リウ・ハオラン
ラレイナ・ソン
チェン・ルオシュアン
原題 九州縹緲録(全56話)
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ネタバレな感想なのでご注意!
結末まで感想ネタバレしてます。
キャラクター生死を含めネタバレOKな方のみどうぞ
四人が非難した山村に導いたのは翼天瞻だった。
彼の本心は助けることではなくて、阿蘇勒の記憶が戻るかどうかの見張りだった。
記憶が戻らないならこのまま若者たちを見逃してもいいと思っていたようですが、阿蘇勒は記憶を取り戻したがっています。
小舟は不安がる阿蘇勒に尽くして見守ります。
彼女は本当にいい人で賢くて優しいと思いました。
阿蘇勒は所々断片的に思い出しては不安定で不安です。
翼天瞻は阿蘇勒たちを再び狙う中で更に思いがけない事実に出会います。
それは羽然が自分が探していた羽族の公主だということ。
村人を唆して、馬賊を利用して、羽然を攫った。
姫野は追いかけるんだけど、なんの目的で攫われたのかもわからないから行方を見失ってしまう。
阿蘇勒と小舟も离国側に捕まってしまう。
ここから舞台は殤陽関へと移る。
姫野は羽然の行方がわからないためにまずは阿蘇勒たちを追って、やはり殤陽関へやってきた。
身につけていたのが离国の部隊に居た時の甲冑なのですぐに受け入れられたけど←嬴玉もいるし
阿蘇勒と小舟は牢へ監禁される。
下手に外へ出るよりは安全という意味でもある。
殤陽関では、守りに入った离国側とその他連合軍の睨み合いが続く。
守りなら鉄壁な殤陽関なのだ。
羽然の方は攫われてのち、青州への旅とか羽族の戦いとかの場面が続くんだけど、なぜかこちらは個人的にはつまらなかった。
向こうの暴君が、羽が有る無しで差別を受けたという理由でひどい仕打ちをしてたし、羽然が民を助ける──簡単に言うと"巫女"みたいな存在らしく、ざっくり言うと巫女になるかならないかが彼女の最終選択だった。
"巫女になって民を助ける"
けれどその代わり神殿に籠って身を捧げるから姫野との別れが待っている。
まさかの展開でしたね。
てっきりこの二人は幸せになれると思ったのに。
びっくりだよ。
この二択なら羽然がどちらを選ぶかはわかりきってる。
姫野も割とあっさり認めてましたね。
助けに来たけど、羽然の選択は自分が支持しないと……
ラブに振り回される展開よりはいいのだけれど、理不尽な脚本だなとも思いました。
ある意味ベタとも言えるし。
このドラマは"恋愛は誰も成就しない"と徹底してるんですよ。
おじさん、おばさんの過去カプも誰も幸せにならないしなってないし、若者もです。
ある意味なんか凄いと思ってしまった。
話が戻りますが、殤陽関の戦いはこのドラマで一番の見せ場だと思います。
このあとも戦さシーンはありますけど、ここが見せ場です。
羽然もここ(青州)で退場ですが、离国の面々もここで退場。
嬴親子は無事ですが、逃れて离国に撤退したあとは登場しなかった←なんか残念、時間切れ感があった
連合軍と离国の壮絶な戦いのあと阿蘇勒が倒れます。
本当によく倒れる主役だから、区切りごとに倒れるのよ。
その度に小舟が献身的に看病するんだけど、連合軍が城に入って落ち着いた頃に雷碧城が赤牙の大軍率いてやってくる。
この時変な虫が大量に出てきて気持ち悪いけど、この虫で赤牙を操っていて、そのリーダーが阿蘇勒だという。
気持ち悪い仕込みをしないでほしいわ。
阿蘇勒がそれを打ち破って雷碧城を殺すのだけれど、まだここで終わるわけないんだから、カラスが鳴いた声聞いて死んでなくて逃げたなと思いました。
とりあえず戦いは終わって、戦後処理……つまりは政治的駆け引きに移るわけです。
ここから舞台は下唐国と天啓の駆け引き。
更に小舟の実家のある楚衛国も出てきます。
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