ジャン・ヤオ
ジャン・ヤーチン
ゾウ・ティンウェイ
二度目の視聴。
一回目は一年くらい前かなぁ、もっと前かなぁ。
面白かった!と記憶してたけど記録してなかったので今回視聴。
前回思ったのはなぜ「紅蓮伝」て名前にしたんだ……よくわからないタイトル。
永遠の愛はまぁいいとしよう、疑問は残るけど。
失われた秘宝はどれのこと言ってるの?
邦題は時々よくわからないのがあるよね。
映画も含めて。
そう思ってる人は多いと思うんだけど。
よほど意味がわからないものを除いては原作に近いものを付けてほしい。
ネタバレな感想なのでご注意!
結末まで感想ネタバレしてます。
キャラクター生死を含めネタバレOKな方のみどうぞ
ちょっと「琅邪榜」パクってます?
お決まりの……正義面な奴はいいヤツじゃないのね。って辺りかなぁ。
こんなラブなら要らないんじゃ?
メインもサブも面倒くさいラブ。
前回は諸々こんな感想だったと思う。
でも全体的には面白かったのよ。
主演のお二人さんはこれ以外では馴染みがないけど好きです。
ゾウ・ティンウェイはあちこちで見かける気のいい兄さん。
いつもそんな印象。
脇でいつもお目に掛かるけどいつも優しいし、もっといい思いしても良いんじゃない?という役ばかり。
見る度大好き!となるお馴染みの役者さんになっている。
秘宝てのは最初の地図のことを言ってるのか?
私はあのエピソード要らないと思うほどなんだけど。
メンバー出会うのに必要なミッションだったとは思うけど、妹が危機?と言うほかはその後にあの地図が影響してないし、その妹の出番も殆ど無い。
そもそも左卿辞は家族と縁を切ってるのに家族のために奔走するのに説得力が無い。
国の大事に奔走するのも、過去のあれこれを考えれば説得力が無い。
自分の命や新たに出会った自分の大切な人たちの命を危険に晒すほどの意味があるのか疑問だらけ。
この話は江湖の面々が面白く、その勢力争いだけで十分に話が出来上がるのに最後は結局国を救うとかの話になる。
何度か書いてることだけど、ラブコメなども見てて面白くて気分いいのに最後は戦争になって血みどろの展開になる話が多すぎる。
これってつまりは最後はお国のために何かやれよ!と話をそっちに持っていかないとならない事情でも?
お国大事な話にしないと検閲通らないのでしょうか?
勘ぐるには充分なアレとかコレとかのドラマを沢山観てきたんですけど。
お隣の国の人はこう言う展開で「そうだ!よくやった!」と手を叩くんだろうか?
私などはその辺りは全部要らないシーンだとおもうのですが……
まあね、私などにはわからないあれこれがあるのかも知れない。
義理と人情を 秤にかけりゃの言葉が随所で思い浮かんでしまった。
若い人は知らないかもしれないけど昭和の人間なら皆知ってる言葉。
このドラマどっち向いても義理と人情を量ってませんかね……
そして義理を重んじる世界だからね──
しかしその義理、本当に必要な義理なのか?
現代の私たちなら見ていて突っ込むよね。
なんでぐるぐる?
そんなに義理が大事な人たちに愛情とか友情とか無理難題押しつけなくていいから……
二度目に見た感想がとにかくこれ!
カップルが複数いる割には全く幸せじゃない!
誰か幸せになれよ!と突っ込むでしょ!
義理を重んじたら他は犠牲になるからそんなに恋人と友人の安売りしたら悲劇ばっかりになってしまうの当たり前じゃん。と突っ込みつつ……でもこの話は面白いんだよなぁ。
江湖の話はみんな好きなんだけどキャラ設定が面白いし……て思うと、やはりそれは悲劇背負ってるからなのか。
うーん、難しいね。
回収してないモノがあれこれある感じではあるけど十分長い話だからなぁ。
要らない部分が相変わらずたくさんあるからその辺整理してほしい。
疑問やら不満はあるものの、江湖の勢力争いとか権力争いは面白く、若い世代が命を張って正義を守る展開は大変面白いです。
人が死にすぎとは思うけど……
いつも書くように勧善懲悪でないところがまた面白いところ。
肝心の主役、左卿辞の立ち位置がもやっとするのだけれど、この話は主演の二人以外が面白いと私は思うのです。
江湖好きな人、琅邪榜と比べたらB級になってしまうけどそれでも群像劇としても面白いのでまだの人は是非どうぞ。