あおの華流記

中国ドラマ感想記……というか"萌え"と"愚痴"を語る

幕間番外 私の好きな中国ドラマ




中国ドラマを見始めて2年くらいですかね。

その前も琅邪榜とか蘭陵王とかアマプラに古くからあったものはチラホラ見てたんですけど、一番古いのはフーゴーの「神話」かも知れない。

10年以上前かな?かなり前だった記憶。




「三國志threekingdom」とどちらが古い作品だろう?

その辺りが単発で見ていた中国ドラマ。





今みたいにたくさん見るようになったのは一年半くらい前、それまでも台湾ドラマは見ていて台湾のF4が好きです。

特にヴィック・チョウが好きで、彼のドラマを探していて「如歌」にたどり着いたのは大きい理由かも知れません。

お隣の国には基本的に嫌悪感持ってるし、そもそもの私の「推し」はSMAPなのでまったく関係ない。

彼らが北京に公演に行ったあれこれもかなり政治絡みで何だかなぁと思ってたくらいだし……



でもまぁなんとなくのきっかけでドツボに嵌まったわけで、遥か昔のSMAPの時も思いましたが、沼に落ちて嵌まるスピードは凄いものがあります(笑)



コロナだったり、そのSMAPの騒動の影響で更にテレビを見なくなったと言う理由もあります。

私は手仕事が好きで特に編み物やクロススティッチを常にやっているのですが、その作業中にドラマなどを配信で見るのです。

中国ドラマは吹き替えがないので画面を注視しなくてはならず最初は迷っていたのですが、沼に落ちれば否応ない(笑)





さてそんな私が見てきたのは100作品越えではないでしょうか。

ブログに記載してるだけで70作品以上で、ブログを始める前に見ていたものや、正直つまらなくて途中でやめたもの、ブログに書く気が起こらなかったものも多数ありますので。





そんな私がここまでで気に入った作品を選びます。

超個人的な好みと思って暇な人はお付き合いください。



今まででお気に入りの5作品を選ぶとしたらこちら。







陳情令



こちらは小説「魔道祖師」が入り口。

アニメも見て、実写版へ。

他の方達と同じく、シャオ・ジャンやワン・イーボー沼にも嵌まりました。

けど、あくまで彼らの私生活にまでは興味が無いので他の作品を見たりする程度です。

完全ミーハーお茶の間ファン。



元々子供の頃からの活字中毒で雑食です。

ミステリーが好きですが、ジャンルとはず漫画でも何でも片っ端から読みます。

部屋は本の山、電子書籍にも切り替えましたがライブラリには二千冊弱あります。

子供の頃からお小遣いはほぼ本代に消えてました。

BLも耽美と呼ばれてた頃から山のように読んでましたが、読むのは好きですが実写はどちらかというと苦手です。

魔道祖師の原作も何度も読みましたが、実写の陳情令がブロマンスというジャンルで実写化されたことは私にとっては「吉」でした。

私にとっての「萌え」は隠すもの、そして隠しきれなくてダダ漏れする程度のものです。

あからさまではなくて。

ピッタリでしょ。

原作はあれでいいんです。

どんどんやってください(笑)

実写化するならブロマンスですよ→よくわからない人ごめんなさい。

つまりはエロは活字でお願いします!



そして何度も書いてるけど私は藍湛と兄上萌え。

あ、けしてカップルになれと言うことでは無いです!

カップルは正統派で!

キャラ的に藍湛と兄上が好きです。

太陽よりも月が好み。



とにかく美術的にもはまり込み、もうどこに目をやっていいのか迷うくらいで、何度見ても見落としがあります。

俳優達見れば良いのか、小道具見れば良いのか、風景見れば良いのか、キョロキョロし過ぎの自覚有り。



女性陣含む脇のキャラクター達もお気に入りで、何十回見ても飽きることはありません。



娯楽度はナンバーワンだと思います。







山河令



続いてみたブロマンスですが、印象としてはちょっとお兄さん版て感じ。



これよりも前に「絶世令嬢」見てたからゴン・ジュンも知ってたはずなのにはじめて見た気になってた。

印象が全然違ったと言うこともあったかも。

チャン・ジャーハンは知ってました。

でもビジュアルが過去に比べてナンバーワンだと思った。

こんなにいい男だったかしら?と。

二人の美しさに目移りしまくりで、二人が出てるとどっちの顔見てれば良いんだろうと未だに思います←アホです



ストーリーそっちのけでただひたすらビジュアルに呆けてると言うのは余り経験が無く、中国ドラマを見るようになって初めて経験しました。



ストーリーは陳情令に負けると思うけど、俳優二人の色気勝ちかなと。





将夜 戦乱の帝国



はっきり言うと脚本がどんどん駄目になっていって何でこうなる?どうしたいんだ?の典型的なドラマ。

なのになぜこれが大好きなのかというと、それはもうチェン・フェイユーくん一人に持っていかれたからです。



ドラマを見始めの頃は彼は全然好みじゃなくて、むしろ大丈夫かこの子と、思ったものです。

しかし砦から都に出て来た辺りかな、顔つきが全然変わっていって、この作品で変わっていくのが凄くわかった。

同じドラマの中で最初と後半は別人か?と言う印象。

修行で大人になり強くなるのと同時にチェン・フェイユー自身が変わっていく様が凄くて、引き込まれていきます。

何度見返しても同じで、今や見返しているときに最初の彼を見るとむしろ違和感です。

タレントの昔の映像とかよくありますけど、一つの作品の中でまざまざとそれを見てる感じ。

顔つきとか全然違う。

出だしの彼は素人丸出し。

もしも順に撮影したんじゃないというなら更に驚き。

その変貌ぶりにチェン・フェイユー沼にも落ちた私。

何回落とされるのよ。

中国ドラマ恐るべし。



あとは初めての身長差萌えになりました。

桑桑が可愛くて可愛くて。

彼女の実年齢知ったとき腰抜かしそうになった。

女優って凄いな。



そして皮皮を始めとした師姉兄の面々が大好きで、書院メンバーが登場するのが楽しみで見てました。

続編は師姉兄のために見てたと言っても過言じゃない(笑)





