなにややこしいドラマになったのか?
振り回された司鳳と璇璣はお疲れ様です。
終盤良い働きをしてくれる無支祁。
魔族でもいい人いるじゃない。
紫孤の千年の想いも果たされました。
良いカップルになってほしい。
最後には色々あったけどこちらの二人もハッピーエンドだよね。
そもそも主役の二人は千年前に出会ってた。
すでに司鳳は戦神を千年前に助けてるんだよ。
そのあとも10回もめぐり逢う……云々は説明もう要らないよね。
終盤は病んでる司鳳、ちょっと化粧が病人感出すためなのか気になったけど美しかった。
このドラマを支えてたのは血を吐きまくりのチョン・イーの美しさですよね。
彼のPVなんだなぁ。
でも見てて飽きない美しさだからいいですけど。
後半、傷心の司鳳の支え、柳兄さん。
あれこれ言いながらもずっと司鳳くんの味方。
色々あったけど娘さんと幸せになれて良かったよ。
魅力的なキャラだった。
姉カプも幸せになれて本当に良かった。
いつも妹心配してたものね。
エンディングは家族のドタバタ風景で幸せを表現してました。
天界とか魔物とかやってたのが嘘のような人間の風景です。
司鳳と璇璣も普通の家族です。
騰蛇も巻き込まれてました。
その前には婚礼シーンも。
なぜだか空に舞い上がったのですが、どこへ行くんだよ!と思いました(笑)
新居へ行ったようです。
途中、私の愚痴を聞かせることになって不満もなく見てた人には不愉快だったかも知れませんが、私としては始めと終わりが良くて、中間はちょっとねと言うドラマでした。
ラストの家族団らんシーンはどうなの?とも思ったのですが、ある意味ではこのシーンなんか凄く好きです。
メイン場面と天地の差が有る所帯じみたシーン(笑)
もうあと少しで終わりという頃に、チョン・イーとリー・ホンイーが似てるというコメントをいくつか見かけて──
え?そうなの?と思いました。
言われてみれば……そんな気もしますが、ぜんぜん気づいて無い私は間抜けなんでしょうか(笑)
今回ほぼ初お目見えだったチョン・イーは素敵でした。
永楽帝では物足りなかったし。
後半の魔王様的なキャラが良かったかなぁ。
また良いドラマで会えますように。