チャオ・リーイン
ケニー・リン
ショーン・ドウ
リー・チン
シン・ジャオリン
ダン・ルン
最近、以前見たもの見返してる。
特にブログ書いてなかった以前のものは記録に残すためにも見直し中。
楚喬伝はアマプラで無料で見られた頃に見たんだと思う。
二年近く前かも。
自分の中では評価が高い作品。
ネタバレな感想なのでご注意!
結末まで感想ネタバレしてます。
キャラクター生死を含めネタバレOKな方のみどうぞ
この頃の作品は総じて自由度が高くて良作が多い印象なんだよね。
多分規制が今よりずっと緩くて制作がやりやすく、お金もかけてた気がする。
この辺りから陳情令辺りの時代までは良作多し。
チャオ・リーインはこれが何作目かなぁ。
役柄が好きというよりはいくつも見た彼女の役の中でこの役が一番輝いていた気がする。
この役やってよかったね〜て感じ。
今では考えられない人たちで埋め尽くされてる脇達は贅沢のひと言だし。
初っ端からアレな話ではありますが……
とてもいいドラマなのに終わり方が……なんですよ、
つまりはスッキリ終わってない中国ドラマあるあるというやつです。
それを差し引いても私はいいドラマだとは思ってはいるんですけど……
続編の噂はあるようです。
でもこれもあるあるの理由で肝心のチャオ・リーインが続投するかはわからないとか。
そもそも原作小説に問題があったようで、それが脚本にも影響があり、楚喬伝は原作とは違う方向へ行った挙げ句に終わりが?になったようです。
なのでリメイクの話まであるとかで、そうなったらキャストから何から白紙でやり直すって感じですかね。
公式の発表はなく、年数も経ち、チャオ・リーインもあれから出世したとなるとギャラとかスケジュールとかあるだろうからお察しですね。
それでもいいドラマですから見て欲しいな。
出だしはこのドラマで有名な『人間狩り』
奴隷の扱いの中でも珍しいシーンだとは確かに思います。
撮影も大変そう。
CG使うとは言え、女優さんたち結構走ったんじゃないのかな。
そんなシーンからずっと奴隷として虐げられる場面が続きます。
小六(楚喬)は本当の親が別に居るのだけれど、気づけば事情があり兄妹みんな奴婢で、でも助け合って仲がいい。
いい人達に囲まれてそこは幸せなのだけれど、幸せとはいえ奴婢だから他人の思惑で命さえ適当に扱われる。
ましてや悪意を向けられたら動物以下の扱い。
人間狩りの時にすでに宇文玥と燕洵に出会うのだけれど、どちらも小六を気に入ったみたいなので、それなら早々に引き取ってやれよ!と思ってしまった。
所詮奴婢なんてその辺の石ころと同じなのね。
目に入っているようで入ってないのと同じ。
しかしこの三人はどこまでも縁(因縁)が続いて行く。
運命とか縁って面白いね←ドラマだからなおさら
皇帝がウザいことこの上ない。
クズな皇帝も幾人か過去のドラマには居たけれど。
この皇帝はクズはクズなんだろうけどなんだかうざい。
気が小さいのか、疑り深すぎるのか、うじうじグズグズと燕北のことをなんでそんなに疑うのかと言うくらい疑う。
失うものが多くなると人間はこんな風になるのかと思う。
間違って千人殺そうとも裏切り者一人を逃がさないんですって!なんだそれ──
疑うことも大事だけどビクビクする必要は無いと思うのだけれど。
つまり頭脳があまり宜しくないから疑うだけで対策が立てられないのね。本当ならもしものときの対策だけ立てて鷹揚に構えてれば良いだけなのになぁ。
そしてウザいと言えばリー・チンです。
リー・チン史上一番のウザさの女(笑)
わがまま過ぎるし、頭悪いし、空気読まないしで、三重苦のウザい女になってます。
そのあと可哀想なくらいの目に遭うけど誰も同情しないかも。
中々の目立ちぶり。
彼女はこう言う役はハマりすぎるからやってはダメだと思う。
いまはヒロインしかやらないからとは思うけど、気弱なくらいか、病弱とかそう言う役をやって欲しい。
終盤、皇帝に言いたいこと言ったのはスッキリしたけどね。
いいドラマとは言いましたけど、出だしの突飛さ、奴婢から這い上がる星児(楚喬)の成り上がりというか這い上がり加減。序盤は満点、中盤は80点。
それが燕洵が悲劇の一途をたどり始めると同じレベルで不快な場面が続き、燕洵が徐々にクズになっていく。後半から終盤は50点だよ。
どの辺りが原作の盗作で、どの辺りを原作と変えたのかは私にはわからないのですが、宇文玥と楚喬が主役だから燕洵が闇落ちでも良いという設定なのか?
前半はむしろはっきりしない宇文玥よりも燕洵と一緒になれよ!とも思うくらいだったのに……当て馬とは言え酷すぎる。
復讐するのも結構。
むしろするべき。
だけどそれは個人でするべきだ。
なぜ単身乗り込んで皇帝の首を取らない。
周りを巻き込んで戦争にするのは間違ってる。
燕洵がクズになったのは自分の目的のために周りを巻き込んだから。
程鳶が嫌なヤツなのはそうなのだけれど彼が言ってることもわかる。
燕洵が大局を見て判断しないから部下が振り回される。
楚喬を憎んでも仕方ないこと。
女が大事なら王になどならずに二人で幸せになれば良い。
女は捨てられず、軍も統括できない。ましてやどちらも把握できずに振り回すだけなんて最低の男だ。
これが宇文玥と楚喬がタッグを組んで燕洵と戦うならそれも良し、しかし楚喬は燕洵の味方になろうというのにこれでは見てる方は……
それも確かに面白いけど後半ずっとこの設定ではヒロインが悪者みたいではないか?それか、おバカみたいではないか。人を見る目が無いと思えてしまう。
その時期が無駄に長すぎて、あの最後。
これはどうなの?作り手の思惑がまったくわからない。
キャラがそれぞれ面白いのにな〜
後半から出てくるダン・ルン面白いのに中途半端で終わってるし。
彼の活躍はこのあとみたいだけどね。
月七死んじゃったのは見てるみんなが嘆いたと思う。
シン・ジャオリンいい役だったよ。
脇でも目立ってたし。
続きがあったとして───
しんどいので見たく無いとも思いつつ、でも見ると思う。
予想するに、キャストも脚本も変えて作り替えるに違いないに一票です。