アレン・レン
リー・チン
原題 請君
1話〜26話(全36話)
ネタバレな感想なのでご注意!
結末まで感想ネタバレしてます。
キャラクター生死を含めネタバレOKな方のみどうぞ
思ってたのとちょっと違った。
面白い!
今のところは……
事態背景が民国?
文化的に色々混ざってる感じ。
そこに三千年前の霊族の生き残りとかいるので、もうごちゃごちゃ。
リー・チンは慶余年以外のヒロインが自分的にはイマイチでなんだかなぁと思っていたのだけど、このヒロインがちょっといい感じ。
とにかく喋る、自信家、男たちをまとめてる頭目なのでまぁそれなり。
ちょっとやり過ぎでうるさいのと紙一重なんだけど、済ましたヒロイン役よりこちらのほうが伸び伸びしてる感じがしてとてもいい。
アレン・レンはいつもの感じ。
最初ツンデレ。
とにかく無口、無愛想はどのドラマのアレン・レンと同じで安定の役。
普通、いつも同じでつまんない!とかなるのかも知れないけど、自分の中では彼はこれでいい!
登場時は古装の将軍スタイル。
その後は古風な洋装スタイル。
とても格好いい──つーか美しい。
山賊の砦みたいなところに住んでいながら、一人時代錯誤に美しい……満足です(笑)
似て非なるもの……かなぁ。
「美人骨」よりもこちらのキャラの方が好き。
始まったばかりでこのあとの展開がまだよくわからないけど、
彼女が探してる聖女だと言うことは確定しました。
現代でも時代劇でもない、かと言って史実な民国時代とも違うファンタジー。
とても新鮮でいいです。
ファッションも自由な感じだし、それに伴うアクションもいい感じ。
とても楽しく見られます。
合間に三千年前の人族と霊族の諍いと主役カプの話も長々とせずに要点だけで好感が持てる。
やはり企画や脚本次第でまだまだ楽しい話が生まれるんだなぁと思いました。
陸炎は元は人間で、霊族と対立してたときに聖女と出会う。
二人は親しくなり二つの種族を和解させたいと思っていたけど、陸炎が戦死。
その時自分の元丹を陸炎に与えて彼女は消える。
彼は彼女を探して三千年後に于登登と出会う。
最初にも書きましたけど、陸炎はクールで淡々としながら、真摯な気持ちが伝わってきて本当に格好いいキャラです。
最初は登登=聖女とわからなかったので、彼女に冷淡だったけど、それでもちゃんと彼女のことは守っていたし、確信してからは本当に大事にしている。
登登の方は、最初は見目のいい旦那を捕まえたと強引だったけど、可笑しいのは正妻は鶏だからお前は側室と言い張るところ。
たとえ鶏でも正妻と決めたからには、どんなに素晴らしい人間の男でもお前は二番目だと(笑)
でもこのセリフに、真面目で、義理を通す彼女の善良さが見えて、絶対に悪いことなんてできない人だと思った。
途中不信感があって陸炎を遠ざけようとしたけど、結局は彼に惚れてしまっていたと言うこと。
潔いから自分=聖女を受け入れてからは、陸炎に対する気持ちにも正直。
陸炎の方も、照れること無く彼女に対してストレートなんだよなぁ。
『愛してる』なんていちいち言葉で言わなくても、それが伝わってくるのがとてもよくわかるし好感が持てる。
セリフで『愛してる』とか言われるよりも見ていてとても好ましく感じるのです。
登登を育てた父親も合流して、霊族の力を吸い取る事件からテーマは二人の因縁へ。
ライ・イー演じる誅戎が昔も今も黒幕。
そして面倒くさいキャラが一人。
陸炎の忠実な配下の衛都。
彼は陸炎を尊敬するのを通り越して崇拝中。
神様か何かと勘違い。
敵国霊族憎さもあると思うけど、どうも陸炎が聖女を愛したので嫉妬したとしか思えない言動。
これが行き過ぎ。
そして絶対にやらかしてる。
いつもの親の敵は○○の展開に決まってる。
水戸黄門の印籠のように毎回登場する親の敵問題に突入だね。
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そしてアレン・レンのOSTがいい!