蒼穹の剣



はじめて見たときの動機はウーレイくんが好きだから見てた&シャオ・ジャンも出てたし。

このドラマは中国ファンタジーの面白いところが全部詰め込まれてると思う。

途中で終わってるとか、なんだコレ的な突っ込みどころはたくさんあるんだけど、それを超えるぶっ飛んだ面白さがある。

そして修行で強くなる私の好きなところが満載。

だから途中で終わってても何度も見てます。

大好き!







琅邪榜




最初に見たのは凄く昔。

それから何度も見てます。

フーゴーが好きでウーレイくんもこれで知ったから年イチくらいは見返しててもう何回見たかわからない。

私にとってはこれぞ中国ドラマって感じです。

陰謀あり、アクション有り、復讐あり。

登場人物多くて大変だけど、緻密で重厚。

何より無駄のない、優れた脚本だと思う。



上の5作品はもう何回も見ています。

何度見ても飽きないと言うヤツですね。

そしてその中でも一つだけと言われたら、

文句なく琅邪榜です。

これ以上の作品を私はまだ見てない。

ジャンルは色々あるとは思いますが、全編の中で無駄がなくむしろ終わったあとに物足りなさすら感じるのはこの作品だけです。

もっと見たいと、長い中国ドラマの終わったあとにまだそう思わせる余韻が凄いです。





私は長い話が好きで小説も漫画も長いものほど好きなのですが、長ければ良いというものではなくて要らない部分も多いです。

それは長いのではなくて無駄に引っ張っているだけ。

残念ながら中国ドラマのほとんどがそうです。

50話じゃなくて35話くらいなら面白いだろうにと思うものはたくさんあります。

日本の大河ドラマもそう。

中弛みが酷いものは珍しくない。

琅邪榜は54話だったかな。

短くはないのに、まだ見たかったと思わせるのは本当に凄いと思うし、梅長蘇を始めとしたキャラクター達もすべてが魅力的だった。

そして女性でも男性でも楽しめる内容は本当に脚本が素晴らしいのだと感動してます。

今後も絶対に何度も見るドラマだと思う。

満点です。







そして番外篇で選ぶとしたら

三國志threekingdomです。





これははじめて見たときWOWOWだったか?吹き替え版で見たんですよ。

とにかく凄くて映画みたいなのに、これが90話もあるのか?

実ははじめて中国のエンタメ恐るべしと思ったのはこれです。

映画はどんなに凄くても所詮1作。

それを連続ドラマで、しかも大長篇。

感動すらしました。

しかしそのあと10年くらい中国ドラマとは疎遠だったのですが(笑)





恋愛もの、ラブロマンスというジャンルも見ますけど私の中ではよほどでないと評価は上がらないのです。

女性はロマンスものが好きなのかも知れませんが、私はミステリーとかストーリー重視のものが好きで、あとは中国ドラマのジャンルとしては武侠ファンタジーが好きです。

以前は歴史大河もの1択でしたけど、中国ドラマの世界を知ってからは武侠ものが好き。

修行ものは面白く、主人公が強くなって這い上がっていくのが楽しいです。

選んだ5作は琅邪榜以外はこの「武侠ファンタジー」と言えるのではないでしょうか。





そうは言ってもロマンスものも見ています。

そちらから選ぶとしたら「明蘭」と「花様衛士」は別格です。






この2作は本当に面白い。

キャラ達も好きです。

長い話を飽きさせず見せるのは本当に大変。

それには無理な流れではなく、ある程度こちらに同意させないと。

創作とは言えいくらなんでもそれはないよと思ったらつまらなくなります。

この2作がそうではないと言ってるのではなく、そうなったときもキャラの魅力とか次への流れとかで引っ張れるかです。

脇も悪役も含めた「キャラの魅力」はとても大事だと思います。





現代物も苦手で数は少ないですが見ています。

こちらで印象に残っているのは最近見た「プラチナの恋人たち」は予想以上に面白かったです。




宇宙開発研究者と女優の組み合わせって、見る前は大丈夫か?と疑問だらけだったのですが、その組み合わせが元同級生とか、ディリラバがキラキラの女優役とか、想像の範囲内なのに想像と違って可愛かった。
ヤンヤンの無表情さがこの役にはとても似合ってて、二人が心を通わせていく過程がとても自然で良かったの。

ただこの技は1回しか使えないと思う(笑)
次回は二人とも全然違うものでお会いしたい。

設定は派手だけど作りすぎないロマンスで面白いです。
是非見ていただきたいです。




以上、私の好きなドラマを独断と偏見で選ばせて頂きました。

今後も沢山観ます!