ルオ・ジョン
ホアン・リーイン
原題 春来枕星河
〜12話
ネタバレな感想なのでご注意!
結末まで感想ネタバレしてます。
キャラクター生死を含めネタバレOKな方のみどうぞ
全24話。
この長さの良くあるドラマと比べて良くで来ていると思うんです。
キャラクターの設定が中々に斬新。
私が良く話題に出す"鮫人さん"ではなく、海の人種っぽいけど、違いは青い涙を流す人種。
青い血は聞いたことあるけど、青い涙と来たか(笑)
脚本というか、話の流れもありきたりな"親の敵"を持ってきながらもあるあるでもない。
ヒーローはヒロインに出会った直後から彼女の素性を疑ってる。
ずっと疑ってるから傍に居るんだけど、早々に好きになってる気配。
つまりは後でわかるんじゃ無くて、はじめからわかってるのに好きになってるし、自覚も早い。
つまりは愛してるのに親の敵だったのか!じゃなくて、親の敵の娘かもしれないけど好きになったら仕方ない……これって意外と斬新。
まだ前半ではあるけれど、ここまで覚悟してるということは二人の障害はここじゃないってことです。
中々隙間を付いてくるじゃないか、そう言うのは嫌いじゃない、というか好物。
しかし──
何だかなぁ先へ先へと急かす気持ちが余りわかない。
つまらないとは思ってないのになぜだ?
ちょっと考えて思ってしまった。
ワクワク感が足りないんだな。
謎を解くとか、ラスボスはどこだ!みたいな、終着点はどこだよって言うのが見えてこない。
つまり、このドラマは何を言いたいのだ?と言うテーマみたいなのが見えてこない。
伏線が足りないのか、こちらに訴えてこないのか?
ヒロインに当てつける嫌な公主がいるのだが、彼女が漫画的におバカであからさますぎて何だかなぁ。
その兄がいい人ぶってるのは怪しさ満載で悪い人に決まってるのだか←当社比です(笑)
この人どうもヒロインの兄だよなぁと思わせる。
そうならば出生の秘密も絡むわけだけどねぇ。
もうちょっと前半にこの先を見なければ!と思わせる危機感が必要かな。
このドラマを見始めてまず気になるのは"ヒーロー"男主1のルオ・ジョンだよねぇ。
はじめましてかと思ったら「オレ様御曹司」に出てたらしい。
全く記憶にない。
一度見たら忘れないんじゃないの?と言うお顔だちなんだけどなぁ。
目も鼻も口もすべてのパーツが大きいと言うのは顔も大きいとなるパターンが多いけど、彼は違うよね。
体格比では顔小さい、なのにパーツが大きい。
下手すりゃバランス悪すぎるのにイケメンに収まってるって、どんな奇跡なの?
髪型によってそれが強調されてるのかな。
場面によってそれほどでも無いときと、どアップになったときに、お顔の迫力でセリフ飛んじゃって字幕読めてませんけど?ってなっちゃうのよ。
ヒロインも可愛いんだけど←過去に数回お目見えしてます。
このルオ・ジョンの迫力に美貌が負けてるよ。
並んでも彼のスタイルが素晴らしい!
これは中国ドラマあるあるだと思う。
男主の方が美貌が増してると女優さんはその点は損しちゃうね。
可愛い女優さんが相手役なのは理に適ってると思う。
見てると可愛いなぁと笑顔でみられるもの。
ストリーですが、
話はその青い涙の人種。
昔、戦で男主1の陶君然の父は死んだ。
それで片っ端から涙が出る粉を撒いてはその人種を捕まえてる。
ヒロインももちろん疑われた。
しかし粉を撒かれても泣かない。
青いか確かめる前に泣かないから調べられない。
むしろ泣かないのは怪しさ満載だろうと思わないのか、泣かない理由を調べろよ!と言いたい。
男主の君然は怪しんで、そして理解するけど、悩んだりしないのも斬新。
ありのままに受け入れる。
あんなに血眼になって青い涙の人種を捜しまくって捕まえまくって牢に入れてたのに。
彼女がそうだと気がついた途端受け入れた。
そうか、仕方ないね──と言う心の声が聞こえた。
捕まえないんかい!と思わずこちらは見ながら突っ込んだけど、それがこのドラマだからね。
斬新だから良いと思う(笑)
なぜか彼の配下の者たちも黙認。
よく出来てる人たち(笑)
疫病が流行るが、彼女の血で治ることがわかり、青い血は皆を救う。
このままハッピーエンドか?の展開だけど、まだ半分だからそんなわけはない。
明日が婚礼と言うときに、君然は都に呼びつけられるし、ヒロインは襲われる。
そこに現れたのはなんとなく今までも怪しかった季青。
やはりブラックだったか……
お邪魔者感満載だった雲兄妹が後半の鍵なんだろうなぁと予想。
うん、俄然面白くなってきたよ!
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