あおの華流記

中国ドラマ感想記……というか"萌え"と"愚痴"を語る

黄泉がえりの皇妃~鳳凰の涙~

 

 

夜君清/チェン・チョーユアン

姚莫婉/リー・モージー

 

夜鸂奕/チャン・ジュンニン

姚莫心/チェン・イエンチュウ

 

 

 

ネタバレな感想なのでご注意!   

結末まで感想ネタバレしてます。

キャラクター生死を含めネタバレOKな方のみどうぞ

 

 

 

 

 

 

皇帝とその弟

皇后とその妹

主役は皇后と(皇帝)弟です。

ややこしい人物設定。

 

 

 

 

 






 

 

冒頭で皇后は暗殺されかかり意識不明に。

その時なぜか妹と魂が入れ替わる。

 

ヒロインは器が妹で中身が姉という。

 

 





 

 

残りの器が姉、魂妹はずっと仮死状態なので寝てる姿と過去しかほぼ出てきません。

でも見た目はこの姉の器の方が美人だと思うんだけどなぁ。

私はこっちの方が好きだよ。

 

 







 

皇帝弟はもともと皇后のことが好きだったらしい。

 



 

脱出した皇后と巡り会うけど、その時の皇后は見た目は会ったことも無い(皇后)妹だし、彼女は襲われて落下して記憶が無い。

1話冒頭でこれだけひねった状態でスタート。

 

ここから皇后(見た目妹)の復讐が始まる。

手を貸すのは中身が好きな人とは知らない皇帝弟。

ひとつ間違えたらコントになりかねない話だけど進みます。

メインは入れ物妹な皇后とそれを知らない皇帝弟

 



 

 

 

複雑ながら序盤はヒロインも記憶無くしてたりして妹として過ごすけど記憶が蘇ると中身お姉ちゃんは陰謀に巻き込まれてたことを思い出し復讐に乗り出す。

 

前半の復讐の相手は実家の義母と義伯父。

この辺りまでは中々面白かった。

やなヤツを追い詰めるまでが痛快で。

実はもう一人姉が居る。

腹違いで義母の娘、しかも後宮にいるライバル。

 

 







 

この人美人だし、最初はそんなに悪い人じゃなかった感じだったけど、妹にライバル心丸出しでどんどん性格悪い女に。

母親が悪いけど、性格悪くなってくるのと同時に頭も悪くなってくる感じでどんどん馬鹿丸出しに。

最後はよくあるパターンで退場です。

 

 

皇帝とその弟はもともと皇后(姉)が好きでこちらもライバル。

色々あって皇帝に嫁ぎました、しかし…………って言うのが中盤の展開。

この辺りからお察しのうだうだ展開になる。

 

政治的な陰謀と後宮の陰謀。

そして後半は戦でケリを付ける中国ドラマあるある展開。

 

疫病とか、食糧難とか、隣国との婚儀やら何回見たかわからない展開はむしろ安心展開かも。

だって転がる先が今までさんざん見てきて分かってるから(笑)

 

 

はっきり言ってB級ドラマだと思う。

でもカップルはハッピーエンドだし、言ったように安心展開、お決まり展開なのである意味見やすいドラマかもしれません。

 

ゆるく見守れる人にはお勧めです。

 

ただ最終話は要らなかったと思う。

死人増やすだけの、何の意味が?

35話で決着着いてたのにね。