本人様の情報とかではなく、作品の印象や感じたことを語っています。
個人的な見解、感想ですのでご了承ください
素晴らしい作品を提供していただいて、ありがとうございます!の言葉しか無いのですが…………
日本語の正式版が現在「魔道祖師」と「天官賜福」しかないのでこれからも正式な日本語版を出版社さんには出していただきたいです。
読んでいてこの人凄いなと言うのは人物の姿かな。
外見のことではなく、心理描写とも違う……それも含めてではあるんだけど人物の生き方、理想とするもの、信じているもの、自分というものの在り方。
それらを的確に、深掘りしていて人物像がとても深い。
通りがかりに見たネット情報なので正確かは責任持てないのですが、好きな日本のBL作家が木原音瀬と見掛けてなるほどなぁ〜と納得してしまった。
私もBL作家で一番好きなのが木原音瀬さんで、なぜ好きかというと人間を天邪鬼かと言うくらいこねくり回して裏から表から、更に裏返して隅まで捜す……みたいな物語を書くからです。
人間て本当に単純じゃない。
本音も言わない見えない、そう言う人も居る。
そしてそう言う人たちの恋愛模様や行き方はとても興味深いです。
墨香銅臭さんの話もそう言うタイプの作家さんと感じました。
全巻日本語で完結してるのが「魔道祖師」なので今回はそれを例にとって話しますが、私が読んでいて興味深かったのはもちろん魏無羨と藍忘機、この二人はもちろんだけど、その他に江家の全員。
藍曦臣、聶懐桑あたりの人物像はものすごく興味をひかれます。
江澄と藍曦臣についてはブログの他記事で個別に触れているのでそちらを読んでもらえればと思います。
江家はママとパパの関係もそうだけど個別の人物像にはとても興味あります。
パパはヘタレなだけかとも思うのですが、ママのあの捻りすぎた性格は本当に興味ある。
物語単独でひとつ出来上がりそう。
具体的に墨香先生は原作では語ってないけどこのママについては細かく設定してた様な気がするんです。
娘時代から読んでみたい。
語りにしか出てこなかった魏嬰ママも同じで魏嬰とそっくりな性格の女であるママのあれこれも物語出来そうで、この全く違うママ二人に私は興味津々です。
BL小説なのに(笑)
想像、妄想は膨らむ。
つまりはそれだけ見えてないところまで興味を持たせるくらいの奥深さがある作品を書けることが凄いなぁと思わせる。
お姉ちゃんも弟二人をどんな目で小さい頃から見てたのか←具体的に
そのお姉ちゃんがなんであの男がそんなに好きだったのか。
その辺の心理がとても興味深いです。
多分人物が魅力的に書かれているから書かれていない背景まで気になるんだと思うし、行間だとか、背景だとかがこれだけ膨らんで興味持てるのが凄いと思うのです。
あちらのお国の作家さんと言うことで活動だけでも自由に行かず、ましてや作品に関してのインタビューなどが聞けるわけでもなく、何もサブデーターが手に入ったり見たり出来ないのでねぇ残念で仕方ないですが。
きっと書くときのプロットはもちろん、人物達の書かれていない背景の細かな設定が本当に知りたい。
知らないからあれこれ勝手にこちらが考えたりも出来るわけですが──
残りの作品も是非是非公式発売して欲しいです。
出来れば作品を自由に生み出せる環境で過ごしていただければ勝手ながらファンとしては嬉しいです。
木原音瀬先生は作品はほぼ作家買いなんですけど、墨香銅臭先生もそうなると思います。
現在は「天官賜福」の続き待ち。
次の可能性は渣反かなぁ。
中国語版買ってしまったけど、もちろん全部読めてない。
早く日本語版を公式で読めるのを願っています。