リン・イェンジョウ
ヤン・ゾー
原題 三生縁起是清歓(全8話)←U-NEXTで見ました(本来10分×24話)
ネタバレな感想なのでご注意!
結末まで感想ネタバレしてます。
キャラクター生死を含めネタバレOKな方のみどうぞ
またまた短編時代劇なのですが、今回ちょっと当たり?
チープなのは同じ感じではありますが、いつも苦手だと愚痴ってる三世生まれ変わりもの。
しかし短編なせいか良かったのですよ。
短編と言うよりも、ちょっと変わった設定?
変わったもの、予想外なもの大好きを公言しておりますが、その前に……
この短編シリーズ?は何か深夜にやってるとか、エロに寄っているとか、規則があるのでしょうか(笑)
実は前々から思っていたのですが、短編時代劇は短いのにキスの回数多い、ベッドシーンも複数という気がします。
中国ドラマで最近の作品ではほぼ見ないベッドシーンらしきものが多々ある気がします。
まぁ大したことはないベッドシーンですが、普通は皆無ですよね。
ベッドの中まであまり映さないでしょ?
布が閉まって終わりとか、床に倒れて終わりとか、普通そんなパターンだよね。
先にネタバレですけど、後半にやってくるこのシーン。
女皇帝に人質皇太子が後宮で……のシーンですけど……
女が迫って男が受け身、男がシーツ握りしめるのは大変珍しい(笑)
これだけでも点数上乗せしても良い!
努力を認める。
裸で絡むわけじゃなくても色っぽいシーンというものはあるじゃないですか、そして女性はそういうのが好みですよね。
話はもともと天界もの。
あと少しで帝君ですよと言われ、白択は下界で修行することに。
三世愛の試練を受けてねのあるある話。
直前に白択があやめの精を助けたことから、彼女が恩返しをしたいと人間界へ追っていく。
協力して一世ごとに花びらが散って、三枚……つまりは三世経験したら死んでしまうよと司命に言われるけれど構わないと追いかける。
人間界最初のシーンが、「天官賜福」と「山河令」が一緒にやってきたのかと思うような絵面──
こちらで見事悲恋を経験して、清歓が死んだことにより終了。
花びらが1枚散りました。
2度目がブログ主が感心した先ほどのストーリー。
この世界では女皇帝と敵国の皇太子。
人質の皇太子を好きになり後宮へ入れようとする女皇帝ですが拒まれます。
そのうち互いに愛し合うようになるのですが、そこに政治が絡んで二人の思いは二転三転。
誤解とすれ違いのテンプレパターンなのですが、最初に語ったように演出が面白い。
互いの国を守るために、嘘と騙し合いも重なって愛し合っているのに悲恋まっしぐら。
この世界でも清歓が死ぬことに。
これで二世ですよね。
あやめの花びらは残り1枚に。
しかしここでなぜか終了し天界へ戻される。
天界に戻って三世ではないのかと、司命に問う白択。
すると司命に、最後はあやめの花びらが1枚残っているので、これを摘んだら完了だと言われます。
白択は清歓を犠牲にすることは出来ないと断ります。
帝君の地位は要らないとお断り。
すでに花びらを二枚失って弱ったあやめを白択は大事に育てます。
そのあとちょっとだけありまして、甦った清歓が過去のこと忘れてるとか、雷劫があるとか、あったところでハッピーエンドです。
結果的に帝君になった白択。
主役の二人が好みの美形だったのと、予想以上に演技が上手かったのが良かったです。
こんなに短いのにこれだけやる(笑)
感心してしまいました。
何十話もやって中身のないドラマの立場が無い。
けっきょくアレだと思います。
人気(有名)俳優を使い、だらだらと長引かせて数字稼ぎ。
それしか思い浮かばない。
ショートドラマはさすがに端折り過ぎですけど、例外を除けば20話もあれば充分。
特に恋愛ドラマならば限界がこの辺りな気がします@個人の見解ですけど
清歓@リン・イェンジョウと白択@ヤン・ゾー
過去には脇役でお目にかかってますけど。
この二人には今後期待したいです。
色々な意味で面白いので見てみて下さい。