ファンの方ごめんなさい、このアラン・ユーさんが苦手で以前1話の途中まで見てパスしてたんです。
中国ドラマって声が別ってこともあり、そうなると俳優さんの個性のひとつが消えてしまうんですよね。
演技力というかセリフ回しも個性なくなるわけだし、そうなると判断はその時の容姿のみってなりがち。
ファンになってネットで素顔とかを追いかければ違うのでしょうがドラマだけ見てると好き嫌いが顔だけってなってしまう。
ストーリーが面白ければ別なんだけど……
でも作品の評価高かったし、ちょっと我慢してもうちょっと見ようと再挑戦したわけです。
ヒロイン、チェン・ユーチーは可愛かったし。
一番好みなのは慕北湮役のチャン・スーファンだけど役柄がヒーローのライバルと言う立ち位置もあり、キャラ設定がイマイチ。
頭悪そうでちょっとマイナス。
それでも出てきたときの粗暴でおバカキャラがだんだん修正され、優しくていい奴じゃんと格上げ。
バカっぽいのは軽佻浮薄な登場だったからなんだけど、
(超ネタバレ)父親が殺された辺りから俄然いい男になってくる。
養子の兄を庇うシーンなどは王子かよ!ブロマンスと間違える(笑)
姫さらって逃げる王子そのものでこのシーンだけで絶品です。
脇役だからどんなにいい男演じても結ばれないのはわかってる。
中盤は兄とのシーンが萌え(笑)
兄の寝台に無理やり割り込み隣に座るとかは彼女相手にやってください。
中々いいシーンだった。
ずっとチャン・スーファンの話になっちゃってますけど、なんでこっちが主役じゃなかったんだと疑問が起きるくらいだった。終盤に向かってうなぎ登りの高感度。
しかしライバル役だからこっちと結ばれろとは思えないし、主役は煮え切らないから姫を守り切れないクソ野郎になってて、後半はストレス溜まりまくりで余り感動できない。
最後の双子の再会シーンが綺麗で可愛いと思ったくらいの感動だった。
私個人のアラン・ユーさんに対するイメージがマイナスになってしまったドラマだった。
残念。
私としてはおすすめ度は☆3個←5個のうち
役者さんのファンの方は是非見てください!