あおの華流記

中国ドラマ感想記……というか"萌え"と"愚痴"を語る

幕間番外 年末年始見返してみました

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あけましておめでとうございます。

今年もよろしくお願いします。

今年も良いドラマにたくさん出会えるといいなぁ。

 

そんな自分の年末年始、特に予定もなかったので新作1本、あとは過去に見たドラマの見返しをしていました。

 

 

何気にU-NEXTを開いたら「春花秋月」が配信終了というのが目に入りまずはこれを見返すことに。

以前見たのはかなり前で3〜4年くらい前?

見たときはまだこのブログを開設前で、のちに記憶頼りに簡単に記事にした記憶です。

しかも、確か1回記事を紛失して書き直した気がする……

記憶から欠落してることがたくさんありました。

 

リー・ホンイーはなにしろこの作品で好きになったので忘れることはないのですが、ヒロインがチャオ・ルースーだったのは見事に忘れてた(笑)

なにしろまだよく俳優さんたちのことを見分けできない頃に見たので……言い訳です。

ただヒロインキャラがイマイチ好きじゃなかったことは覚えてました。

今回見たらこの数年でもっと酷いキャラをたくさん見てきたのであまり忌避感はなかったです。

もっと短いドラマだという印象だったのですが、32話もありました。

たぶん当時は長いドラマが多かったので、32話でも短いと記憶してたんだと思います。

 

 

 

次に選んだのが「明蘭」

たぶん今回で4回目?の視聴かなぁ。

これ、72話ですよ!

今ならドラマ2本分。

だけど何回見ても面白い!

ノンストップで見られます。

何度も見てるし、倍速再生で飛ばし見でもあるんですけど、飛ばす場面も驚くほど少なくてですね、最近のドラマの方が飛ばすことが多いくらい。

このドラマがすごいのは、恋愛ドラマじゃないところ。

確かに明蘭と顧廷燁の話なんですけど二人は1話から絡んでて子供の頃からの知り合い。

何度も明蘭は顧廷燁に助けられ、そして顧廷燁も明蘭の聡明さに惹かれている。

けれどふたりが結ばれるのはこの長い話の中盤。

それまではとてもふたりが結ばれるとは思えない展開。

それがまたすごいと思うんですよね。

まずはどこのシーンを飛ばすかと言うお話。

実は斉衡とのシーンです。

チュー・イーロンには申し訳ないんですけど、個人的にこの斉衡のキャラが好きではない。

それは単純に一言で言えば「世間知らず」だからです。

いいところの嫡男でありながら名家がどのようなものともわからず、それなのに明蘭に向かって「必ず娶る」とか偉そうなことを言い張る。

明蘭の方が苦労してるからよほど世間をわかってる。

なのに強引すぎで笑える。

笑えないのは明蘭。

弱い立場なのに巻き込まれ感が半端ない。

彼も可哀想なことになるけどそれは自業自得なので同情できない。

 

次に注目してるところ。

何度見ても後半の明蘭と顧廷燁の夫婦として絆が強くなっていく様が、このあとリアルに結婚するふたりの姿に重なって感動してしまうのです。

よくある、わーっと盛り上がって燃え上がって恋愛して結婚するパターンもあるというか、ドラマとしては多いのでしょうけれど、明蘭と顧廷燁のように探り合い?ながら着実に育っていく愛もあると思うんです。

長い話数だし、撮影も長かったんだろうし、プライベートでも盛り上がったんだろうなという想像もできるしね。

ドラマでは地味にゆっくりと、プライベートでは逆に盛り上がっちゃったんだろうなと想像してしまうわけです。

その後別れてしまったんだから推して知るべしとも思ってしまうけど……

「長風渡」の時も言った気がするんですけど、これだけ二人の絆が出来上がったらリアルにも影響するだろうなとは思えます。

そんなことを想像しても全然嫌じゃなくてむしろ当然とは言いませんけど、充分に有り得ると思えてしまえます。

いろんな思いをこちらも抱えながら、何度見ても面白いんですよ。

恋愛以外のドロドロもすごい(笑)

本当に好きなドラマです。

 

 

 

次が「君子盟」

見返すかどうかと疑問を投げかけていた作品ですけど、見返しで見るとやはり感想は同じ。

悪くはない──けれどもなんか物足りない。

この作品は曰く付きで、原作がドラマ化される時に原作者と揉めてというか、これじゃないとクレームもらったらしいけど、この辺りは日本もあちらも変わらないトラブルなのかも。

無事完成してみればBL規制に引っかかりお蔵入り寸前。

「皓衣行」みたいに放送できなくなるよりも、なんとかして放送できた方がいいと思うのですが、58話位あったものがだんだん減って最終的に29話になったと言う情報をみました。

公式ではないので真実は知りません。

しかし各話も短いのですよ。

これらのことからかなりカットしたということでしょう。

長けりゃいいということではないのでそれはいいのですが、たぶんBL要素を抜くために二人の……もしくは周りのキャストのセリフをだいぶカットしたためになんだか空虚な人間関係に感じでしまう。

心の交流が立ち切れてるというか……この辺は放送許可を取るために仕方無かったとはいえ、感動まではいかないのは否めない。

なのにラストになって蘭珏に息子がいるとか入れる必要あったのか?(笑)←最後のセリフがこれって

説明しとけよーと思いますよね。

 

終わった時の感想を言うと

「これ、終わったの?え?終わり?」みたいな気分でした(笑)

つまりはそういう印象です。

大層な感じで事件解決してきたのに、終わってみれば???な感じ。

でも作品の雰囲気とか嫌いじゃない。

むしろ「唐朝詭事録」なんて、もっとキワモノだった気がするので。

 

お正月だからむしろこんな感じでもいいかと思った次第。

1週間ほどで駆け足で見なおした作品たちでした。

 

 

新作の一作は「長月輝伝」です。

こちらはまた改めて記事にします。