あおの華流記

中国ドラマ感想記……というか"萌え"と"愚痴"を語る

ロマンスの鼓動~キケンな恋の処方箋~ その1

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レオ・ロー

ヴィクトリア

 

 

 

 

原題  心跳源计划(全42話)

 

 

 

 

 

 

ネタバレな感想なのでご注意!

結末まで感想ネタバレしてます。

キャラクター生死を含めネタバレOKな方のみどうぞ

 

 

 

 

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いつもながらどうしてこんなお気楽なサブタイトル?

ラブコメかと思うような副題を付けないでほしいものです。

内容がめちゃシリアス。

 

途中そりゃロマンスらしき場面もあるけど……

これって核心に触れてしまいますけど、レオ・ローの役は産業スパイです。

……ということは、ロマンスがあったとしても不幸しか招きませんか?

 

 

最初の数話がとにかくヒロインがイジメに遭うので脱落しようかと思ったほど。

出だしで海外の研究員で居るときに、東洋人だからという括りのイジメ。

まぁこれは普通に日本人も経験することでしょう。

欧米での白人至上主義は根深いから。

しかし自国に帰ってからも執拗なイジメ。

しかも内容が幼稚で子供か学生のイジメかよというものばかり。

職場でこんなことをするのは20代前半まてではないですか?

30前後のキャリアのある人たちがこんなくだらないイジメをしてるなら人格を疑う。

実際に居ないとは言いませんけど、次から次にそんな人ばかり。

 

 

二人がいい感じになってから面白くなってはきたのですが、先ほども書いたようにレオ・ローの役は犯罪者なわけで、実際怪しい動きもしてる。

本人はやめたいみたいだけど、しがらみがある匂わせ。

 

しかも話が進むに従って、ハッピーな予感じゃなくて、不幸な予感が膨らんでくる。

 

 

なのに邦題が相変わらずお花畑で信じられない。

これって視聴者騙してることになりませんか?

ハッピーでラブラブを見たいと思って見始めた人がとんだ地雷を踏むことに……

だって英題はBrokerですよ。

原作小説のタイトルがそもそもbrokerの意味のようです。

今回のこれの意味は良いことではないです。

新薬の研究の話なのにBroker。

何が「キケンな恋の処方箋」

「ロマンスの鼓動」も大概ですけど。

 

 

なんでも来いのブログ主だって、気分で選びたい時はあるんですよ。

最近も何度かありましたよ。

バッドエンド続きの時代劇の気分直しにラブコメ見たいと思ったら、何コレ?だった経験が……タイトル詐欺に注意!

 

まぁこの愚痴は別枠で語ろうと思います。

 

 

 

このドラマに出てくるキャラたちは何かと自分の実家と距離を置いたり、出自を隠してる。

 

スパイの小山はもちろん、その妹を名乗る莫莉はもちろん秘密。

 

ヒロインも実家のことは職場にも隠してた。

ヒロイン妹の病院の指導医シュー・カイチョンもお金持ちの実家から距離を置いてる。

何なの?名家とか金持ちは隠す必要があるの?

実際はそんなこと有るわけ無い。

ドラマでは何かと隠したがる設定が多い。

金持ち批判なのか、資産家批判なのかわからないけど。

いつも現代劇を見ると謎の設定とか展開があるのよ。

日本人には理解できない設定とか事情。

お国柄が出過ぎててミステリーすぎる。

そしてばら撒かれてる「愛国心」みたいなものが気持ち悪い。

あちらのドラマ見てる限りはそこには文句言えないと理解しつつ……言いたくなる。

そう言うもの、そう言う設定、と割り切ってみてますけど、黒塗りの多い公文書を眺めてる気分になる。

 

そこには「検閲」ってものが存在するからなんだろうけれど。

 

 

どうやらこのドラマも大分削られたらしいですね。

特にレオ・ローが時間かけて「苦労して撮影した部分」と監督が言っていたようなので、想像するに彼の過去部分でしょうかね。

 

だいぶ暗くて過酷な過去設定のようなので、私刑の部分とか三日くらい掛かって撮影したらしいですが、そことかかな。

苦労して撮影したのにほぼ削ったそうです。

 

 

 

最後まで見なくても、これバッドエンドなのでは?と予想がつく設定ですものね。

 

大幅に削られたといっても長いですよ。

長すぎます。

こんなに要らないし。

相変わらず本題に入るまでが長すぎる。

数年寝かされていたドラマのようなので、まだ長いドラマ全盛の制作なのでしょうね。

おそらく原作の中心は後半の産業スパイをやっているレオ・ローの葛藤ではないかと想像できます。

多分恋愛はその切っ掛けだったのでしょう。

彼が仕事が出来なくなったのは彼女を愛したからなのだし。

 

 

 

このドラマはレオ・ローファンの人でも、精神状態が良いときに見て下さい。

 

 

最後まで見たので↓↓↓

これ以下結末バレになりますけどこのブログはお断りしてるので先に書いてしまいます。

読みたくない人は回れ右を

 

 

 

 

 

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バッドエンドと言うよりもデッド エンドです。

熟語のデッドエンドじゃなくでまさにデッドなんですよ。

Dieの方がわかりやすいですかね。

しかも死に方が……爆死

ノー天気なラブコメとかではないので、レオ・ロー見たさに見る人はダークな内容と覚悟してみてください。

精神状態の良いときに。

彼の演じてる役は普通の幸せが望めない人です。

散々ペシミストな発言を繰り返したのでもしかしたら、思ったよりも大丈夫だったと言う人が居たらいいなと思います。

 

 

内容を詳しく語る前に愚痴を並べて申し訳ありません。

ドラマの詳細な内容と感想は次回の記事で語ります。

 

 

次回へ続く

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